Kou's Wonderland

　BOSTONと言うアメリカのバンド。
　７０年代に１枚目のアルバムを発表し、その後３、４枚目は８年ごとに発表する
とても気の長い（笑）バンド。
　でも、アルバムを出すたびにアメリカのヒットチャートのトップを賑わせていた。
　More than a feelingとかAmandaとか、大ヒットになったから聞いたことある人
多いと思う。

　最近このBOSTONの曲を自分で演奏して録音しようかとか思い立って、久し振りに
聴いていて、ふと、「前のアルバムからもう８年以上は経っているな」って気がついて、
ネットでいろいろ検索してたら・・・・

　自分がBostonを好きになったのは、Tom Scholzのハーモナイズドギターも
あるけど、何と言ってもボーカルのBrad Delpの声！
　透き通るような高い声だけど張りがあって、まさに自分の中ではKing of Vocalist！
　Voice of Boston、いや、Voice of Americaと思っている。
　（実際、Bostonの３ｒｄまでのアルバムのボーカルはすべてDelpの多重録音）

　それが・・・昨年亡くなっていたなんて・・・ 

　公式サイト を見ても「ベジタリアンだった」って書いてあるだけで死因については
よくわからない。（Wikipediaによると、一酸化炭素中毒による自殺・・・とある）
　もう昨年既にTribute Liveも行われ、代わりのボーカルもいたしい。
　（Heavy MetalのStryperと言うバンドのボーカル、Michael Sweetらしい）

　正直、かなりへこむ。
　TOTOの初代ドラム、Jeff Porcaroが亡くなった時も数日落ち込んだりしたけど、
ある意味自分の中の「目標」と言うか「目指すもの」であった人がいなくなった気がする。

　もうあの声は、アルバムの中でしか聴けないんだな。 

　We've just lost the nicest guy in rock and roll
　（公式HPより）

Babe, Tomorrow's so far away....