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2008年06月09日
カテゴリ：第三章 301 ～ 363 話
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「こ、これが・・・・陳南家 南流伝承者 こういちの［力］か・・・・」 ゾルダ 「な、なんてガキだ・・・・」 ザウバー 「この力を得ても尚・・・・あいつがバケモノに見えやがる・・・」 握り拳で冷や汗を掻きながらこういちを見つめる三人。 和恵姉さん 「ご苦労様、こういち。」 和恵の一言に、目線を合わせた後、無言でうつむくこういち。 ゆうすけ 「こういちーーー！」 その声に蹴りぬいた足を戻し、振り返って見るこういち。 スンチャは腰が抜けたとみえて、しゃがみこんだまま動けなかった。 ［土軍長］杜 土俊（と どしゅん）が戦いの中で作った穴から顔を出していたこの３人、 チョウ・ギョッキ 「な、何が起きたんだ・・・？」 グ・リョクコウ 「わしにもとんと・・・・」 テイ・チョンミン 「なんか分らないけど、す、すんげぇ少年だっ♪ やっぱ惚れたっ！」 だがその時っ！ ［神霊巫女］利江 「来るっ！」 こういち 「くっ！」 こういちが何かに反応したっ！ そして、 チュウラン達に連れ添って大竹林寺本堂に向かっていた利江、叫んだ後にその胸元のペンダント と［近衛軍長］チュウランの抱きかかえる［探神霊石：源石球］が、青く強烈に発光したっ！ ［近衛軍長］チュウラン 「うっ！」  ピカーーーーーー☆ 和恵姉さん 「えっ !? 」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「むっ !! 」 ゆうすけ 「どうした？」 こういち 「やつが来たっ！」 ＝＝＝＝＝＝シュバーー 突然、こういちは走り出した。 そして天まで伸びる尖った山のラセン階段をジャンプしながら一気に上り詰めて消えていった！ 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「やらせんっ !! 」 和恵姉さん 「それはこっちのセリフ !! 」 ＝＝＝＝＝＝シュバーー ＝＝＝＝＝＝シュバーー 二人同時に素早く動き出すっ！ こういちの後を追う Ryuichi、そしてその Ryuichi を追う和恵！ 尖った山の中腹で二つの軌道が激突したっ！ ズコっ ズバーーン 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「くっ、邪魔をするなっ !! 」  スパンっ★ ガシガシガシっ★ サッ☆ガシガシっ★サッ☆  バシバシバシバシっ★ガツガツガツ★ サッ☆ガシっ★バシ バシバシバシっ★ サッ☆ ガシっ★ガツガツガツ★ガシガシガシっ★ サッ☆スパンっ★ サッ☆ガシガシっ★ サッ☆スパンっ★ ガシガシガシっ★ サッ☆ガシガシっ★サッ☆ バシバシバシバシっ★ガツガツガツ★ サッ☆ガシっ★和恵姉さん 「あなたの相手はこの私よっ！」 尖った山の天辺にある入り口は、青龍湖の湖畔に通じている入り口。 こういちは先程ここから進入したのであった。 壊れた扉から外に出たこういち。 すると、   彡ゴォォォォォォ彡 湖のど真ん中に竜巻を起こし、辺りを台風をも上回る強風と大粒の雨を伴いながら、どんどん 龍に姿を変化させていた。 暴風雨の中、湖畔の淵にある大きな岩の上に立ち、竜巻の中に現れた青龍をぐっとにらみつけ るこういち。  彡ゴォォォォォォ彡 そしてついに、巨大な竜巻を身にまとった ［三獣神］のうちの一獣、水を司る 龍、  が完全な姿となって天高くそびえた立ったっ！ KYiiiiiiiiiiっ！不気味な鳴き声がこだまする。 すると、青龍湖の水面が、激しく暴れ始めたっ！   見る見る間に、その水面が上昇を始め、辺り一面を巨大な津波が襲い掛かったのだったっ！  その津波がこういちを襲うっ！ 『 ハァーーッ 』 小高い岩に飛び移るも、尚も津波は激しく襲ってくる！ 一つ二つとジャンプしてよけるこういちだが、水面の上昇が思いの他早く、水面から顔を出す 岩々を次々と飲み込み、ついには、こういちの飛び移る岩が無くなり、その巨大な津波に飲み 込まれてしまったっ！  （水漏れしとりますぞ） ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2021年08月18日 16時21分32秒
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