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カテゴリ:龍勢笛吹日記
今宵、和風カフェ楽風(らふ)さんでミニコンサートがあり、素晴らしい歌とバイオリンとピアノの演奏を聴く機会に恵まれました。 そして有り難いことに、オープニングで龍笛を奏する機会をいただきました。 夜の雨の中、桜の花びらが水たまりに浮かんでたいそう幻想的な雰囲気の中で、第一声・・・さくらに宿る女神様に向かって吹き始めました。音は伸びやかに桜に向かい、すうっと軽やかに流れていきました。 そう、龍笛は、雨の日と相性がいいのです。だって、龍の鳴き声を模したものがこの楽器の由来ですから。龍は水を司る神。「りゅう」は「流」に転じ、その流れゆく様こそが本質となります。 越天楽の一曲でしたが、いやぁ・・・さくらに向かい、皆様に向かい、自分の中心に向かいながら奏することができて本当に幸せな一時でした。 音は、すべての人を、心を、時間を越えて、空間をも超えてつなげていってくれます。 いろいろと仕事や用事が立て込んで、てんてこまいの状況の中、一時の幸せを満喫することが出来ました。 本日縁あってお会いできた皆様、楽風の皆様、そして、庭のさくらの女神様に感謝 雨の中、こちらに向かってにっこりと微笑みながら佇んでおられたのを感じました。 まさに、ごほうびの時間でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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