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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2008年02月04日
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カテゴリ:第三章 241 ~ 300 話
.
[水軍長](とう すいじゅ)
  「く・・・、
   なれば、水軍一斉射撃っ!  水砲バルカンっ!  打てっ!

 雫ピシピシピシピシピシピシピシっ
   雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
      雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
         雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
            雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
               雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
                   雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
               雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
            雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
         雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
      雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ
   雫ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ ピシュ


 物凄い密度のある水のレーザービーム、それも終わりを告げない連続発射だっ!


黒鼠 一(イークン)
  「 うわぁぁぁぁっ! 」

 その多くの戦闘員の身体を貫いたっ!

黒鼠 三(サンクン)
  「一(イークン)っ!」  伏せて避けていた三(サンクン)。 だが、

[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)
  「奈落穴っ!」  ┐┐┐┐ ズボっっっっ ┌┌┌┌

黒鼠 三(サンクン)
  「うおっ!」 


 三(サンクン)ら数人の体が地面に飲み込まれたっ!  グサっ グサっ グサッ
 地中で剣が肉体を突き刺す音が聞こえてくる・・・・。

 スペック-3の3人はと言うと、

ザウバー
  「おいおい、こんなんでおれ達に攻撃しているつもりかぁ~?」
クラウス
  「あまりにも遅い。」

黒鼠 リーダー
  「一(イークン)っ! 三(サンクン)っ!」  叫ぶリーダー。

        彡ズボっ!

 空いた穴から、一人の戦闘員が飛び出してきたっ!  スタっ

黒鼠 三(サンクン)
  「心配御無用。  ですが、一(イークン)は・・・・。」
ザウバー
  「止むを得んっ! いちいち生死を確認するなっ!
   誰か一人でも残ったモノがこいつらの大将の首を取ればいいのだっ!」
黒鼠 リーダー
  「承知!」


 見渡すと、暗黒の組織の大軍はスペック-3の3人と他戦闘員の数十名にまで減っていた。
 湖のそばのだだっ広い平原にポツリ、ポツリと立つスペック-3の3人衆。


クラウス
  「・・・・我らの戦闘員がこれほどまでに被害を受けるとは・・・・。」

 辺りの状況を見ながらポツリとつぶやくクラウス。

ザウバー
  「うむ、大したものだ。 生身の人間ならまるで歯が立たないのも無理はない。
   [伝説]になるのもうなづける。

   だがな、ザコ共を何千人殺ったところで、大局は変わらない。
   これからおれ達の真の恐ろしさを教えてやるぜ。」


 その時、空模様が急転し始めた! 天空が次第にドス黒い雲に覆われていく。



雲行き(どんより)


暗雲






 そして一面が黒い雲に染まり始めると、突然、映像のように一人の男の顔が浮かび
 上がった。


黒鼠 リーダー
  「な、なんだあれはっ!」

 リーダーが指差す上空を、ザウバーとクラウス、そして他の戦闘員達も見上げるようにして
 見つめた。

 上空に浮かび上がったその男は、不気味に笑ったのであった。


[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「わっははははは。
   我が名は黄龍道(おうりゅうどう)、この空間の、そして大竹林寺の総元帥でもある。

   世界征服を企む小童(こわっぱ)共、良くぞこの空間に忍び入ることが出来た。
   我が種族以外では歴史始まって以来のことである。
   褒めてつかわそう。」


黒鼠 リーダー
  「こいつがここの大将・・・・」
クラウス
  「なんだこいつ・・・。」
ザウバー
  「随分と高飛車なやろうだな。」

[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「さて、かわいい我が同士達をそれなりに傷つけてくれたような報告を受けている。
   そしてここに勝手に進入した事のみならず、再び同士を痛めつけてくれておるようじゃな。
   その報いを受けてもらわねばならぬ。」

ザウバー
  「おい、元帥とやら。
   勝手なこと抜かしてんじゃねぇーぞ。 てめえが何様だか知らねぇが、ここは戦場と化し
   てんだよ。 傷をつけた報いだ? 寝言言ってんじゃねーーっ!
   てめーで宣戦布告してんだろーーがっ! おれは貴様の首をもらいに来たっ!

   ふん、一人のうのうと高見の見物してるのが大将なら、先は知れてる。

   怯えてコソコソと隠れてないで、ここに来て勝負しやがれっ! 聞いてるか!
   この腰抜け大将さんよっ!」

[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「フッフッフッ、お主は命知らずのようだな。
   まぁいい、望みとあらば相手をしてやらんでもない。だが、そちらに出向いてもすぐに
   終わってもらっても困る。与と戦う力量があるかを見極めさせてもらってからにする。

   それと一つ言い忘れるところであった。
   この空間、今まで誰にも犯されなかったのには入り口の不明瞭さやサイキック能力だけ
   の理由ではない。
   我が種族、この空間では与の[力]により戦闘能力を増加することができる。
   得とその[力]の差を思い知るがよい。

   貴様らの能力、そして与を相手に出来るのか見極めさせてもらうぞ。」

クラウス
  「ふっ、能力が増すかよ。 それでも足りぬわ。」
ザウバー
  「面白れーじゃねぇーか。 勝手にぬかしてやがれ。
   おれ達を相手にどこまでホラ拭いていられるか、こっちも楽しませてもらおう。
   吼え面かくのが目に見えるぜ。」


 上空に現れた灰色の画面が消え、徐々に空の色が全体に真っ赤に染まり始めた。
 そして、天空から御光が差したように7人の各軍長目掛けて[光]のスポットが当た
 り出したのであった。
 ( [月軍長]曹 富夜(そう フウヤ)はこの空間の出入り口付近で。 )
 『ぬぉぉぉ。』 『ぐぉぉっ』 『ふんっっ!』 『おぉぉっ』

 各軍長達は、力を込めて唸り始め、見る見ると筋肉が膨れ、またある者は全体に体格を
 増し、薄っすらとオーラのような衣を身にまとい始めたっ!
 ・・・・ それぞれを合わせるとそれはまるで七色の虹のように。

黒鼠 リーダー
  「くっ、[気]が増大しているっ!」
ザウバー
  「またおまえらお得意のおまじないか。 だが、オレ達が手を抜いて戦っていた事を痛感
   させてやる。 今度は手加減はしてやらねぇーからな。」

 覚醒したかのように、体つきと、そして6人共目付きが変わる。
 その切れるナイフの様な冷たい目で、暗黒の組織の戦闘員達を見つめた6人。


ザウバー
  「クラウス、リーダー、遠慮はいらん。
   こいつらにとことん思い知らせてやれっ! 」
   このオレ達を 舐めるなよっっっ!  覚悟っ! 」




第262話 捉われた利江 -11 へ
(バカなやつらだ)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年08月10日 14時17分10秒
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