283224 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2009年06月04日
XML
カテゴリ:第三章 301 ~ 363 話
.
四獣神_玄武黄龍道
  「ふっ、避けられまい。」

 破裂音と共に激しく舞い上がっていた煙が、その風で煙の立ち退きが早まった。
 徐々に視界に入ってきたのは、衝撃で引きずられていたレールのような両足の踏ん張り線と、
 顔の前で両腕を立てて耐え抜いたこういちと和恵の姿であった。

和恵姉さん
  「どうやら、効果有りってことかしら。。。」
こういち
  「あぁ、 衝撃だけだ。」
和恵姉さん
  「それに、まだ[気]を高める前よ。」

こういち
  「だがおいらの場合・・・」

四獣神_玄武黄龍道
  「なんだとっ!  ど、どういうことだ・・・・ビクともせんだと?」
 
 両腕を序々に下ろし、構えることなく半身でスクっと胸を張るこういち。
 そしてチャイナ服のスリットから片足を横に出し、両手で腕組みをする和恵。

こういち
  「黄龍道、どうやら今までのようには行かないようだ。」
和恵ねえさん
  「今度はあんたが覚悟する番ね。」

四獣神_玄武黄龍道
  「ぬぉぉぉぉ、おのれぇーーー、貴様らこときにうろたえるのもバカバカしい!
   すぐに片付けてくれるわぁぁぁっ!
                      フン  とりゃ

 その様に怒り心頭の黄龍道、これでもか! と再びぶっ放してきたっ!


スパーク ジリジリ

電撃大 ジリジリジリ 電撃大



スパーク ジリジリ

電撃大 ジリジリジリ 電撃大



 再び[電撃砲]が二人を襲うも、


電撃大 \\ズバーーーン// 電撃大



 和恵は両腕を顔の前に立て、前と同じくそれを受け止め、引きずられながら両足で踏ん張
 る。 だが、一方のこういちは・・・・


電撃大 \\ズバーーーン// 電撃大



シュルリーン.jpg

いなずまξξシュルリンξξ



 両腕をやはり顔の前に立てて防御するも胸のペンダントが光り、包んだ玉がそれを弾いて
 いた。


四獣神_玄武黄龍道
  「ぬぅぅぅ、またしても・・・・」
こういち
  「さっきあのおばちゃんからも言われたろ。  どうやら無駄だってことさ。」
四獣神_玄武黄龍道
  「き、貴様らぁぁぁ!」

こういち
  「それにおいら達は、貴様って名前じゃない。

   おいら、 
   おいら こういち、 陳南家 南流伝承者
                   南 こういちだっ! 」

和恵姉さん
  「同じく、陳南家 南流 南 和恵っ!

   今こそ 陳南家 南流 の本気中の本気、受けてみなさいっ!

 そう言い終わると、目付きが変わった和恵。 外側から輪を描くようにゆっくりと両手を大
 きく回し、体の真ん中までもってくるとヒジを曲げてクロスさせ、下向き加減で[気]を集
 中する。
 すると、和恵を中心に、まばゆいばかりのピンクに輝くオーラが放出され始め、それが徐々に
 に増大していった。

 そして、両手を大きく広げた瞬間っ!


ぶぉっ和恵Max


ぶぉっ



 今までとは別次元の[気]を高めた和恵、爆風の如く物凄い空気の流れが起き、地面を水爆が
 破裂したかのような過去最大級の土ホコリの波紋を幾重にも舞い上げたっ!


土煙02

└└└ドッコォォォォン┘┘┘




 そしてこちらでもっ! 外側から輪を描くようにゆっくりと両手を大きく回し、体の真ん中
 までもってくるとヒジを曲げてクロスさせ、下向き加減で[気]を集中するこういち、
 そして、両手を大きく広げたっ!
                  するとっ!


ぶぁっこういちMax

ぶぉっ



土煙 MAX

└└└ドッコォォォォン┘┘┘



 こちらでも、もう一つの水爆が爆発したように、地面を放射状に巨大な爆風が駆け抜け
 るっ!

 二つの [超] 破格な[気]の波紋が、黄龍道の立つ位置で重なり合っ
 たっ! さしもの黄龍道も、その凄さに肘を横にして顔を覆ったほどっ!


四獣神_玄武黄龍道
  「 ぬおぉっ! 」

 ゆうすけを肩に、そして途中で拾ったチーランを小脇に抱えて走っていたリツコ、
 その最大級の[気]を感じて、波の形をして凍り付いていた場所の裏側に身を潜めて、その
 爆風を二人から守っていた。

 さらに、その爆風が通り過ぎた凍りついたままのザウバー、ゾルダ、Ryuichi のところで
 は、ザウバーの指先から氷が解け始めていた。
 それがどんどんと広がり始め、ついには炎につつまれて全身が完全に露出した。

 続いてゾルダも。

ザウバー
  「くそ、おれ達をこんな目に遭わせやがって・・・。」
ゾルダ
  「やろう、飛んでもねえぜ・・・。」

ザウバー
  「おい、こいつを溶かしてやれ。」
ゾルダ
  「こんなやつ放っておいてもいいんじゃねぇのか?」
ザウバー
  「あの化け物倒すのは、こいつの[力]も必要なんだよ。」

ゾルダ
  「気が乗らねぇけど・・・。」

 ぶつくさ言いながら、指先から[炎]を出し、 Ryuichi に向けて噴射炎させた。


ゆうすけ
  「なんか更に凄くハンパない[気]をぶっ放してないか・・・?」
リツコ
  「よし、行くわよ。」
ゆうすけ
  「彡うわぁ~~~」


 爆風が通過した後、リツコの急加速で悲鳴を上げたゆうすけとチーランを小脇に抱え、再び
 [探神霊石:源石球]と一緒の利江とマーシャの元に急ぐリツコ。





第354話 陳南家 南流の血 -2 へ





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年09月07日 12時16分00秒
コメント(0) | コメントを書く
[第三章 301 ~ 363 話] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

フリーページ

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

謎のドラマ作者@ Re:第242話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ Re:第4-490話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ 和恵よ。 和恵姉さん 「こういち! なんか言った?…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

もうひとつのBMW E4… non☆☆★さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X