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2008年12月17日
カテゴリ：第三章 301 ～ 363 話
ゾルダ 「おれは構わんが、だがあっちはどうする。」 ゆうすけ 「姉さんとザウバーに任せておけばいい。 今の黄龍道元帥、どのみちお前さんが戻った３人でもどうすることもできまい。 時間を稼ぐだけさ。 こういちと Ryuichi が回復するまでね・・・。」 ～ ～ ～ ザウバー 「さてと、メインディッシュはわれら二人で食えりゃいいんだが・・・・」 和恵姉さん 「二人が戻るまで時間が稼げるかどうか・・・だわね。」 目の前で、もっそりと起き上がる黄龍道元帥。 ［竹林総元帥］黄龍道元帥 「効かんなぁ～。（ニヤリ） この力がこれ程丈夫とは。 やはり戦ってみないと己の限界がわからんものだ。 おや？ 人数がずいぶんと減っているようだ。」 和恵姉さん 「たくさん居ればいいってもんでもないんだけど。」 ザウバー 「おれ達で十分さ。」 ［竹林総元帥］黄龍道元帥 「ふ、十分か。 まぁいいだろう。 そろそろ片付けてやるとするか。」 青龍湖付近で３人がにらみ合う。 珍しくしっかりと身構えている和恵、そして握りこぶしに力が入るのザウバー。 ～ ～ ～ ［神霊巫女］利江 「お姉様・・・」 ［近衛軍長］チュウラン 「いくらカズエがいるとはいえ、今の黄龍道元帥を倒すこと 出来ない・・・。」 沈黙するチュウラン。 その時、［近衛軍長 補佐］チーラン達が、捕らえたギョッキ、チョンミンを連れて元帥の間に 入ってきた。 ［近衛軍長 補佐］チーラン 「チーラン、戻った。」 ［近衛軍長］チュウラン 「ご苦労。」 ［近衛軍副長］トンコウ 「こやつら、暴れるだけ暴れたかと思うと、突然投降してきました。」 ［土軍長］杜 土俊（と どしゅん） 「なんなんだ、あの女は・・・・。」 あきれ顔で話す 杜 土俊 を見つめながら、 ［近衛軍長 補佐］チーラン 「我らの戦いの場にカズエが現れた。 だが、涼しい顔して通り過ぎて行った･･･。 シャークも俊も、軽くあしらわれた･･･。」 ［近衛軍長］チュウラン 「相手はカズエ。 お前達の技など何一つ通じん。」 チョウ・ギョッキ 「あんたらの仲間って訳でもないのか・・・。」 テイ・チョンミン 「ありゃ化けもンだよ・・・。」 ［近衛軍長］チュウラン 「カズエ殿の事はよい。 お前達、投降したというが・・・」 ［水軍長］  （とう すいじゅ）「彼女のわが道をゆくの凄さを見せられては戦う気も失せたのでございましょう。 その後、武器を捨てて投降してまいりました。」 ［近衛軍長］チュウラン 「分った。 まず食事を与えてやれ。 後でゆっくりと話を聞く。」 ［近衛軍副長］トンコウ 「分りました。」 トンコウが振り向き、後方の近衛兵に指示を出した時だったっ！ ［神霊巫女］利江 「 !! 来るっ！」 突然［探神霊石：源石球］の映し出す映像がかすんで消え始めた。 タロも何かに反応した！ そして［探神霊石：源石球］が強烈なアクア・ブルーに輝いたっ！ ［近衛軍長］チュウラン 「なにっ !! 」 チョウ・ギョッキ 「なんだ !? 」  ピカーーーーーー☆ 和恵姉さん 「うそっ！ こんな時に！」 再び顔を出していた山々に、突然冷気がさーっと立ち込めた。  ［竹林総元帥］黄龍道元帥 「ほう、正規に蘇るか。」 そして白虎山の七合目辺りに、巨大な獣の目のような模様が現れた！  その瞳に魂が入ったのか、眼光鋭くその気合の入った３人の様を見つめ始めたっ！  ザウバー 「おぃおぃ、まぢかよ・・・あいつまで現れやがった・・・。」 ～ ゾルダ 「なぁ、なんか急に冷え込んできてないか？」 ゆうすけ 「まさかっ！」 そして山肌から顔、続いて手、胴体と次々とその全身の巨体が姿を現し始めたっ！   『 ＧＡＯＯＯＯＯっ！ 』その遠吠えが、遥か彼方へと響き渡っていくっ！ （なるほど、こりゃ楽だ） ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2020年09月07日 10時41分06秒
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