カテゴリ:第三章 301 ~ 363 話
ザウバー 「 ワイド・テラ・ファイヤーーっ! 」 ぶぉぉぉぉっーーっ! ゾルダ 「 ワイド・テラ・ファイヤーーっ! 」 ぶぉぉぉぉっーーっ! その強力な[火炎放射]が、ぶ厚い氷に包まれて凍り付いている黄龍道に向かって放たれたっ! 二つの尋常ならぬ炎が、凍りついた黄龍道の身体全体を覆い尽くしたっ! ゆうすけ 「よしっ!!」 なんと、黄龍道を包む透き通った氷が、強力な灼熱を浴びて、突然細かいヒビが無数に発生 したっ! ΣΣピキピキピキっΣΣ ΣΣピキピキピキっΣΣ ゆうすけ 「完璧っ★ 見たかっ! これが物理学の脅威だっ! 黄龍道っ、細胞の一つ一つまで砕かれろっ!」 だがこれでは終わらないっ! 「 南流奥義 刃 空 投 剣 !! 」 スパっ スパっ 細かくヒビだらけになっていた黄龍道の身体を、刃空投剣が二筋を残して通過していった! さらにっ! 「 奥義 南流 斬列剣 !! 」 二枚の大きな刃の[刃空投剣]とは異なり、今度は和恵の振り下ろす手から、クナイ形 手裏剣のような気の剣が無数に発射され、ヒビが入り宙に舞う3つに分かれた黄龍道の 身体を木っ端微塵となるまで打ち抜いたっ! スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ スパンっ スパンっ スパンっスパンっ 無数に弾け、ダイヤモンドをちりばめたようにキラキラと辺り一面を飾る黄龍道の身体っ! そこにっ! こういち 「 とどめだっ! 南流 衝撃波 !! 」 <<<≡≡<<≡≡ ズッ ボォォォォンっ !!! 空中にキラめくダイヤモンドダストを、チリ一つ残さないほどの強烈な[気砲]が そこを通過したっ! リツコ 「す、すごいっ!」 ザウバー 「むぉぉっ!」 ゾルダ 「うぉぉっ!」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「なんてやつらだ・・・・まだあんな奥義を秘めていやがったとは・・・・」 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ 辺りは見渡すかぎり焼け野原・・・。 鳥のさえずりも、虫たちの囁きも皆無になっている。 こういちのぶっ放った[気砲]が、遥か彼方に消えて行き、ここはとても静かな空間に戻っ ていた。 ゆうすけ 「 ・・・・終わった・・・・。」 リツコ 「・・・これで。」 思わず膝をついてタロを両手で抱きしめる利江。 利江 「タロちゃん、良くやったわね。お利口さん。。。」 [神霊巫女]マーシャ(南 志津) 「完全に・・・黄龍道の[気]が消え去りました・・・。」 [近衛軍長 補佐]チーラン 「おやじ・・・・。」 和恵姉さん 「ふぅ。。。」 [気]を完全に元に戻し、胸に手を当ててひと息する和恵。 総本山でも外に出てきた彼らから、安堵の表情が伺えた。 館長 「決着・・・しましたな。」 少林拳 師範 秦 岱明(しん たいめい) 「はい、どうやら・・・・。」 広州明冥道 候流 候 玲訓(こう れいくん) 「なんという凄まじい戦いだったのでしょう・・・。」 外家形意拳 疎 云南(そ うんなむ) 「地形・・・原型留めてないある・・・。」 北方クンフー 李 チュンスク 「これが、神々の戦い・・・」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「ザウバー様。。。」 クンナ 「終わった・・・な。」 スンチャ 「・・・うん。」 館長 「皆の衆。 この戦い、自分で見たこの戦いを末代にまで語り継ぐことじゃ。 この地球を救ってくれた神の話を。 そしてその神は、我々が育てたのだということをの。」 だが・・・・ つづく (でもよぉ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月26日 12時32分16秒
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