いちゃもん。
昨日、病院の待合室で…名前を呼ばれるのを待っている時、私の隣にいた若い男性が、「おねえさん、あっ、おばさんっか!」と私の肩を二回ポンポンしたので、「何ですか?」と男性の方に顔を向けるとその男性、私にこう言った。「もう少しマシな顔をして待てよ~隣にオバサンみたいなのが座ってたら、こっちまで気分悪くなる」だって!私だって好き好んでこんな顔をしている訳じゃないし、どうして病院でこんな、いちゃもんをつけるんだ?と一瞬、呆気にとられていた。周りには私の他にも数人…だが、見まわしてみるとその男性の近くにはイスが空いているにも関わらず誰も座っていない…立って待ってる人が数人もいた。どうやら、この男性…自分の隣に人が座るのが嫌なようです。心療内科の待合室…ということもあり、「あっ…邪魔しちゃった?ごめんねー」とその席を離れた私。暫く様子を見ているとその男性は何やらブツブツ…診察に来た患者さんがドアを開けるたびに、「ウザいババアがまた来ゃがった!」と言ったりしている。その声が待合室に不気味に響きわたる…その後、その男性は医師と看護師の方たちに宥められるようにして外に連れて行かれ、玄関先で待機していた車に乗せられて何処かに行った。私は心の中で、「あぁ…カッとなって反論しなくて良かったわ~」と自分の鈍感な性格に感謝?していた。一歩間違えればとても怖い事になっていたかもしれない…そんなことを想像したら鳥肌が立ってきた。何でも無い様な事でも、怖く思う事ってあるんですね。