藻に泣く
ダム湖のハタキも中休みに成り近所の野池に行って来ました。車で行ったらたったの4時間程度で行ける程の近所の野池です。車を停めて4歩も歩けば池に落ちてしまう位の好ポイントです。早速、台を準備して竿は夢弦の15尺で浮子は叡峰カンザシタイプを使って落ち込みの豪快なアタリを・・・・なんて、大好きなスタイルの釣りです。そうそう、台を置いたら次はマッシュボールにマッシュを入れて水を吸わせておいたので準備が整った頃にはホカホカのマッシュ餌が仕上がっています。タナは床まで2本強ですが、浮子1本程切って第1投水面の浮子がゆっくりと立ち上がりジワジワァ~っと馴染んでゆき・・・・・馴染んでゆき・・・・馴染んでゆかない?「あれ?」・・・・・で、悪夢・地獄の始まりです。原因は<藻>のようです。普段行くダム湖ではそんなものは無いので・・・・どないしょ?あちこち違う方向に餌を打っても藻が生えているようですなんとか小さな藻穴を見つけても振り込みは出来ないので落とし込みで打てばなんとか餌が馴染むようです。で、気が付くと日没。次の日は前日に在った筈の藻穴に餌を打ちますが、馴染まない。なんで~~~~~たぶん、風が吹くと藻が動くのではなかろうか・・・・・親切な方に藻刈鎌を借りて藻を刈ることにします。ただ8m近い柄の付いた鎌を沈めて藻を刈るなんてこれまた重労働です。いろいろ悪戦苦闘するのですが苦労の割には藻は刈れず、アホ臭くなってやぁ~めたで、2日目も過ぎて行きました。もう、家に帰りたくなるのをじぃ~~~~と我慢して3日目どうした事かへらぶなが急にハタキ始めへらぶなが腹を返して泳ぐ姿があちこちで見られます。なかには50を超える大きな腹をしたモノも居て気分はマックスです。何故か藻穴も復活していて餌打ちも出来るようです。どん強烈な引きはダム湖のへらぶなに勝るとも劣らない強烈さです。沖への走りを止めれればこっちのもので、勝負ありです。左右に走る引きを楽しみつつ玉網の中へ三日間の疲れも吹っ飛び苦労も報われましたが、好事魔多し。走り廻るへらぶなに藻が動いたのか藻穴も無くなり、夢のようなハタキもお昼には終わって池は再び静寂に包まれたのを見て・・・・納竿です。