カテゴリ:第三章 301 ~ 363 話
ゾルダ 「ぬっ・・・」 [竹林総元帥]黄龍道元帥 「わしの今の姿に驚くのはまだ早い。 ほんの準備段階に過ぎんのだ。 貴様らが先程説明していたスペック-2だかと似たものと だけ話をしておこう。 わしが着ていた鎧、あればわしのこの力を封印するための密閉容器よ。 それが解き解かれた今、ようやく普段のわしでいられるということだ。 締め付けが無く、楽チンで快適よの。 アっハハハハ。」 ザウバー 「準備中でも休業中でも構わねぇがよ、調子こいてんじゃねぇぞっ!」 [竹林総元帥]黄龍道元帥 「ほう、今頃 のこのこと 登場したか。 怖くて逃げ出したのかと思っておったわ。」 ザウバー 「こっちもな、まだパワー全開にする場がなくてな、イライラしてたところだぜ。 お前さんに、そのテスト台になってもらおうか。」 ゾルダ 「そいつはいい。 まだ試したことの無いガッテン・・・ぢゃねぇ、えっと・・・」 ザウバー 「武器だ。 全然違うだろが・・・」 ゾルダ 「そう、それが無いのに有るんだからな。 なに言ってっかわかんなくなっちまったぜっ!」 [竹林総元帥]黄龍道元帥 「ボケと突っ込み、貴様らは漫才コンビだったのか・・・。つまらん。」 ザウバー 「くっ、このボケっ!(ポカン) 気が削げちまうだろがっ!」 ゾルダ 「わりい、アニキ・・・。」 ザウバー 「いくぜ、マジテスト台になってもらおぉかぁぁぁっ!」 『 とりゃ! 』 V ズバっ☆ V ゾルダ 「あいよっ!」 V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V 『 うりゃゃゃゃゃっ! 』 『 おりゃゃゃゃゃっ! 』 バシっ ガツ ドコっドコっ ズコーン! ズカズカズカっ バシバシバシっ ズコーン! スーパースペック二人がテレポートにより、突然黄龍道元帥の両側に現れ、強烈な蹴り、パンチ を繰り出したっ! だが、腕組みをしたまま微動だにしない黄龍道元帥。 二人が顔を見合わせ、今度は同一方向から二人同時に猛烈な蹴りをお見舞いしたっ! 『 てぇぇぇやぁぁぁぁぁっ! 』 ズッコーーン★ だが、二人はそのまま跳ね返されて、露出した地面に転がってしまう。 ゾルダ 「くそ・・・」 ザウバー 「頑丈なやつだ・・・、なれば・・・」 二人 目と目を合わせて、そして軽くうなずくと、 ザウバー 「容赦せん、食らえっ! ワイド・メガ・ファイヤーーっ! 」 ゾルダ 「死ねやぁっ! ワイド・メガ・ファイヤーーっ! 」 二人同時にスーパースペックのワイド・メガ・ファイヤをお見舞いしたっ! <<ぶぉぉぉぉぉっーーっ! <<ぶぉぉぉぉぉっーーっ! <<<=<=<<=<=<< <<<=<=<<=<=<< \ドッバァーーーーンっ!/ 物凄い[火炎の筒]が二人から発射され、黄龍道元帥に見事に命中! 激しい火柱が立ち上った! ザウバー 「テストには手ぬるかったかな。」 ゾルダ 「アニキがメガっていうから・・・」 ザウバー 「にしても、すげぇ反動がくるもんだ。 こいつぁ使えそうだ。」 爆発の火柱と煙が徐々に薄れていく。 上機嫌に会話する二人であった・・・・ が、 ザウバー 「おい・・・」 ゾルダ 「うそだろ・・・」 その驚きの表情に変わった二人の目線の先には、何事も無かったかのように、未だに腕組みを したままの姿でデンと立つ黄金の黄龍道元帥の姿が見えてきた! ザウバー 「な、なんてやろうだっ!」 [竹林総元帥]黄龍道元帥 「おい、貴様達。 今何かしたのか? 少しばかりくすぐったかったがのぉ。 あっはっはっはっ 早く攻撃をしてこい、待ちくたびれとるぞ。」 ザウバー 「ふざけたことを・・・・」 にがり潰したような顔で黄龍道元帥をにらむザウバー。 ゾルダ 「ア、アニキ・・・・」 同じく驚きで固まったままのゾルダ。 腕組みをしたまま話しを続ける黄龍道元帥。 [竹林総元帥]黄龍道元帥 「なんだ、震えているのか? 貴様らからこぬのなら、こちらから行かせてもらうぞ。 さてと、耐えられるかな。」 再び、左手の平を今度は ザウバーとゾルダ にゆっくりと向けて、 『フンっ!』 <≡≡≡ズボォォォーーンっ! 驚きで固まったままのゾルダ、そしてザウバーまでもがなす統べもなく[気砲]が発射された にも関わらず、瞬間移動を行わないまま、その迫り来る[気砲]を呆然と眺めていた。 まさに二人が、巨大な[気砲]に飲み込まれる次の瞬間っ! サッ☆ ズコン!ズコン! 彡バシっ! ==== ズガ==ズガ! ==== バリーーン! === ズガ==ズガ! ==== ガスーン! 二人の身体がその場から何者かに蹴り飛ばされ、氷の上を滑りいくつかの波しぶきが凍りついた 塊に激突しながら止まった。 ドッカーーーン\|/ その後、遥か遠くで地面が大爆発を起こしたっ! (なんだか露出が多いから) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年03月25日 14時45分32秒
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