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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2008年03月10日
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カテゴリ:第三章 241 ~ 300 話
.
 密林の一画から、この様子を伺っていた4人と一匹。

利江
  「あれはガイザーだわ。」
スンチャ
  「ガイザー? あの西洋風の帽子を被った男のことか?」
利江
  「えぇ、あの戦闘員たちの総大将よ。」
スウラン
  「総大将・・・・」
利江
  「総帥と呼ばれていたわ。
   このガイザーって総帥、テレポートと言って瞬間移動ができるの。」

スンチャ
  「瞬間移動・・・? なんだそりゃ?」

利江
  「ん~、なんて言えばいいのかな、えっとね、今スンチャさんはここにいるでしょ。
   でも次の瞬間、あの言い合うど真ん中に瞬時に居場所を移すことが出来る能力なの。」
チーラン
  「瞬時に・・・・移動・・・・。」
利江
  「それとね、自在に物を動かすテレキネシス。」

スンチャ
  「テレ、テレキレネスキス???」

利江
  「んとね、たとえばこの石を空中に持ち上げるとか、タロちゃんをここからさっきのアジト
   の出口まで手を使わずに移動させるとか。 念動力とも言うらしいわ。
   念じて物を動かせるの。」
スウラン
  「あいつ、そんなことできる・・・・。」
チーラン
  「まさに魔法使い・・・・。」
利江
  「あと知ってるのは、こういち君の使う[空撃波]みたいな[気砲]が打てるわ。
   それも物凄いのを。」
スンチャ
  「まんま化け物じゃんかよ。」
利江
  「あと、もう一人マントを着てる髪の毛が赤い人。
   確かスワンとか言ったわ。 あの人、電気の稲妻を指から発射出来るの。」

スウラン
  「天気を指から・・・か?」

利江
  「天気じゃなくて、・ん・き よ、電気。 ビリビリって。」
スンチャ
  「なんだそりゃ???」
利江
  「この二人しか知らないわ。 後の西洋の青い甲冑を来た人は・・・初めて見るから。」
チーラン
  「要は、異人、戦闘員とは異なる能力持つ。」


チョウ・ギョッキ
  「ほぅ、お前、ただの小娘じゃないな。」

 『 !! 』  驚いて振り返るスンチャ達4人。
 4人と一匹の後方に身を潜めていた戦闘員達3人。

スンチャ
  「いつの間に!」

テイ・チョンミン
  「あたい達の知らないことまで知っているね。」
グ・リョクコウ
  「わし達はあの中では、ザウバー様とクラウス様、そしてリーダーのことしか知りませんの
   じゃ。 まだ付き合いが短いものでしての。」



  ~
    ~


[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「わっははははは。
   どこまでも間抜けな者よの。

   まぁよいわ。 うぬらにはただの石コロでも、ワシには手放してはならぬもの。
   奪い返すだけ。
   ワシのかわいい軍長達よ、このまぬけな者達に思い知らせてやれっ!」

 『 おぉぉっ!


[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)
  「その言葉、待ってましたっ!」  ズボっ↓↓↓

 地面にもぐりこむ[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)。

[水軍長](とう すいじゅ)
  「うむ。」  ジャボン雫

 こちらも水中に身を沈めた。

[力軍長]王 極鵬(わん きょくほう)
  「わしの獲物は取るなよっ!」  ズシーン、ズシーン

[空軍長](りゅう くうさい)
  「はっ!」  バサン、バサン シュバっ、

 羽ばたいて大空に戻る[空軍長](りゅう くうさい)。

[木軍長]仲孫 棟(ちゅうそん れん)
  「参るぞっ!」

[火軍長]欧陽 康(おうよう こう)
  「どけどけーーーっ!
   紅の悪魔こと、[火軍長]欧陽 康(おうよう こう)様のお通りだーっ!」
                                  炎ぶおっ

 身体に炎をまとい、駆け出す[火軍長]欧陽 康(おうよう こう)。
 薄っすらと七色の各色のオーラを身につけた軍長達が、血気果敢に再び暗黒の組織に向かって
 襲いかかったっ!


スワン
  「フン、生かしておかないよーーっ!」
ザウバー
  「くだらん。」
クラウス
  「何度来ても同じこと。」
黒鼠 リーダー
  「懲りないやつらだ。」
ブルーガー
  「ほぅ、あやつ炎を操るか。 どれ。」
ゾルダ
  「なんだ、また来るのか。」

ガイザー総帥
  「穏便に事を収めてあげようとしたのに。 残念ですね。」

 ブルーガーから手渡された[探神霊石:源石球]を手の平に載せてニヤけるガイザー総帥。

ガイザー総帥
  ( ようやく、ようやく手に入りましたか。 フッフッフッフ。 )


 一端の硬直状態から、役者が揃った今まさに、大竹林寺 VS 暗黒の組織 の決戦の火蓋
 が切って落とされたっ!

 口火を切ったのは[木軍長]仲孫 棟(ちゅうそん れん)、

[木軍長]仲孫 棟(ちゅうそん れん)
  「 蛸足根呪縛っ! 」
             スルスルスルスル、シャーー

 地面から木の根っこスルスルと猛烈な速度で伸びてきたかと思うと、次はうねうねと不規則
 にそして縛るようにゾルダの身体に巻きついていったっ!
           ムギュ~ キリキリキリ

 きつくきつくゾルダの体を締め上げる蛸の足のような木の根っこっ!  だが、

ゾルダ
  「これが攻撃かぁ?、 うぉぉーーっ! 」

 筋肉を筋張らせ、力を込めたゾルダ。 そして、
                  ブチブチブチっ!

ゾルダ
  「 うりゃっ! 」
                       スパーーーーンっ  _\|/_

 粉々に弾け散る木の根っこ。




第276話 壮絶っ! へ
(どういうことなんだ)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月04日 14時10分38秒
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