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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2009年07月02日
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カテゴリ:第三章 301 ~ 363 話
.
 そしてこちらでも。

 4人に叫んだ後、再び外側から輪を描くように、ゆっくりと両手を大きく回し、体の真ん中
 までくるとヒジを曲げてクロスさせ、下向き加減で[気]を集中する和恵。

 すると、和恵を中心に、まばゆいばかりのピンクに輝くオーラが放出され始め、それが序所
 に増大していった。
 そして、両手を大きく広げた瞬間っ!


ぶぉっ和恵Max

ぶぉっ

└└└ドッコォォォォォン┘┘┘



 更にこちらでもっ! 外側から輪を描くように、ゆっくりと両手を大きく回し、体の真ん中
 までくるとヒジを曲げてクロスさせ、下向き加減で[気]を集中するこういち、するとっ!


ぶぁっこういちMax

ぶぉっ

└└└ドッコォォォォォン┘┘┘



 こちらでも、もう一つの水爆が爆発したように、地面を放射状に巨大な爆風が駆け抜けるっ!

和恵姉さん
  「 うぉぉぉぉぉぉっ! 南流 衝撃波 !! 
こういち
  「 いっけぇぇぇぇっ! 南流 衝撃波 !! 


 ズボーーンピンク

 <<<≡≡<<≡≡
     ズッ ボォォォォンっ !!!




 ズボーーンこういち

 <<<≡≡<<≡≡
     ズッ ボォォォォンっ !!!




 5人の神々から、五重奏となるそれぞれの最強の飛び道具を 最強となる覚醒後の黄龍道に
 向けて、同時にぶっ放したっ!


陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「 てやぁぁぁぁぁっ! 」

 指先をそのままに、両腕を上下に大きく開き、そして勢いよくそのアギトを閉じたっ!
 すると[気]の獣の口がさらに大きく開き、次の瞬間、黄龍道の立っていた場所で、上下の
 巨大な牙が勢いよく閉ざされたっ!



        


Σキェェェェェェっ!



炎襲来

ドッカーーーーんっ!



超大爆発04

ズっボーーーーんっ!



超大爆発01


ドッボォォォォォんっ!



 大地を揺るがす重い重低音の地響きが、そしてそこに居合わす全ての人々の心を振るわせ
 た! まさにそこは、火の海、[[破壊の塊]]が激突した炎の渦と化したっ!



炎の渦


ごぉぉぉぉぉっ!




 こんな破格の衝撃は、黄龍道は愚か、この地球そのものすら初めて受けたことだろう。


[近衛軍長 補佐]チーラン
  「す、凄すぎるっ!!」
ゆうすけ
  「くたばれぇぇぇぇぇぇっ!」

 [探神霊石]が守る玉の中で、叫ぶゆうすけとチーランっ!


館長
  「い、いかん、皆の衆っ! 避難なされーーーっ!」


ドッカーーン★01

火の海02



 炎の渦が広がりだし、ここ総本山にまでその勢いが襲いかかってきたのだっ!
 石で出来ている傍観席の地下に、素早く避難する対極試合の出場者達。

 館長の素早い対応のお陰で全員回避後、ギリギリのタイミングで総本山を熱風と火炎が襲った
 のだったっ!



火の海01



 どんどん波状に広がる熱風は、見る見ると地平線の彼方にまで及んだ。
 そして小さく、あっと言う間に視界から消えていったのだった。

 ・・・・・・
   ・・・・・・
     ・・・・・・
       ・・・・・・

 一瞬の出来事を石の壁に身を潜め、熱風をやり過ごした館長達。
 みな言葉を失っている。

 そして[探神霊石]の[神霊巫女]を守る白い玉の中では、

ゆうすけ
  「こりゃ相当な被害になっちまうだろうな・・・・。」

[神霊巫女]マーシャ(南 志津)
  「しかたありません・・・。
   あの覚醒した黄龍道を倒そうとする[力]をぶつけたのです、この地球が無事なだけで
   も有り難いことと考えるべきです・・・。」
[近衛軍長 補佐]チーラン
  「代々伝わるあの祈り こんなことを招くとは・・・」
リツコ
  「化け物の黄龍道、これで倒れてもらわないと・・・」

 皆一様に、思うことがあるようだ・・・。

 
 黄龍道の立っていた地点は、未だに粉塵が舞い上がり、熱風で もくもく としている。
 まだ黄龍道の生死を確認することは出来ない・・・。

 そんな中、この二人は・・・。

こういち
  「姉ちゃんも・・・」

和恵姉さん
  「そうね。」

 首にぶら下げた[探神霊石]を握っていたこういち。
 それを手に取り和恵にも握らせていた。
                   ( ∽~キュ~ン~∽ )

 Ryuichi、ザウバー、ゾルダたちも黄龍道の立っていた地点ににらみを利かせたままだ。
 そんな中、粉塵が納まり始め、辺りの視界もモヤモヤする中、少しずつだが見え始めて
 くる。

ゾルダ
  「これなら消し飛んでくれたかな・・・。」
ザウバー
  「だといいんだがな・・・・」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「甘いなおまえら、
   黄龍道の[気]は、まだそこにあるっ!」

 ゆっくりと構えるこういち、そして和恵。

和恵姉さん
  「段々打つ手が無くなってきたわね・・・・」

こういち
  「 ・・・・まだあるさ。 」




第358話 永久の彼方に へ
 (ジグソーパズルの最後のピース・・・?)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年08月25日 15時24分08秒
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