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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2008年10月15日
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カテゴリ:第三章 301 ~ 363 話
.
和恵姉さん
  「続けて。。。」


 そう言い残し、何事も無かったかのようにそのまま歩を進めて、[近]の文字の通路に入って
 行った・・・・。

[近衛軍副長]トンコウ
  「な、な、な、な、・・・・」

 その後ろ姿を、驚きの表情でただただ見つめ、呆然とするトンコウ。

[近衛軍長 補佐]チーラン
  「さっきまで Ryuichi とやりあっていたお人だ。」
   ( 全くの別次元・・・ )
[近衛軍副長]トンコウ
  「な、なにやつ・・・・」

 顔色を変え、突然震えがくるトンコウ。

[近衛軍長 補佐]チーラン
  「我々 どうにもならぬ。 ここにいるメンバー 誰も止めること 出来ない・・・
   それにチュウラン 面識 ある。 そのままでよい。」
    ( 陳南家 南流伝承者 こういち のお姉さん、
                           伝説の人、カズエ・・・ )


テイ・チョンミン
  「つ、・・・続けてと言われても・・・・」

チョウ・ギョッキ
  「なんて人だ・・・」

[水軍長](とう すいじゅ)
  「さ、さすが・・・・だ・・・・」

チョウ・ギョッキ
  「・・・・」

 4人ともきつねに摘まれたようにあっけにとられ、というよりは、和恵姉さんのモノ言わぬ威圧
 で、戦意が失せてしまったようだ。


~~~
  ~~~
    ~~~


    ズバババババっ!
           ガシ ガツガツガツガツ ガシ、 ズコーーン★


 Ryuichi に襲い掛かるゾルダ。 過労が僅かに回復したことにより立ち向かう Ryuichi であった
 が、足元がスベリ、防戦一方! 最後は強烈なパンチを食らってしまうっ!

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「うぉっ!
        くそ、この程度の速度に手を焼くなんて・・・・」
                V ズバっ☆ V  ガスーーン★
        ズコーーン★


陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「ぐわっ!」

 続けて、突然後方に現れた黄龍道元帥の蹴りも食らってしまう Ryuchi!
 投げ出されるように氷上をスベリ、凍りついた波間を撃破しながら遠ざかっていく!

    ===== ガスーン! ==== ズガ==ズガ! ==== バリーーン!
                V ズバっ☆ V

 Ryuichi を蹴り抜いた黄龍道元帥に、今度はゾルダが強烈なパンチを見舞う!

[竹林総元帥]黄龍道元帥
  「ぐぉぉっ!」

    ==== ズガ==ズガ! ==== バリーーン! ===== ガスーン!

 Ryuichi 同様に、氷上を撃破しながら滑っていく黄龍道元帥!

ゾルダ
  「ぐはははは、中々楽しい戦場じゃないか♪
   だが、おまえら。 まだ奥の手がうじゃうじゃとあるんだろ?
   こんな追いかけっこじゃ らちがあかない。
                       そろそろ出してみろよ。」
[竹林総元帥]黄龍道元帥
  「たわけた事を・・・。
   貴様、このわしと同じ土俵で相撲でも取っている気か。笑わせるな!」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「く・・、くそう・・・。
   今の状態ではどうにもならねぇ・・・ せめて疲労だけでも回復せねば・・・」
[竹林総元帥]黄龍道元帥
  「貴様ら、このわしを本気で怒らせたらどうなるか・・・・
    ( 天空を見た元帥、『チュウランの儀式が始まったか、よし。』 )
   手を抜くのに苦労したのが、これで終わりだ。
   遠く及ばない絶対的な[力]、わしのハッタリではない証を今見せてくれようっ!
   後悔するのだなっ!」

 言い終わると天を仰ぎ、両手を上に大きく広げた黄龍道元帥。
 ゆっくりと手の平を握った状態から徐々に開いていく・・・・。すると、上空の天候が一変し
 始めたっ!

 どんよりとドス黒い雲が雷を伴いながら天を覆い、見る見ると辺りが暗くなっていく。










ゾルダ
  「ふん、今はスキだらけだな。
   まぁいい、このまま余興を続けてもらうとするか。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  ( な、なにをおっぱじめやがったんだ・・・。
    竹林総元帥、やつは[三獣神]の監視役じゃないか・・・。
    何だこの異様な[気]は・・・ )



こういち
  「 !! 」

ゆうすけ
  「ど、どうしたんだ、こういち・・・ 」

 館長に言われるまま、大少林寺総本山で休んでいたこういち、だが、ただならぬ異変にいち早く
 気が付いたのだった。

こういち
  「すっげー[気]を感じる・・・。今までになくバカデカい、そして異質の[気]をっ!」



ザウバー
  「ん・・・?」

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「どうされた?」

 寝転がるザウバーの横に、ずっと付き添っていた峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)。

ザウバー
  「何か感じる・・・。 それになんだこの胸騒ぎは・・・」

 その[気]を感じる方を見つめ、耳と感覚を研ぎ澄まして様子を伺うザウバー。



こういち
  「ゆうすけ、ここに居るみんなに安全な場所にしっかりと避難するように言ってくれっ!」
ゆうすけ
  「あ、あぁ、いいけど・・・」
こういち
  「あとは頼むっ!」
ゆうすけ
  「お、おい、こういちっ!」



ザウバー
  「ずっと一緒にいてくれたのか。。。
   かわいらしい娘だ。 礼をいう。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「。。。♪」 (*^ ^*

 頬を染め、少し照れくさそうにする棲 陽江(す ようこう)。

ザウバー
  「だが、ここに居ては危険なようだ。どこかに避難してな。」

 もっそりと起き上がるザウバー。





第322話 覚醒 黄龍道元帥 へ
(ほれ、お主もこっちゃに来るでござる)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月04日 16時32分11秒
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