カテゴリ:第三章 241 ~ 300 話
だが突然っ、川から戦闘員達に向け、一直線にレーザービームのようなものが放射されたっ! ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ ピシっピシっピシっピシっピシっピシっ 一瞬で戦闘員を突き抜ける水のレーザービーム。 『うわっ』 『んぬっ』 『ぐわっ』 射抜かれて、バタバタと倒れる戦闘員達。 [水軍長]第二進軍長(とう すいじゅ) 「[水軍長](とう すいじゅ)、冷酷のシャーク 見参っ!」 黒鼠 二(りャンクン) 「くそっ、何なんだこいつら! 次から次へと!」 ガシっ ドスドス 黒鼠 一(イークン) 「マジックばかり出しやがって・・・・前の敵に集中できないっ!」 ズコズコ ガシ、 ズコーン! 黒鼠 リーダー 「クラウス様、我々も戦線に突入しなければ、このままでは隊が全滅しますっ!」 クラウス 「そう焦るなリーダー。 新手も参戦してきた今、やつらの手の内を見届けてからでも遅くはない。 何より守るのは隊ではなく、背中の施設だ。」 黒鼠 リーダー 「は、はい・・・。」 クラウス 「それに、黒鼠3人はスピードと腕前はスペック-1の中ではスバ拭けている。 軍長らの繰り出す技を見切れば避けられるであろう。 だが、その軍長らの周りは劣勢だな・・・・。」 [火軍長]欧陽 康(おうよう こう) 「炎投帯っ!」 ぶおぉぉぉぉっ 戦闘員 『ぐわぁぁぁ』 [土軍長]杜 土俊(と どしゅん) 「奈落穴っ!」 ズボっっっっ ┐┐┐┐ ┌┌┌┌ 戦闘員 『うぉぉぉぉ』 [水軍長](とう すいじゅ) 「いくぞっ、 切水刃っ! 」 シュパっ シュパっ スパッ スパスパっ [空軍長](りゅう くうさい) 「 飛燕刃っ! 」 スパスパッ スパスパっ スパっ 空中から滑降してきた[空軍長](りゅう くうさい)、 その身につける翼で次々と戦闘員を真っ二つにっ! ズシーーン ズシーーン 巨大な地響きと共に、[力軍長]王 極鵬(わんきょくほう)その巨漢が、敷地中央で戦況を 伺うクラウスとリーダーの元に近づいていた。 さらに空中で身をひるがえして、[空軍長](りゅう くうさい)もこの二人目掛けて、 その翼の餌食にしようと後方から疾風のごとく一直線に進んできたっ! 黒鼠 リーダー 「愚かな、そんなノロい速度で我らに向かって来ようとは。」 シューーーーーー [空軍長](りゅう くうさい) 「 食らえっ! 飛燕刃っ! 」 ガシっ ドスっ リーダーは、まるでスローモーションの相手を避けるが如く、背後に迫る[空軍長] (りゅう くうさい)の羽根を屈んで避け、手にしていた剣を鞘から抜かず、その鞘の下端部 で横っ腹を一突きっ! たまらず[空軍長](りゅう くうさい)は地べたに 転げたのであった。 ザザザザーーー [空軍長](りゅう くうさい) 「 うぐぐ・・・・」 横っ腹を押さえながら苦痛の表情で四つんばいのままリーダーをにらむ。 雷が一閃っ!
黒鼠 リーダー 「笑止。 格が違うっ!」 ズシーーン ズシーーン [力軍長]王 極鵬(わんきょくほう)がクラウスの目前に迫った。 [力軍長]王 極鵬(わんきょくほう) 「覚悟せー、そこのデカイの。 我らのその刀、お前に振り回せるものかっ!」 一端立ち止まり、クラウスをにらみながら語りかける[力軍長]王 極鵬(わんきょくほう)。 クラウス 「振り回せるかだと? 食事の時に使うナイフと変わらんな。おまえこそ、 見かけだけの形と大きさだけの刃で、人を笑わせて勝てると思っているのか?」 片刃の刀を前に差し出し、牽制するクラウス。 [力軍長]王 極鵬(わんきょくほう) 「ではそのにやけた顔のまま、真っ二つにしてくれよう。」 クラウス 「さて、出来るかな。」 雷が一閃っ!
(なんなんだありゃ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月23日 11時35分48秒
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