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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2013年12月02日
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.
 先程、ゆうすけたちが目付きの怪しい男達と出遭った場所に差し掛かったチーラン、

チーラン
  「あいつら、どこまで行った・・・?」
    (キョロキョロと辺りを見回している。)

 すると、かなり遠くで目に飛び込んできたのは、数人の男達で肩を担がれて移動している男達
 の姿が。

チーラン
  ( なんだ? あいつら・・・ )  建物の陰に身を移し、そぉ~とその様子を伺い始めた。

 そこへ・・・


????
  「どうしたんだ、お前ら・・・。」

 数人組で駆け寄ってきた男達が、目付きの怪しい男達に声を掛けたのだ。

目付きの怪しい男2
  「女に・・・やられた・・・。」
????
  「女・・・だと?」


チーラン
  ( !? )


目付きの怪しい男2
  「あぁ、お恥ずかしながら・・・。 拳法を身に着けていて中坊の男を守っていや
   がった・・・。 かなりの使い手だったぜ・・・。」

チーラン
  ( !!  スウランの事だ・・・ )


????
  「うっ、一太じゃねーか。 お、お前がやられただと・・・?」

全拳武道団 [南関東支部]一太(いった)(スペック-1)/ 目付きの怪しい男1(改め)
  「あ、ぁぁ・・・、 くっ・・・
             お、女一人・・・ だが、 このザマ・・・だ・・・。」
????
  「ひ、一人にだと !! 」

全拳武道団 [南関東支部]一太 (スペック-1)
  「将人か・・・そ、その・・・女、 くっ・・・、
                   おれと、こ、・・・拳を交え・・・
                              スペック戦闘員
   とぬかしやがった・・・ げほっ・・・」

全拳武道団 [南関東支部]将人(まさと)(スペック-1)/????(改め)
  「なんだと !! くそ、そりゃこういちってやつの関係者だ。 、
                      よし追いかける。 どっちに向かった?」
目付きの怪しい男2
  「この道を[南宿]方面に・・・。」
全拳武道団 [南関東支部]将人(まさと)
  「わかった、お前ら! 担ぐの手伝ってやれ!」

目付きの怪しい男2
  「やつら、男のガキんちょと二人だった。 服装は・・・・



  ~
    ~


スウラン
  「あぁ~お腹いっぱい♪ さっき適度な運動した お腹減ってたある。。。」

ゆうすけ
  「まったく、、、、よく食うな・・・・。
   わんこそばぢゃないんだから、こんなに丼の器を積みあげなくても・・・」
スウラン
  「だって、一杯の量 少ないある・・・。 それにこの牛丼ごはん うまいっ!」
ゆうすけ
  「とほほ・・・、今月のお小遣いがここ一発で底を尽きたぜ・・・」
スウラン
  「心配ない 次 スウラン払う。  福の島の駅でちょっとアルバイトしたある。
   ちょっぴり残ってるあるよ。」

ゆうすけ
  「つ、次のお店~??? @.@; 」

スウラン
  「今 違うある。 次の機会には・・・だ。」
ゆうすけ
  「・・・だよなぁ・・・ (^ ^||| 」
    ( 積んであるカラの丼の器の山を見て・・・ )

スウラン
  「ゆうすけ一緒の食事 それに二人っきり 楽しい 美味しい~♪」


 腕組みをして二階から階段を使って降りてくる二人。
 今日のスウランの服装は、チャイナでも拳法着でもない。 いつになく、普通の女の子
 が身に付ける可愛らしい服装。 白地にスカイブルーとピンクのフリル付きワンピース。
 ミニのスカートが眩しい。そして白いへそ上丈のチョッキのようなベストに軽く袖を通し
 ていた。 ひざが隠れるほどのニーソックスにピンクの紐のスニーカーという出で立ち。
 完全にデートを意識した内容。

 もう満面の笑みだ。

スウラン
  「な、ここ なんだ? ピーピー チャラチャラ とにぎやか・・・。」
ゆうすけ
  「あれはパチンコ屋さん。 18歳以上にならないと入れない遊技場。」
スウラン
  「遊戯 何する?」
ゆうすけ
  「一口で言うと小さい球を、穴に入れて球の数を増やして遊ぶゲームだ。
   ガラスで覆った板を立てて、銀の鉄の球をその中に放り込む。 中の板には釘を打ち
   付けてあって球が弾かれて不特定の動きをするようになっている。
   そこに穴や開く扉があって、球が入ると、ルーレットが回り、同じ絵柄や数字が揃う
   と、下に大き目の蓋があって、それが開いて落ちてきた球がもっと入り易くなる。
   そこの扉に球が入ると、銀の球がたくさん出てきて、そのたくさんの球を受付に持っ
   ていくと、何か景品に交換できるんだ。」
スウラン
  「ゆうすけ やったことない よな?」

