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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2007年10月17日
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カテゴリ:第三章 188 ~ 240 話
.
グ・リョクコウ
  「チョンミン、お母さんが倒れたぞ !? 」

 熱弁していたチョンミン、サッと母に目を向けた。
 そこには、背中に矢が刺さった状態で、うつ伏せになって倒れる母の姿が。

テイ・チョンミン
  「お、オカァっ!

 母の元に駆け寄るチョンミン。

テイ・チョンミン
  「オカァ、しっかりするだっ! トウチャっ! オカァが倒れたっ!」

 目の前の自宅に向かって父を呼び出すチョンミン。

テイ・チョンミン
  「こぉのぉ~、だれだっ!

 立ち上がって向き直り、遠く村の入り口を見たチョンミン。
 その一点を目掛けて走り出したっ!

 異様な事態を察知した調査隊の面々、食事中の器を地面に置き、次々に立ち上がる。

 ブルーガーは冷静にチョンミン母の元に歩み寄り、矢に付いていた矢文を取り上げて
 文面を読んだのだった。



 おふれ2



ブルーガー
  「全員、構えろっ! 敵襲だっ!  敵は大竹林寺成り。」

チョウ・ギョッキ
  「大竹林寺だと・・・?」
ブルーガー
  「そうだっ! 伝説の[石]を守る、その部族の正体だっ!
   全員で迎え打てっ!」

 『サーっ!


 村の入り口へ走るチョンミンに向かって、数十本の矢が射られたっ!
     シュ シュ シュ シュ シュ シュ シュ
       シュ シュ シュ シュ シュ シュ シュ
         シュ シュ シュ シュ シュ シュ シュ

 『 ハイ、ハイハイハイハイハイっ!
    スコ スコ スコっ

 チョンミンはそれに気づき、手套でものの見事にそれらを払いのけた。
 数本の矢が地面に刺さるその場に立ち止まり、矢が飛んできた右の森を見るチョンミン。




 森_005





ブルーガー
  「グ・リョクコウ、前の5人を従えて、右の森の中へっ!」
    『サー!

 素早く森へ消えて行く6人。

ブルーガー
  「同じくギョッキ、5人従えて左の森だっ!」
    『サー!

ブルーガー
  「前の2人、チョンミンと供に入り口に回れっ!」
    『サー!

ブルーガー
  「残りの二人、後ろの森の入り口を見張れ。」
    『サーっ!

 さすがスペック-1戦闘員、素早い身のこなしで、指示された場所へと散っていく。

ブルーガー
  「そして私は・・・・貴様らを退治するっ!」

 突然ブルーガーは、その場より森手前に当たる左右の地面に向かって、左手で指差し、
 続けざま、


 ブォーーーーっ!
     ブォーーーーっ!
         ブォーーーーっ!

                     ブォーーーーっ!
                         ブォーーーーっ!
                             ブォーーーーっ!


 と、ピンポイントで数発ずつ ファイヤービーム炎 を発射したっ!
 そして左手を胸に当て、拳を握った。

 すると、打ち抜いた6箇所同時に地面が持ち上がり、中から例の人間もぐらが出てきた
 のだった。
 土を下に落下させ、遺体を地面に放り出すブルーガー。



  ~
    ~


 森_004


 こちらは森の中のグ・リョクコウ。
 注意深く辺りを伺いながら歩を進める。

 すると突然、空中から無数の矢が射られたのだった。
   『ぐわっ
 避けきれず、数人の戦闘員の手足に刺さる矢。
 それでも素早く手套で叩き落としていた。

 見ると、木々をまるで猿のように渡りながら、矢を射る人の姿が数十人といた。

グ・リョクコウ
  「ハイっ」

 リョクコウはジャンプして、木々を伝って渡る人間を蹴り抜いたっ!
   『うぉっ』  ドサ
 続けざま、木の枝を伝いながら、次々と猿人間を倒していく。



  ~
    ~


 森_003


 こちらは左の森のチョウ・ギョッキ率いる6人。

 右の森と同様な展開となり、ギョッキの素早い蹴りで猿人間を撃破していた。



  ~
    ~


 森_006



 村の正面入り口を張るチョンミン他2人。
 見つめるその目前には、7人の大男がのっし、のっしと巨大な武器を手に前進してきていた。

 その大男の手にしていたモノは、
    巨大な曲線的な片刃の剣(つるぎ)。
      長い槍に大きな斧(おの)。
 そしてある者は、鉄の球に角(つの)のように短くとがった突起をいくつも配した大きな
 鉄球を、鎖で繋いで引きずる者も。


               



テイ・チョンミン
  「な、なんだこいつら・・・・」  (ゴク・・・)

 化け物でも見るような顔をしている3人。
 身構えるその手にも汗がにじみ、額からも大粒の汗が吹き出ていた。
 無意識に、おのずと一歩、また一歩と後退していた3人。

 その様子を後方の広場から伺うブルーガー。

 7人の大男は、丸で我関せずとばかりに、だたひたすら、のっし、のっしと前進してくる。
 村の住居地入り口を越えたところで、先頭にいた3人だけがそのまま3方に別れるように
 前進を続ける。 他の4人はその場で止まって待機するようだ。

 次第に、自分の相手が決まりつつあるチョンミンら3人。
 それぞれが腰に付けた片刃の剣をゆっくりと抜く。 シャリーーンきらきら

 チョンミンの前を進む大男が、手にした鎖を短く持ち、引きずっていた鉄球を自分の
 頭の上で回し始めた。

      ヒュン ヒュン ヒュン

 チョンミンは自分の正面を向かってくる大男の右隣りの大男の、巨大な曲線的な片刃の
 剣(つるぎ)を見て思った。

テイ・チョンミン
  ( こ、こいつらだ・・・・うちのご先祖様を真っ二つにした種族ってのは・・・ )




第224話 改新大戦の始 4 へ
(思った通りだぜっ)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。









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最終更新日  2020年09月23日 11時14分42秒
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