カテゴリ:第三章 241 ~ 300 話
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「テメエら・・・くだらないことやってんじゃねぇよ・・・・。 もっと本気で掛かってこいや。 こんなじゃれ事でこのオレを倒せただなんて思ってたん じゃねぇだろうな・・・・。」 ガイザー総帥 「や、やつは化け物か !! 」 よく見ると、Ryuichi の周りには、薄っすらと緑色のオーラであろうか、身体全体にかすかに 帯びていたのであった。 和恵姉さん ( まぁね、それで防がなきゃ衣服は燃え尽きてしまうわ。 ) ブルーガー 「く、く、くそう・・・・おれの火炎が・・・・通じない・・・・」 全力の攻撃も通じずワナワナと振るえ、完全に落胆するブルーガー。 その時、意を決したザウバーが立ち上がった。 ザウバー 「やっぱあんたらじゃ倒せないんだよな・・・・ よいさっと。」 遠くでもっそりと起き上がるザウバー。 それを見て、ゾルダも立ち上がった。 その様子を Ryuichi は黙って目線だけ送る。 ガイザー総帥 「そんなところで・・・何をやっていたんですか?」 ザウバー 「まぁまぁ、そう怒りなさんなって。 スペック-3のおれ達じゃ到底太刀打ち出来ないん でな。 タップリと英気を養っていたところだ。」 ゆうすけ ( よせザウバー。お前の敵う相手じゃないぞっ !! ) ガイザー総帥 「総員で・・・と伝えましたよ。」 ザウバー 「聞いたよ、いちをな・・・・。 だが無駄なことはしたくなかったんで無視してただけだよ、 ガイザーさんよぉ。」 ブルーガー 「おまえ、気は確かか・・・? 総帥だぞ、総帥。」 ゆうすけ ( ん? 何か様子が変だ・・・。 ) ザウバー 「だから何だってんだよ。」 ゾルダ ( ア、アニキ・・・・いいのか? ) ゾルダも驚いている。 ザウバー 「時が来たんだゾルダ。 Ryuichiさんよ、ちょっと待っててくれ。 これから楽しませてやるからよ。」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「 フン。 」 和恵姉さん ( あのバカ、何言ってんだか・・・・ ) チョウ・ギョッキ 「ど、とうしちまったんだザウバー様は・・・・」 ザウバー 「さておれ達は、今普通の人間とは程遠い力を得ている。DNAとやらを3回変えられてだ。 こんな風にしてだ。」 腕をむき出しにして前に突き出したザウバー。 ガイザー総帥 「何を血迷っているいるのだザウバー。 それに我々の秘密を口外してはならんと、あれほど伝えておいたではないですか!」 ギロっとガイザーをにらみ、更に続けた。 ザウバー 「こいつは最新式の DNA変換施術だ。 今までは大きな装置に頼らざるを得なかった変換施術 だったが、こいつは注射するだけで出来ちまうんだとよ。」 銀色のメッキに包まれた万年筆のようなものをポケットから取り出すザウバー。 そして最上部をプチっと押し込むと、先端からトガった針のようなものが出てきた。 それを腕にプキュっと突き刺した。 なんらかの液体を自身の身体に注入したザウバー。 半分ほど残し、後ろのゾルダに万年筆のような容器を放り投げた。 ヒョイ~ パシ。 それをキャッチし、 ゾルダ 「ア、アニキ・・・・」 ザウバー 「いいからお前もやれ。 さてガイザーさんよ、今注射した液体の中身はなんだと思う?」 ガイザー総帥 「し、知るか・・・・」 ゾルダも同様に注入し始めた。 ザウバー 「だよな。 知られないように進めてきたんだから知ってちゃ困る。 教えてやろう。 我々スペック-3となると、変換に身体が慣れてきているから、この携帯型のでいけるそ うだ。 進歩ってなありがてぇもんだなぁ。 そしてその中身だが、当然DNAの変換液が入っている。 これ誰のだと思うよ。 ふっふっふ。。。」 ブルーガー 「なんだとっ、新しいDNAの変換液をっ!」 ガイザー総帥 「誰のをだとっ!」 ザウバー 「たまげるんじゃねぇぜ。 この変換DNAの元は・・・・ (全員の注目がザウバーに注がれたっ!) この変換DNAの元は・・・・ ガイザー、あんたのモノと、ブルーガー、貴様のだっ!」 ガイザー総帥 「な・・・な・・・何だとっ !!! 」 ブルーガー 「なにっ!」 ゆうすけ 「なんだってっ !! 」 ここで突然ザウバーに異変が生じ始めたっ! 顔色や肌の皮膚が、青くなり始めたと思うと今度は赤褐色へと変化し、再び青色へと・・・ この変化を何度も繰り返し始めた! 後方のゾルダも時間差で同様に始まりだす! (間違っちゃいねぇよ・・・) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月17日 14時58分19秒
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