へらぶなの戯言

　この何かと気忙しくクソ寒い年末にへらぶな釣りに行って来ました。

へらぶな釣りをしてる方々に盆も正月もクリスマスも関係ありまへん・・
ただ、水があれば　竿を　振るのみです。そんな訳で今日は釣り竿の研究
の為、和歌山県橋本市にある＜隠れ谷＞へ

へらぶな釣りを楽しむ為にはいろんな種類の竿がありますが材質的には
カーボン繊維で造られた竿と山に生えてる竹で造られた竿が一般的です。
この、橋本市は良い竹が多く自生していたのか竿師さんが多く住んでおら
れることでも有名ですが　云々・・・と、言う話を聞いた事があります。

へら竿の研究のレッスン１はこれ位にしといて次は実釣です。
何時もの様に両うどんの床釣りです。仕掛けは道糸０.６号・ハリス０.４号
で針は＜へら用かっつけ２号＞という５ｍｍくらいの極小バリです。
浮きは＜叡峰＞ですが、針が小さ過ぎて軽過ぎるのか浮きの動きがよく見えません
つまり、さわりと喰いアタリが紙一重で面白くありません。針を大きなものに交換
すると喰いアタリがはっきりしてきますがハリスも長くしたのでさわりが判らない
様になってしまったようです。ほんまに仕掛けのバランスって難しいし面倒くさい
もんです。まぁ～、ぼちぼち釣れるしのんびり楽しむほうが好きなので・・・・

竿は先日、退院してきた＜おんぼろ鉄ちゃん＞と新顔の＜若僧鉄ちゃん＞です。
若僧鉄ちゃんは暴れ過ぎて困り者です。２～３回位お灸？をすえてやらんとって
隣りの釣人さんが言うたはりました。おんぼろ鉄ちゃんはそろそろ現役引退で
隠居生活になりそうです。お隣りさんの総高野（高野竹のみで仕立てた竿）を
振らしてもらったんですが此れが又、エラク気持ちのいい竿で「くださ～い」って
お願いしたら「そんなに気に入ったのならどうぞ～」って言わんやろなぁ～


　しかし、隠れ谷池は面白い池です。超有名な竿師さんが食堂の洗い物の手伝
いをしていたりして　竿師の師匠でない素顔に触れあったりして・・・・