|
|
|
2008年11月27日
カテゴリ：第三章 301 ～ 363 話
 大音響と共に、爆発する火柱が上がるっ！ だが、この男の攻撃はまだ続けられていた。 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「微塵も跡形も無く消え去れっ！ 殺流奥義 狼牙拳っ！ 」 両手の指先を獣が襲うかのように広げ、左右の手を上下に組み合わせて前に差し出たっ！ すると巨大な［気］の獣の頭部が現れ、大きく口を広げ鋭い牙をもって黄龍道元帥立ち、炎が 舞い上がるその場所に向かって一直線に襲い掛かったっ！  ザウバーはワイド・ギガ・ファイヤーをまだ放出し続けたままっ！ 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「 てやぁぁぁぁぁっ！ 」 指先をそのままに、両腕を上下に大きく開き、そして勢いよくそのアギトを閉じたっ！ すると［気］の獣の口がさらに大きく開き、次の瞬間、黄龍道元帥立っていた場所で、上下の 巨大な牙が勢いよく閉ざされたっ！  ・・・・ 煙がモクモクと舞い上がる ・・・・ ・・・・ そんな中、 和恵姉さん 「まだあいつの［気］は変わらないわっ！ 今一度みんなで一斉にっ！ リツコ、こういちをお願いっ！」 リツコ 「はいっ」 突然、走りこむ和恵が現れてその場に居た全員に呼びかけた。 そして外に出ていたリツコの［気］を察知し、倒れているこういち回避の指示を出したのだった。 和恵姉さん 「行くわよっ！」 「 南流 衝撃波 !! 」  ＜＜＜≡≡＜＜≡≡＜≡＜≡≡＜＜≡≡ ズッ ボォォンっ !!! 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 殺流 衝撃波っ！ 」 ＜＜ズボーーン！≡≡≡  ザウバー 「 ワイド・ギガ・ファイヤーーっ！ 」  ぶぉぉぉぉっーーっ！ ゾルダ 「 ワイド・ギガ・ファイヤーーっ！ 」 ぶぉぉぉぉっーーっ！ 四重奏のピンポイントへの攻撃っ！ その強烈な［気砲］［炎砲］の砲撃により、そして彼らの猛烈な［気］により、その辺り一帯 の空気が歪んでしまうほどの有様。 その中、大音響と共に再び大爆発した火柱が舞い上がるっ！ と同時に、宙を舞いながら後方に吹き飛ぶ黄龍道元帥の姿が見えた・・・。 和恵とRyuichi の［気］が止んだ。 すると辺りが一変して静寂を取り戻し、吹き飛んだ木々 らが空から遠方に降り注ぐ・・・。 精一杯の［気］を使い込んだ Ryuichi 、ゆっくりと膝から崩れて倒れこむ･･･。 彡ドサ ザウバーとゾルダが肩で息をしながら立ちすくむ・・・。 だが、和恵は構えたまま動かなかった。 和恵姉さん 「こ、これでも・・・・ダメなの・・・・ !? 」 彡ドッスーン 飛ばされた黄龍道元帥が、地面に投げ出された格好で転げていた。 ［竹林総元帥］黄龍道元帥 「くっ、少しはやるようだな・・・・。」 肩のホコリを片手で掃うようなしぐさをみせ、もっそり、もっそりと立ち上がる黄龍道元帥。 ゾルダ 「なんてやつだっ！」 ザウバー 「やろう・・・・」 和恵姉さん 「タフなおじさんだこと・・・・。」 （そろそろ名前覚えてくれ） ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2024年07月23日 21時21分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[第三章 301 ～ 363 話] カテゴリの最新記事
|
|
