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へらぶなの戯言

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2017.04.09
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雨は小降りになったり強くなったしていつまでも止む事はない。
すっかりやる気もなくなり、ただ「ぼんやり」釣人を眺めている。

管理人さんは言ってた。「昨日からはたき出しええ感じですよ」
そんな甘い言葉を信じてこんな雨の中竿を出したのに・・・・
アタリはたったの1回だけ・・・・しかも、「まぶ」


自分の腕を忘れて人を恨んでしまう「管理人さんの嘘吐き」
へらぶなは餌なんか見向きもせずに竿の下をうろうろ泳ぐだけ

でも、自分の事を「不幸」なんて思えない、もっと不幸な奴もいる
向こうの釣人なんかパラソルを忘れて合羽だけで釣りをしている。
鯉にハリスを飛ばされただけで後はサワリもないのに、諦めもせず
せっせと餌を打っている。

私は傘の下で濡れる事も無く、「まぶ」だが竿も曲がったから
自分より不幸な人間が居る事がこれほど幸せになれるのか・・・・
ぼうずなのに・・・・ちょっぴりと幸せな気分
「おれって悪い人間だったんだぁ」

と、そんな幸せな気分で眺めていると奴の竿が曲がった。
心がドキドキして「どうせ、ニゴイかケタバスやろ」と嫌な悪寒が
そして遠くから奴の声が
「写真撮ってやぁ」

俺は一瞬にこの世で一番の不幸せ者になった。

奴はにこにこしながらタモ網に魚を入れて歩いて来る。

俺は悔しさを隠しきれず、せめてもの反撃にでた。
「どーせ、まぶやろ~」号泣





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最終更新日  2020.10.17 10:32:42
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