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カテゴリ:童謡・童話
雪の降る街を 雪の降る街を
想い出だけが 通りすぎてゆく 雪の降る街を 遠い国から 落ちてくる この想い出を この想い出を いつの日かつつまん 温(あたた)かき幸せのほほえみ 雪の降る街を 雪の降る街を 足音だけが 追いかけてゆく 雪の降る街を ひとり心に 充(み)ちてくる この哀(かな)しみを この哀しみを いつの日かほぐさん 緑なす春の日のそよ風 雪の降る街を 雪の降る街を 息吹(いぶき)とともに こみあげてくる 雪の降る街を 誰もわからぬ わが心 このむなしさを このむなしさを いつの日か祈らん 新しき光降る鐘の音(ね) ========== 内村直也作詞・中田喜直作曲 童謡というわけではありませんが、冬の歌で一番好きな歌です。 この歌を紹介するのは、少し早いかな?でも12月になったことだし…^^ Wikipediaによると、「この曲の初出は1951年にNHKラジオで放送された連続放送劇「えり子とともに」の挿入歌としてであった。初回放送前日に時間が余ることが分かり、その時間を埋めるべく急拵えで制作されたが人気が出たため二番以降が制作され、高英男の歌唱によりレコードも制作されヒットした。」そうです。 時間うめで急遽作って、この名曲!すばらしすぎる! 冬の歌は「しっとり聞かせる」歌や「暖かく心にしみる」歌などたくさんあります。 この歌を聴くと、雪の降っている夜、空を見上げると街灯のひかりに浮かび上がる雪と、もっと上空の灰色の雲から降ってくる雪をシチュエーションとして、思い浮かびます。 それは、イメージなのか、思い出なのか、、、思い出だったら、その時、楽しかったのか、悲しかったのかは覚えていません。 ただ、強烈なイメージとして残っています。 とても懐かしい、ちょっと寂しくて、でも温かい…へんな気持ちです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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