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カテゴリ:へらぶな釣り
寒気も緩み穏やかに晴れた師走は29日。
今年も、後3日となった日2011年の納竿を兼ねて 釣友のたーちゃんと法隆寺近くの<寺口池>に行って来ました。 青空に浮かぶ白い雲にウキが落ちて小さな波紋が次第に大きく揺らめきながら 真っ白な雲を薄い絹布のように波打たせる。 波紋は直ぐに消え去り、雲が元の姿に戻った頃にはウキは雲の中にプクリと 立ち静かに馴染んでゆく。一定のリズムで馴染んでゆくウキに微細なブレーキ が掛かったようにウキのトップが揺らめく。 「来る」。釣り人は息を詰めた。 やがて、餌落ちメモリより3メモリ過ぎて馴染み終えたウキが静かに息を吸う ように一メモリ戻したウキのトップがストンと落ちた。 「来た」。っと釣り人が見るより早く、ふっと右腕が動きへら竿の穂先には へらぶなの重さが伝わりわずかな弧を描いている。 へら竿が立つに従い穂先の弧は次第に穂持ちへと伝わる。鉤掛かりした へらぶなが底に向かって逃れようと抵抗する。へらぶなが逃れようと右へ 左へ頭を振るのが竿を伝わり釣り人の手にクイッ・クイッと伝わる。 底に向かって力強く潜ろうとするへらぶなをキュウと力強い竹竿のトルク で矯めるているときがへらぶな釣りの至福の時間。 水面に白い魚体が見える頃には元上、元竿も綺麗な弧を描きより力強く へらぶなを浮かせる。 「う~ん、これが凡舟調か?」 鋭く切れると言う釣味でなく、おおらかな切れ味で全域で高トルク感のある 竿・・・・「凡舟 11尺2寸 脇名:生粋 総高野竹」 浮子:叡峰うどんうき 道糸0.6号 ハリス:0.3号 鉤:関スレ4号 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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