へらぶな釣り(白壁の戦い)
中国史に残る三国志において赤壁の戦いは有名である。今、へらおやじさんから果たし状が・・・・・某ダムにおいて一枚長寸にての勝負ポイントは白壁にて早朝、一隻の舟に乗りポイントを目指しながら当ダムをよく知るへらおやじさんより各ポイントの説明を聞く。「あのでっぱりでは尺半を頭に入れ食いをしたな~」「あ~、あそこの赤土の所でも入れ食いで・・・・」暫く不釣状態が続いていたのですが最近、復調の兆しが見られると地元のFさんよりの情報をいただき今回の釣行先に決定したようです。早速、目ぼしい場所を見つけオダに舟を係留します。へらおやじさんは、雷電11尺にダムへらキープ17号でサナギたっぷりのくっさい餌です。私は風切竿の13尺にゴスケの18号でマッシュに赤へらの上品な正統派巨べら仕様です。いざ勝負です。先ずは私に尺3サイズのへらぶなが・・・・・う~ん、チョッと不細工です。へらぶなのようなのですが?最近、へらぶなを見ていないので疑惑の1枚!写真も撮らずにリリースします。へらおやじさんもサナギが効いたのか同クラスを釣り上げて「これは、違うで」 と呟いてはります。しかし、次にあいベラが釣れると疑惑の一枚がへらぶなに見えてきます。次第にへらおやじさんは爆釣モードに突入です。釣りまくります! まぶ・あいべら・疑惑べら・・・・入れパクです。時間が10時になる頃、へらおやじさんが「おやっ」という魚を釣り上げます。今までとぜんぜん違う綺麗な体高のある奴です。そうです、本物のへらぶな様のお出ましです。釣れる魚が鮒からへらぶなに変わってもへらおやじさんは爆釣モード全快。「あかん、40無い・・・ちゃんべらばっかしや~」なんて、贅沢な愚痴を言いながら「あれ、古天峰さん・・・なんで釣らへんの」なんて、優しく余計なお世話の心配顔でプレッシャーをかけてくれます。私は、疑惑ベラ1枚(へらでは無い)の後、さわりだけでアタリが無くいつものぼうずモード全快。やっと掛けたらオダに入らればらし「今のは50はあった」なんて嘯きながら竿を無法松の11尺へ*白壁前で爆釣中のへらおやじさん*勝負の大勢はへらぶなを釣り上げているへらおやじさんに在りかと思われる頃、私も一発逆転を狙い餌をマッシュからグルテンに変更早速に尺3クラスのへらぶなを釣り上げ勝敗は予断を許さぬ展開へと私の方は午前中に打ったマッシュが効いている筈?です。続けて来たのが<40.5>40オ~バ~です。「勝負あった!!」と、間も無く今度はへらおやじさんが良型を釣り上げ検寸すると<41.1>41オ~バ~です。まあ、私は50オ~バ~狙いの巨べら専門の釣人ですから、40クラスのへらぶなで勝ったとか負けたとかなんて気にしません。型的には少々残念でしたが傷一つ無い美べらを見られ最高の釣りでした。今回の釣りにはボートの手配から全てに地元のFさんに大変お世話になりました。しまった!!!お土産に<もみじ饅頭>買うの忘れた~