アカデミー賞発表
アカデミー賞が発表されましたね。主な賞だけですが、感想と一緒に書いてみます。【主演男優賞】 ドン・チードル 「Hotel Rwanda(ホテル・ルワンダ)」 ジョニー・デップ 「ネバーランド」 レオナルド・ディカプリオ 「アビエイター」 クリント・イーストウッド 「ミリオンダラー・ベイビー」★ジェイミー・フォックス 「Ray/レイ」 「Ray」公式ページへディカプリオ残念でしたね。「タイタニック」ではノミネートすらされず「ギャング・オブ・ニューヨーク」では主演のはずが、ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞でノミネートされる、という屈辱の経験が・・・今度こそはと大作での熱演でしたが、本当に残念。今回ばかりはライバルが悪かったですね、RAYのジェイミー・フォックスは激似でしたからね、しかも演奏も歌も吹き替えなしなんて神業ですわ~。出演者にオスカーをもたらす、クリント・イーストウッドじいさんにももうチャンスが少ないという意味では、オスカーをあげたかったなぁ。【主演女優賞】 アネット・ベニング 「Being Julia(ビーイング・ジュリア)」 カタリーナ・サンディーノ・モレノ 「そして、ひと粒のひかり」 イメルダ・スタウントン 「ヴェラ・ドレイク」★ヒラリー・スワンク 「ミリオンダラー・ベイビー」 「ミリオンダラー・ベイビー」公式ページへ ケイト・ウィンスレット 「エターナル・サンシャイン」ヒラリー・スワンクはあの若さですでに主演女優賞2度目の受賞です!喜びのスピーチでも、パワフルでしたね。バストラインがクッキリ出た、首が詰まったデザインの紺色のドレスが個性的でした。受賞のスピーチで感極まる彼女を見つめる、クリントじいさんの微笑ましい顔、愛情が溢れていて、まるで仏様のようでした。【助演男優賞】 アラン・アルダ 「アビエイター」 トーマス・ヘイデン・チャーチ 「サイドウェイ」 ジェイミー・フォックス 「コラテラル」★モーガン・フリーマン 「ミリオンダラー・ベイビー」 「ミリオンダラー・ベイビー」公式ページへ クライヴ・オーウェン 「クローサー」まずはモーガン・フリーマンが、オスカー初受賞といことに驚いた。彼が作品に出ているだけで、作品自体がギュッと引き締まる感じがするという貴重な存在感の名脇役俳優ですね。ジェイミー・フォックスの助演・主演での2冠は残念でした。【助演女優賞】★ケイト・ブランシェット 「アビエイター」 「アビエイター」公式ページへ ローラ・リニー 「Kinsey(キンゼイ) ヴァージニア・マドセン 「サイドウェイ」 ソフィー・オコネドー 「Hotel Rwanda(ホテル・ルワンダ)」 ナタリー・ポートマン 「クローサー」個人的にすごく好きな女優さんなので、すごく嬉しかった。彼女が尊敬しているというキャサリン・ヘップバーン役で受賞ということで喜びもひとしおでしょうね。ウエストに黒いリボンのついた、黄色いドレスも素敵でした。【長編アニメ賞】★「Mr. インクレディブル」(Buena Vista) ブラッド・バード 「Mr. インクレディブル」公式ページへ 「シャーク・テイル」(DreamWorks) ビル・ダマシュカ 「シュレック2」(DreamWorks) アンドリュー・アダムソン【監督賞】 マーティン・スコセッシ「アビエイター」★クリント・イーストウッド「ミリオンダラー・ベイビー」 「ミリオンダラー・ベイビー」公式ページへ テイラー・ハックフォー「Ray/レイ」 アレクサンダー・ペイン「サイドウェイ」 マイク・リー「ヴェラ・ドレイク」去年は「ミスティック・リバー」でショーン・ペンとティム・ロビンスに今年は「ミリオンダラー・ベイビー」でヒラリー・スワンクとモーガン・フリーマンにオスカーをもたらす、という快挙!!まさにオスカー請負人です。ホントに俳優の魅力を引き出すのが旨い監督なんですね。それより何より驚いたのは、クリントじいさんのお母様がお元気に出席されてたことです。ご長寿の家系なんですね。【作品賞】 「アビエイター」 (Miramax, Initial Entertainment Group及びWarner Bros.) 「アビエイター」公式ページへ 「ネバーランド」(Miramax) 「ネバーランド」公式ページへ★「ミリオンダラー・ベイビー」(Warner Bros.) 「ミリオンダラー・ベイビー」公式ページへ 「Ray/レイ」(Universal) 「Ray」公式ページへ 「サイドウェイ」(Fox Searchlight/20th Cenrury Fox) 「サイドウェイ」公式ページへこれまたスコセッシ監督、残念!解説の人が言ってましたが「アカデミー賞はニューヨーク派の監督、作品には厳しい」そうです。それに「アビエイター」のような大作はスコセッシ監督らしくない作品だそうで、それに対し「ミリオンダラー・・・」はまさにクリントじいさんらしい作品だそうです。この「らしさ」が一番の決め手だったのでは?・・・とのことでした。どの作品も見ていない私にはなんとも言えませんが、アカデミー賞が発表されると、あれもこれも観たくなってきますね。