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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2008年01月07日
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カテゴリ:第三章 241 ~ 300 話
.
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「なんだ、この女は・・・・」

和恵姉さん
  「久しぶりに登場~♪ *^ ^v 」

ザウバー
  「あ、ありゃこういちの姉貴じゃないか・・・・」
ゆうすけ
  「ね、姉さん♪」

和恵姉さん
  「キミが Ryuichi君かぁ。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「きさま、何者だっ! なぜそんな[力]を持っているっ!」
和恵姉さん
  「あらあら、知らなかったの・・・? 情報力が無いのね・・・・。
                         なら自己紹介するわ。
   私、こういちの姉の和恵。よろしくね (^_-)-☆ 」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「なにっ、姉さんだと !! 」
和恵姉さん
  「そ、以前、総本山対極試合にも出てたんだけどな。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「ばかな、この世代はこういちだと聞いていたが・・・・」
和恵姉さん
  「一時(いっとき)だけ代理でね。
   それよりこういちっ! いつまでも悩んでいるんじゃないのっ!」

         彡スボっ    スタっ

 地中から飛び出したこういち、和恵の後ろに着地した。 そのこういちに、

和恵姉さん
  「だから思いっきりでいいかもって、言っておいたでしょ。」
こういち
  「 ・・・・ 」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「姉さんも同じ能力の持ち主かよ・・・・。 くそ・・・・
   こ、この代に、南流の伝承者が二人・・・・き、聞いてねぇぜ・・・・」
和恵姉さん
  「残念だけど、私は伝承者じゃないわよ。まっ、能力はほぼ近いものがあるわね。
   同じじゃないんだけど。
   ねぇ、なぜ [陳南家] を継承しているのに私達に反抗し[三獣神]を助けるのか教え
   なさい。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
   ( くっそう・・・、それでこういちはこのレベルの戦い慣れをしていたのか・・・・。 )
  「なぜ助けるかだと? なら教えてやる。
   おれたち殺流は、[三獣神]を倒すのに反対だからだ。」
和恵姉さん
  「ふぅ~ん、反対なんだ。 まぁそうよね現に反抗しているんだから。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「いいか、良く聞け。
   この地に生ける生物は、みな自分が生きるために必死だ。生き抜くために食する。
   食するものが草や木の実や果物だったりもある。また昆虫や動物などの生物だったりも
   する。

   だが人間はどうだ。
   生きるために食するのは同じだからいいだろう。 ところがだ、

   生きる以上に自然を荒らし、環境を荒らし、自分達がよければいいという理由だけで
   必要以上に地球をボロボロにしているではないか。
   地球に生きる生物全てが迷惑をこうむっているってことだ。
   勝手過ぎるんだよ、人間は! 地球上の要らない生物、それが人間どもだっ!

   そんな自然を荒らす人間どもを一掃してくれる[三獣神]、素敵じゃないか。
   それを倒すという陳南家南流。 見過ごす訳にはいかないと教えられてきた。

   そこで、[三獣神]復活の日までに陳南家 南流のを倒すために特訓をし、その目的を
   達成するために代々日夜努力してきたのが我ら先祖であり、陳南家 殺流だっ!

   どうだ、解ったか。
   お前達を抹殺するために伝承されたのさ。 それがおれの代で成せるとはうれしいぜ。」

ゆうすけ
  「陳南家 南流を倒すためにだとっ !! 」
ザウバー
  「今日は次から次へと話が展開して、もう付いていけねぇーーっ!」

 頭を抱えてうめきだすザウバー。

ゆうすけ
  「うわーーっ!」

 手を離され、強風に飛ばされそうになるゆうすけ。 ザウバーがすぐにキャッチ。

こういち
  「なるほどね。
   おいら達を殺るために修行をか。 ご苦労なこったな。
   だが、おいらはその人間を、仲間のみんなを、[三獣神]から守るっ!
   お前が何を吼えても気持ちは変わらない。

   姉ちゃん、ちょっと戸惑ったけど、意は決っしたよ。
   
   Ryuichi、確かに人間は自分達の生活を良くしようと、化学物質を川や海に流し、水中の
   生物達に悪さをした。 自分の利益のために毛皮や象牙を高く売る目的で動物を殺した
   りもした。森林も伐採・・・生物環境にも、地球環境にも飽く影響を及ぼしたのは事実。

