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2008年02月18日
カテゴリ：第三章 241 ～ 300 話
黒鼠 リーダー 「良いものを作ってみた。 試させてもらおう。」 長めで若い竹を裁断し両端に頑丈な弾力のあるツルを縛り弓を彷彿とさせる形状の道具 を持ち、枝で作った矢を持ち弓を引くリーダー。 そしてそれを空にうごめく空軍兵に向かって解き放ったっ！  ビシュ！スパンっ スパン 勢いよく発射された枝の矢は、あっと言う間に上空を舞う空軍兵 ２人 を射抜いたっ！ 『ぐぉっ』 『ぬぅぅっ』 クルクルと落下する空軍兵達。 それを見守るリーダーの背後の森林から、無茶くちゃな数の木の枝の矢が飛んで来るっ！  ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ 『ハイっ』 『ハイハイっ！』 『ハァァァァァァーーーーーーーーっ！』 なんと、いくつかは左手の丸太の弓で払うも、その多くは右手て掴み取っていたっ！ カラカラカラ さっ ささっ カラカラカラ 掴んだ矢を足元に置いては再び掴みと、飛んで来る矢が、ドンドンと溜まっていく。  ［木軍長］仲孫 棟（ちゅうそん れん） 「攻撃やめーーーっ！」 だが、時遅し・・・、リーダーは隙を見て、手にした矢を木軍兵目掛けて放ち始めたっ！ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→  『ぐわぁ～』 『うぐっ…』 『うわぁぁ』 ブスっ ブスブス  ブスっ素早い動作で放った矢は、逆に次々と木軍兵を餌食にしていたっ！ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ビューーーー→ ［木軍長］仲孫 棟（ちゅうそん れん） 「 蛸足根呪縛っ！ 」 タコの足の様にニョキニョキと生えてきたズ太い木の根はあっと言う間に防壁となり、リー ダーの射た矢を防ぎ始めた。 カツカツ カツカツカツっ カツカツ カツカツカツっ ［木軍長］仲孫 棟（ちゅうそん れん） 「まったく、油断も隙もあったもんじゃない・・・・」 その時、大竹林寺の軍兵達と交戦していた野原の真ん中に、突然っ！ V ズバっ☆ V 現れたのはシルクハット姿の一人の男。 そしてその背後に２人の影が。 ［水軍長］  （とう すいじゅ）「む !? 」 ［火軍長］欧陽 康（おうよう こう） 「 !? 」 ［土軍長］杜 土俊（と どしゅん） 「なんだ？ あいつら・・・・」 ［空軍長］  （りゅう くうさい）「また新手か・・・？」 ［木軍長］仲孫 棟（ちゅうそん れん） 「いつの間に現れたんだ・・・・」 黒鼠 リーダー 「ガ、ガイザー総帥っ！」 ザウバー 「ふん、おまけも一緒かい。」 スワン 「苦戦しているようだね、ザウバー、クラウス。」 顔は歌舞伎役者の化粧のような黒と赤のラインが右目下から頬にかけてはっきりと見える。 髪は赤く、後ろに結ってある。細身でスラッとした体系。 黒いマントを身にまとい、時折見える足元は、黒いブーツを履いていた。 クラウス 「おぉ。。。スワン様も。。。」 ザウバー 「今ごろ のこのこ と。 もうすぐ片付くところよ。」 ゾルダ 「強がるなアニキ。 おれ達が手伝えばもっと早く片が付く。」 ザウバー 「良いとこ取りたぁ、げせねぇーなぁ。」 ガイザー総帥 「ザウバーよ、まぁ気持ちは判るが言うな。」 ザウバー 「くっ・・・・」 なんとこの大竹林寺の空間に、とうとう自ら戦場に姿を現したガイザー総帥、そしてこの豪華 キャストの面々っ！ それを知らない大竹林寺の軍兵達。 ［土軍長］杜 土俊（と どしゅん） 「なんだなんだおまえら。 無断でこの空間に来るたぁいい度胸してんじゃねーか。 泣きを見る前に、とっととお家に帰んなぁっ！ 食らえっ！奈落穴っ！ 」 ┐┐┐┐ ズボっっっっ ┌┌┌┌ けんか腰の［土軍長］杜 土俊（と どしゅん）は、行き成り３人に向け 奈落穴 をお見舞い したっ！ だが・・・・ ［土軍長］杜 土俊（と どしゅん） 「ありゃりゃ・・・？」 ３人の真下はすっかり 奈落穴 によってぽっかりとドデカい穴が空いていた。 それにも関わらず、３人は宙に浮いていたのだった。 ガイザー総帥 「私に落とし穴とは面白いことをしますね。 誰も落ちてあげないのでは可愛そうなので。」 辺りを見渡し、そして上空を眺めた。そして右手で握りこぶしを作り、腕を真下に勢い良く 伸ばした。 『フンっ』 『んなっ』 『なにっ』 『うわっ』 ↓↓↓↓↓ひゅ～～～～～ん↓↓↓↓↓ ［空軍長］ （りゅう くうさい）「なに、どうした！」 ↓↓↓↓↓ズボズボズボズボズボっ！↓↓↓↓↓ 突然、空軍兵数十人が 奈落穴 で空いた穴に、なす統べも無く突き刺さっていったっ！ ［土軍長］杜 土俊（と どしゅん） 「お・・・おい・・・・」 （胸 小さい、相変わらずだ） ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2020年09月24日 14時19分53秒
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