時を待つ‥
散歩で、何気に写した画像に その時に 思ったことを 書いてみました。自宅の近くに鎮座している小さな神社。巷の紅葉は終わりを告げたのに、ここは季節が止まっているかのようだった。神様の仕業なのかな?‥としたら、なんとも酔狂な神様ではないか‥冬の花‥といえば、やはり水仙でしょうか‥枯草の中で、力強く咲き誇り、その生命力に乾杯‥固いアスファルトの壁を破り、暑い夏を乗り越え尚も その姿をとどめる、ネコジャラシ‥いつか 遊んでくれる猫が来るのを 待っているかのようだ‥いつも行く花畑にて‥何処からともなく 水仙の懐かしい香りが漂ってくる‥香りのする方に、引き寄せられ、行ってみると其処には 沢山の水仙が植えられていた。植えた人の姿はなく‥ベンチに腰掛け 水仙を眺めながら 植えた人の顔を思い出す‥剪定された紫陽花の枝が まっすぐに伸びて 青空を仰いでいた。よく見ると、枝の間に豆粒にも満たない 小さな芽が付いている‥紫陽花の季節は まだ遠いのに‥散歩で行く小さな港にて‥港に浮かぶ小さな船と 船の大きさとは 不釣り合いと思われる 大きな網網の近くには、軽トラが止まっている。この風景にも、人の生活がある‥キラキラと光る水面は、漁夫の希望か‥