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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2008年08月27日
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カテゴリ:第三章 301 ~ 363 話
.

ゾルダ

  「 うりゃゃゃゃっ!
                 彡ズボっ★
[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「くっ・・・」

 ゾルダの蹴りが、黄龍道元帥の横っ腹にヒット!
 続けて羽交い絞めにいこうとしたゾルダだが、
                         V ズバっ☆ V
 すぐに移動して回避した黄龍道元帥。

ゾルダ
  「フン、どうだ、おれの方が戦い慣れしているようだな。」
    ( ニンマリとするゾルダ。 )
[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「くっ、蹴りの威力と速度は、やはり並みの人間には程遠いようだな。
   こしゃくなヤツめ、いい気になるなっ!」
                             V ズバっ☆ V
                                  V ズバっ☆ V
         V ズバっ☆ V
              V ズバっ☆ V
                           V ズバっ☆ V
                                V ズバっ☆ V
   V ズバっ☆ V
        V ズバっ☆ V             V ズバっ☆ V
                                 V ズバっ☆ V

 目では追えない瞬間移動の追いかけっこが始まった。
 相手の居る場所を確認してからその場所へ瞬間移動をするも、スペック-3の[力]を持つゾ
 ルダは、その反応時間が短く、黄龍道元帥の想像を上回っていた。

ゾルダ
  「 おりゃゃゃゃっ!
          彡ボコっ★

[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「ぐほっ・・・」
       V ズバっ☆ V
            V ズバっ☆ V

                  V ズバっ☆ V
                       V ズバっ☆ V

                               V ズバっ☆ V
                                    V ズバっ☆ V
   V ズバっ☆ V
        V ズバっ☆ V       V ズバっ☆ V
                          V ズバっ☆ V

 再びドッグファイトの末、

ゾルダ
  「 とおりゃゃゃゃっ!

 ゾルダの蹴りが黄龍道元帥を襲ったっ!
 だが、真っ向からそれを受けて見せた黄龍道元帥っ!

          ガシっ★

ゾルダ
  「ほぅ、おれの蹴りを止められるのか。」
[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「好き勝手ばかりさせてもおれんでな。」

 それを見ていた Ryuichiは和恵に対し構えるのを止め、しばしゾルダと黄龍道元帥とのやり取り
 の見学に集中し始めた。

和恵姉さん
  ( Ryuichi も、やはり気になるようね・・・・ )

 和恵は、 Ryuichi が自分に対する戦闘意識が薄れたことで、構えた手足をゆっくり
 と戻した。

和恵姉さん
  ( 以前、こういちがガイザーの瞬間移動に付いていってたことがあったけど、
    それは能力以外は普通の人と大きく変わらなかったから判断する時間が
    長くてその分アドバンテージを持つことが出来た・・・。

    でもあのゾルダ、その反射神経はスペック-3の時よりももっと早くなって
    いる。 しかもその動きに黄龍道元帥は付いていける上、攻撃にも大きなダ
    メージを受ける事無く。

    黄龍道元帥、ゾルダ、どちらも侮(あなど)れないみたいね・・・。 )

[竹林総元帥]黄龍道(おうりゅうどう)元帥
  「ふっ、思ったよりも戦闘力があるようだ。
   だが、こんな赤子と遊ぶ程度ではわしの足元にもおよばんわい。」
                                  はっ!

 黄龍道元帥は、手の平をゾルダに向けて強く押し出した!

ゾルダ
  「 うおぉーーーーーっ! 」  ( 突然、宙を舞うゾルダ )
                              彡彡ドサっ

 見えぬ[気]の力で遠くに押しやられたゾルダ、空中からの着地は手をついて片足でブレーキ。
 その長いブレーキ跡が地面に刻まれた。

ゾルダ
  「やろう、面白いことをしやがる・・・・。」  ( キリっと黄龍道元帥をにらむ。 )



  ~
    ~


少林拳 師範 秦 岱明(しん たいめい)
  「こ、凍らされてしまったぞっ !! 」

館長
  「まずいのぉ・・・・
   いつもの陳南家 南流伝承者のこういち殿であれば、覆う氷を内から砕いてしまうことが
   出来るのじゃろうが、あれだけの強い[気]を使って消耗している身体じゃ、氷点下の氷の
   世界も加わり、身動きが取れんのじゃろうな・・・・。
   今、あの状態で外部から強い衝撃を受けると・・・・」
ゆうすけ
  「凍ったまま身体がバラバラに砕ける・・・・ですか・・・。」
館長
  「恐らく・・・・。」
ゆうすけ
  「あの[白虎]の凍らせた温度が正確にはわからないけど、確かに今衝撃を受けてしまうと
   身体は分子レベルから砕けてしまう・・・。
   さすがの[超鋼筋]も血流が止まっていたら能力を何処まで発揮できるかってことだ。」

ザウバー
  「ってことは、今ならこのおれでも倒せるってことだな。」

ゆうすけ
  「もしかしたらね。
   でもお前はそんなことはしない。 なぜなら、ザウバーはこういちが邪魔で始末したいの
   ではなく、強いこういちに勝つことに意義を感じようとしている。
   ならば、今のこういちの状態で倒すなんてことはしないさ。」
ザウバー
  「なんだよ。
   どぉ~もゆうすけはおれを買いかぶっているようだ。」
ゆうすけ
  「でも本当のところだろ?」

ザウバー
  「けっ、こういちをここに運べばいいのか?」
ゆうすけ
  「頼む。」

ザウバー
  「まったく・・・・ おれはここに何しに来たんだよ ・・・。」
                            『 フンっ

 きばったザウバー、すると凍り付いているこういちの身体が浮き上がり、見る見るとこちらに
 近づいてきた。





第315話 [獣神]の力 -15 へ
(縁起でもないこと抜かしやがって)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年08月20日 11時12分49秒
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