   それも今は、人間が禁止したり抑制したりして、戻そう、守ろうとしている。
   全ての人間が悪いわけじゃない。
   100人居れば100通りの生き方があるだろう。
   中には道を踏み外す人だっているのは分る。
   だけど、自分達で、他に迷惑をかけないように必死に生活している人だっているんだ。
   人は頭を使い、試行錯誤しながら生きていく動物なんだっ!」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「いや、その一握り程だとしても悪いものは悪い。
   いつの時代にもいるじゃないか。
   このまま放置すれば、この地球のために良くないっ!
   おれがこの手で皆殺しにする手だってあるんだぜ。

   だが、それでは人間同士のそれと変わらなくなっちまうんでな。
   すなわち、陳南家 殺流は、その人間を一掃してくれる[三獣神]を守り、
   それを倒すという 陳南家 南流を撃破することにあるっ! 」

こういち
  「ならばおいらは、こども達の笑顔、人々の生活での喜び、親子の愛、人間の生きる権利
   と、そして己の愛する人達、仲間を守るために[三獣神]とそして陳南家 殺流を
   この手で倒すっ! 」

和恵姉さん
  「Ryuichi、地球を愛しているという熱意なのか、悪い人間を葬りさりたいのか、
   いまいちハッキリしない志ね。
   それを伝承しているから? それとも腕試しをしたいのかな。
   自分の気持ちに正直に、私達とやりたいと素直に言えばいいのに。。。♪」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  ( ちっ、確かにこいつらとやり合えば、思いっきり全力で戦える。
    今まで身に付けた能力を思いっきり使える。 だから、
    それを口実に、自分の力を試したいという気持ちはあるが・・・・ )
  「ちがう。 この世の掃除役、[三獣神]を助ける、それだけだっ!」

和恵姉さん
  「まっ、いいわ。
   どのみちやりあわない訳にはいきそうにないものね。
                          こういち、青龍をっ!」
こういち
  「うん。」

 急に目付きを変え、竜巻の中からこちらの様子を伺っていた青龍をキリっとにらみ、
 再び、一直線に青龍に向かって突っ込むこういち。
         ☆ズバっ≡≡≡≡≡≡≡≡≡>>

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「 させるかっ! 」
         ☆ズバっ≡≡≡≡>>
            ≡≡≡>>★ズコーーーーン

 >>≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡バキバキバキ メリメリメリ

和恵姉さん
  「悪いけど、あなたの相手はこの私よっ!」

 和恵の強烈な蹴りを再び食らい、木々を次々となぎ倒し、遥か彼方で踏みとどまって止まっ
 た殺流伝承者 Ryuichi 。

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「く、くそう・・・・
   邪魔するか・・・・、ならばお前から倒してやるっ!
   女だからといって容赦しねーぜっ!」
 いくぜーーーーーっ!    うぉーーーっ!
 バシムカッバシムカッムカッバシバシっ★ムカッ サッ☆台風 ガシっ★
        ムカッガツムカッガツムカッガツ★


和恵姉さん
  「くっ・・・  ハイハイハイっ!」

 ムカッガシムカッムカッガシムカッガシっ★ムカッ サッ☆台風
     ムカッスパンっ★ムカッ サッ☆台風
  ムカッガシムカッガシっ★


陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「うぐっ、 お、おのれぇーーーっ!」
 スパンっ★ ムカッガシムカッムカッガシムカッガシっ★ムカッ サッ☆
                  ムカッガシムカッガシっ★ムカッ
       サッ☆台風

 ムカッバシバシムカッバシムカッバシっ
ムカッガツムカッムカッガツムカッガツ★ムカッ サッ☆台風

               ムカッガシっ★

         ムカッバシバシっ★ムカッ サッ☆台風 ガシっ★

                    ムカッガツムカッガツムカッガツ★
     ムカッガシムカッムカッガシムカッガシっ★ムカッ サッ☆台風
                   ムカッスパンっ★      ムカッガシムカッガシっ★ サッ☆
                    ムカッガシムカッガシっ★ムカッ
                ムカッバシバシムカッバシムカッバシっ★
                   ムカッガツムカッムカッガツムカッガツ★ムカッ サッ☆台風
       ムカッガシっ★




第251話 第一の[獣神]-10 へ
(おれも うずうず してきたぜ)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月23日 11時40分11秒
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