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秋桜日記

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2007.08.11
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カテゴリ:童謡・童話
我は海の子白浪(しらなみ)の
さわぐいそべの松原に、
煙たなびくとまやこそ
我がなつかしき住家なれ。

生れてしおに浴(ゆあみ)して
浪を子守の歌と聞き、
千里寄せくる海の気(き)を
吸いてわらべとなりにけり。

高く鼻つくいその香(か)に
不断の花のかおりあり。
なぎさの松に吹く風を
いみじき楽(がく)と我は聞く。

(今の教科書では、以下は載せていません)

丈余のろかい操(あやつ)りて
行手定めぬ浪まくら、
百尋(ももひろ)千尋(ちひろ)の海の底
遊びなれたる庭広し。

幾年(いくとせ)ここにきたえたる
鉄より堅きかいなあり。
吹く塩風に黒みたる
はだは赤銅(しゃくどう)さながらに。

浪にただよう氷山も
来らば来れ恐れんや。
海まき上ぐるたつまきも
起らば起れ驚かじ。

いで大船(おおふね)に乗出して
我は拾わん海の富
いで軍艦に乗組みて
我は護らん海の国
==========
作詞は宮原晃一郎(1882年 - 1945年)(芳賀矢一(1867年 - 1927年)が作詞・または改作とする説もある)、作曲は不詳。
文部省唱歌(六年)
1910年(明治43年)に『尋常小学読本唱歌』に発表された。敗戦後7番の歌詞が教科書から削られた。1947年から現在まで小学校では3番まで教えられている。2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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約100年前の作詞なので、言葉がわからない・・・><
んで、ちょっと調べてみました。
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とまや【苫屋】
苫で屋根を葺(ふ)いた、粗末な家。苫の屋。苫屋形。

じょうよ【丈余】
一丈(約3メートル)あまりあること。

ひゃくひろ2【百▽尋】
(1)一尋の一〇〇倍。
(2)〔非常に長いことから〕はらわた。腸。[書言字考節用集]

ちひろ【千▽尋】
〔「尋」は、両手を左右に広げた長さ。中世には「ちいろ」〕非常な深さ・長さにいう語。
「―の海底」

かいな【▽腕/▼肱】
肩からひじまで。二の腕。あるいは、肩から手首までの間。うで。

(三省堂「大辞林 第二版」より)
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この歌も、大変好きです。夏と言えば、絶対この歌です。
私なんか、冬でも口ずさんじゃいます^^。





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最終更新日  2007.08.11 20:23:19
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