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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2008年03月07日
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カテゴリ:第三章 241 ~ 300 話
.

  ~

[木軍長]仲孫 棟(ちゅうそん れん)
  「こ、これもダメか・・・・」
[火軍長]欧陽 康(おうよう こう)
  「なんてやつらだ・・・・」


ゾルダ
  「ふぅ、助かったぜ。」
ザウバー
  「くそ・・・」

ガイザー総帥
  「うははははは、
   キミ達、誰を相手にしていると思っているのですか。」 (マントをひるがえしながら。)

[空軍長](りゅう くうさい)
  「い、いつの間にあんなところにっ!」

ガイザー総帥
  「あ、そうそう、自己紹介が遅れましたね。

   我々は ファイナル・ウエポン社、最新兵器を商売にしている会社です。
   世界は今、兵器を見せつけ、威嚇しながら世界中の国がにらみ合い、そして牽制している。
   そしてその兵器のお値段がまぁ高いこと。
                私は効率的で経済的にも効果がある兵器を開発しました。」

[火軍長]欧陽 康(おうよう こう)
  「きさまらの宣伝を聞く耳は持っていないっ!」

ガイザー総帥
  「まぁまぁ、慌てないで下さい。
   この者達は、我が社のその選りすぐりの兵器なんですよ。 そう、自慢作です。
   もう紹介するまでもないかもしれませんがね。

   まず、最高傑作である 『ザウバー』っ! (指を指し示す。)
   スピードと力に加え、空手を基盤とした体技を持ち合わせる我が社最高の兵器である。
   倒せる者がいますかな。

   続いては 『クラウス』っ!  (続けて指し示す。)
   体力と腕力はピカ一の持ち主。 力自慢の方は、是非お手合わせ願いたい。

   こちらは 『ゾルダ』っ!  (同様に指し示す。)
   見ても分るかもしれませんが、ザウバーの弟、つまり限りなく兄と同じ能力を兼ね備えて
   いる人物です。 是非お楽しみあれ。

   そしてここ現地調達の 『リーダー』っ!
   黒鼠一派の子孫で、拳法を兼ね備えている。スピードはピカ一と聞いています。

   さてさて、ここからは我が社の幹部となりますね。
   私の親衛隊長である 『スワン』っ! (手の平を上に向けて丁寧に案内。)
   先程見て頂いた通り、かなりシビレさせてくれます。」

スワン
  「このオレを相手したいやつはかかってきなっ!」
ガイザー総帥
  「だそうです。 命が惜しくない方は是非チャレンジを。

   そして最後がこのわたくし。 この会社の社長を務めさせて頂いております。
   各国がいがみ合っていては真の平和は訪れません。 そこでこのわたくしが一肌脱ぎ、
   世界を一つに束ねて平和な移住空間にするべく、組織したその総帥として指揮しており
   ます。   

   あなた方も見たところ、とても楽しい[力]をお持ちのようだ。
   ひとつわたくしどもと一緒に平和な世界を築く一員になってみませんかな?」

[力軍長]王 極鵬(わん きょくほう)
  「ふん、ざれ事を次から次へと並べやがって。」
[木軍長]仲孫 棟(ちゅうそん れん)
  「我々はそんなざれ事には付き合っていられないのだよ。」
[水軍長](とう すいじゅ)
  「キミ達が世界征服を企むことは聞かせて頂いた。
   是非がんばってほしいとエールを送りたいところではあるが・・・・
   キミ達、ぃゃ敬意を表して総帥さんと呼ばせて頂こうか。 残念な事に、それは敵わぬ夢
   物語に過ぎないのだ。」

ガイザー総帥
  「夢物語ですか。
   同意は得られなかったようですね。とても残念です。

   そうそう、一つ忘れていました。 まだ紹介する人物がおりましたね。」

[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)
  「何っ! まだ他にもいるってのか !! 」

 ガイザーが右手の握りこぶしを腕を真下に勢い良く伸ばしたっ!
 すると、小脇に[探神霊石:源石球]を抱え、宙を直立不動で浮遊してくる一人の人物が!

