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カテゴリ:みつめるもの
膿み出し。 古く滞っていたものや、自分の中の古いけどなかなか変えられない習慣やら固まった感情やら、思い込みやらが、どっと出てきている気配です。 家庭も職場も、目の前に展開している日々の出来事は、内なる膿を出すようなことが続いています。 そうか私は腐っていたのか・・・熟成ではなく。苦しいことに囚われて、でもその中でぐるぐるまわっていたのだと思います。それは、人生はそういうものと思っているから、のようです。 以前紹介した「ヒーリングコード」ですが、約1ヶ月半、続けています。 自分で自分を癒す方法のひとつです。古く、すでに現在の自分にとって適切でない「思い込み」。 たとえば、幼い頃に親に何気なく言われた「いい子にしていないと幸せになれないよ」と言う言葉にしばられて、他人にとってのいい子ばかりを演じて、なかなか自分の本音が出せずに苦しい生き方になっていたり。いいことの後には必ず落とし穴がある、と言われた事を信じ込んで、その通りの生き方になっていたり。 そうした思い込みが、私たちの行動を9割支配していることに(潜在意識の中にあって、なかなか手出しが出来ない)、気がついていながらどうしようも出来ないものとして、ほぼ諦めていました。 これとつき合っていくのも、自分の性格もふくめて運命だろうと。 が今回、これをやってみて感じたこと。 動きます。 古い感情。思いこんでいた、記憶にまつわる気持ち。行動。 私は約50日続けながら、薄皮がはがれ落ちるように、どんどん楽になって来ていて、とうとうこの1週間で根っこの大物が登場したような場面にいます。 まるで、私の古い思い込みが、舞台のシナリオを作り、苦手で避けたい場面、苦手な人間関係、押さえ込んできた感情を感じる場面のオンパレードになっています。 その中で、戸惑いながら、今までと異なる行動を選択する自分が生まれています。 以前は、怒って、争うのが苦手なので、結構すぐにしかたないと諦めて、自分の中の未熟さを鑑みて反省し、状況を分析し、感情は表に出さずに封印。しかしいつか暴発する瓶となって、蔵にしまわれる、のパターンでした。心の奥の蔵に、それらが沢山貯蔵されてる感じです。 今回は、驚き怒り、人に話し、愚痴り、感情をしっかりと味わい、未熟さなんて反省せずに、しばらく悩みながら自分の中に置いてから、瓶にしまわずにヒーリングコードでその「源」の思い込みに降りていく。そして、癒す。 繰り返しています。昨日も、どっと来ましたので、今日は時間をとって温泉に行き、身体をほぐした後に徹底的にやりました。 とてもとても楽になりました 小学校時代の先生の一言や友人の冗談、幼い頃の親の態度など、こんなに鮮明に覚えているのだと驚いてしまいますが、それらがどんどんクリアになっていきます。 まだまだ続けていくつもりです。私は特に、「鼻梁(眉間)」のヒーリングが心地よく、強烈に感じます。自分の手の先から、あたたかいものをありありと感じます。 本にも、これはセラピーでも、カウンセリングでもないとありますが、元々すべての人に与えられた技術が発見され、こうして伝わってきてありがたいです。 どうしていつも同じパターンで失敗するのか、言いたくないのに言ってしまうのは何故か、やりたくない行動を、なぜいつもやってしまうのか。 よくわかります。 ゆっくり丁寧にひとつひとつ。感情を感じながら続けています。 本の中の体験談に、数十年の症状が数日ですっかり治癒した!と言う羨ましい人もいますが、私は私の最善のペースで展開しているのだと確信のようなものを感じます。 著者は、ヒーリングコードと同時に、祈りの言葉を唱えるように英語で勧めていますが、私は個人的に気に入った日本の言葉にしています。 「ハルチ ウムチ ツヅチ」 なかなかいいです(興味にある方は検索してみて下さい。張る(春)、生まれ、続く~の流れの呪文です。) 膿出しは、まこと、「生み出し」です (最後は、海だし~と行きたいところです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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