[木軍長]仲孫 棟(ちゅうそん れん)
  「あ、あれはっ !! 」
[火軍長]欧陽 康(おうよう こう)
  「なんだと、[探神霊石:源石球]じゃないかっ!」

ガイザー総帥
  「こちらが我が戦闘隊長の 『ブルーガー』っ!  (スワン同様に丁寧に指し示す。)」

ブルーガー
  「お初にお目にかかる。
   おっと失礼、お二人とは既にお逢いしておりましたね。」  スタ。

[空軍長](りゅう くうさい)
  「あいつは・・・例の村を襲った時の・・・・」

 チョンミンの故郷の村を襲ったその時、第3進軍長として上空に居ながら指揮していた[空軍
 長](りゅう くうさい)であった。

[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)
  「そう言やぁそうだな。」

 そう、既に出会っていた杜 土俊(と どしゅん)、そしてもう一人の男は・・・・



  ~
    ~


 なんと大軍勢を引きつれて大竹林寺のある空間から抜け出し、ここ大少林寺の前に居た。
 既に夕日も落ちて、辺りは月明かりのみの暗闇。 フクロウであろうか、その鳴き声だけが
 暗闇に聞こえる。
 その大軍勢は、物音一つせずにこの大少林寺の敷地をぐるりと包囲していた。

[月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ)
  「黄龍道(おうりゅうどう)元帥様は、この大少林寺の僧侶達を一人も残さずに始末しろと
   仰せだ。 前回の時間稼ぎとは異なり、今度は手抜きは要らないっ。
   行くぞっ! 月光軍の力を見せてやれーーーっ!

   月光軍、突撃ーーっ! 」

 [月光軍長]曹 富夜(そう フウヤ)の高々と突き上げられていた右手拳が、勢いよく前方へ
 振り下ろされたっ!

 一斉に塀に飛び上がる月光軍兵達。 その身軽な行動はさすがに素早い身のこなしであった。
 そして次々と塀の裏側へと消えていったのだった。



  ~
    ~


ガイザー総帥
  「ブルーガー、ご苦労でした。
   そして見なさい、あなた達が守り続けていた伝説の[石]、ついに我らの手の中に落ちま
   したよ。 どうぞ落胆して下さい。
                    あはははははは。」 

  その時、再び空模様が急転し始めた! 天空が次第にドス黒い雲に覆われていく。



雲行き(どんより)


暗雲




 天空が大量の煙に見る見るとドス黒い色に染まり、再びその中央に一人の男の顔が浮かび上が
 った。

黒鼠 リーダー
  「また出たかっ!」

 ブルーガー、スワン、ザウバー、クラウス、ゾルダ、そして他の戦闘員達も見上げるようにし
 てその映像を見つめた。

 上空に浮かび上がったその男は、不気味に笑ったのであった。

[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「わっははははは。
   ファイナル・ウエポンとかの社長。 いぃや、世界征服を企む総帥と呼ぶことにしようかね
   ガイザー君。
   我が名は黄龍道(おうりゅうどう)、この空間の、そして大竹林寺の総元帥でもある。」

 黒いマントをひるがえし、黒いシルクハットに手を掛けて不適に微笑みながらその様子を見て
 いるガイザー総帥。

[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「伝説の[石]を盗むとは大胆不敵。
   だが、古(いにしえ)のころから現在まで、この地に足を運び入れた部外者は主らが初めて
   である。
   加えてその[石]を手にしおったとは大竹林寺の歴史始まって以来の出来事。

   まちがいなくそれは世に伝わる伝説の[石]にまちがいない。
   まずは褒めてくれようぞ。」

ガイザー総帥
  「あなたがここの元帥殿ですか。お初にお目にかかります。
   それにしても、あっさりと認めましたね。」
[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「ワシは嘘は言わん。 それだけだ。
   だが、うぬらに何も使い道の無いそんな石ころを手にしてどうするつもりだ?」

ガイザー総帥
  「ほう、使い道が無いとおっしゃる。 まだ強がっておられるようですね。」


[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「わっははははは。」



第275話 暗黒の組織、集結す -10 へ
(テレ、テレキレネスキス?)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年08月10日 15時16分58秒
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