ゆうすけ
  「あぁ、まだ未成年だしな。」

スウラン
  「まるでやったことある人みたいある・・・。」

ゆうすけ
  「TVでも出球勝負みたいな番組でやってるし。 昔は機械仕掛けで単純明快だったが、
   今は電子制御されてて、確率で出したり出づらくしてあったりしてるみたいだ。

   まっ、短期的には勝つこともあるだろうが、長期で見たら負けてるんだろうね。」
スウラン
  「負ける・・・?」

ゆうすけ
  「そっ。
   遊戯と言ってもギャンブル性が高い。
   銀の球をお金出して借りる。 借りた以上に景品が戻ってくれば勝ち。
   でも、お店の会場代、店員さんの給料、光熱費、設備費の他、台の製作メーカー。
   これらを支払っても商売が成り立っているってことは、遊ぶ人がその人たちの給料や
   材料費を支払ってあげてるってこと。

   まっ、喫茶店、ゲーセンと同じ理由で、暇つぶしにもお金が掛かるから、その場所代
   くらいは負けと見ずに最低の掛かる費用はあるって割り切ればいいんだけどね。」

スウラン
  「ふぅ~ん・・・。」
ゆうすけ
  「あのにぎやかな音は、その演出のためさ。」
スウラン
  「スウラン それつまらない・・・。」
ゆうすけ
  「じゃ、ゲーセンか、ボーリングでも行くか♪」
スウラン
  「棒リング? 棒とわっか?」
ゆうすけ
  「大きくて重い玉を自分で転がして、その先に置いてある10個の的を倒して点数を
   競うのさ。」
スウラン
  「それ やるっ!」
ゆうすけ
  「よ~し、じゃ、玉転がしに行くか♪」
スウラン
  「うんっ♪」


 歩道を進み始めた二人、そこへ・・・




????
  『居たぞーーー!』

ゆうすけ
  「ん・・・?」

 ゆうすけが振り向くと、そこには全拳武道団の拳法着を着た集団がこちらに向かって駆けて
 きていた。

スウラン
  「全拳武道団っ!」

ゆうすけ
  「さっきのやつらの仕返しかっ! スウラン、相手の数が多すぎる! ひとまず・・・・」

 ゆうすけはスウランの手を握り、逆方向へ走ろうとした。 しかし・・・
 『 !! 』

全拳武道団員
  「残念だったな。 お前らはもう囲まれてるぜ。」

 ゆうすけが走ろうとしたその目前には、既に別口の全拳武道団員の壁が出来ていた。
 行きかう人も、只ならぬ雰囲気にその場から退散、そして遠巻きに見学を始めた・・・。

ゆうすけ
  「くそ、気が付かなかった・・・・」
 
 す~っと構えるスウラン!

スウラン
  「仕返し か・・・。」

全拳武道団員
  「悪いな、それだけじゃねぇ~んだよ。
   少し物知りらしいな。 おれ達の極秘の部分によ。 野放しは危険だと支部長の
   命令だ。」

全拳武道団 [南関東支部]将人(まさと)(スペック-1)
  「そういうことだ。」

 壁を作る集団の後方から前に出て来る[南関東支部]将人。

全拳武道団 [南関東支部]将人(まさと)(スペック-1)
  「まっ、おれは仕返しのつもりで出向いているがな。
   スペック-1の 一太 を倒すくらいだ、こいつらが束になっても敵わんかもしれん。
   そこで俺様の登場ってことだ。」
ゆうすけ
  「仕返しとはまるで子供だな。 先にいちゃもん付けて来たのはあいつらの方だ。
   状況を考えれば、正当防衛って立場でね。 やられる方も悪いが、仕返しだなんて
   その状況を判断できないってのも寂しい限りだ。」
全拳武道団 [南関東支部]将人(まさと)(スペック-1)
  「なんとでも言え。 支部長様は、なんなら屍を連れて帰ってきてもよいと命令を発
   している。
          覚悟すんだな。
   おれは 一太 と違って、この[力]を得てから年期入ってんだよ。慣れが違う。
   悪いが・・・
   死んでもらうぜっ! 」

 さっ と素早く、ゆうすけを掴みに掛かった将人!
 だが、逃げ足はこういちに慣らされている俊敏なゆうすけ、次の行動を予期しており、
 既に掴みかかる将人の手の先に身体は無かった。
 『ハイっ』
 その手を上から叩き落すスウラン!
       ガツっ

全拳武道団 [南関東支部]将人(まさと)(スペック-1)
  「くっ、おのれーーーっ!」

 前のめりになった体を起こし、キリっとスウランを睨むと、縮めていた左手の拳を裏側の
 まま伸ばし、ノーモーションで甲の部分を当てに行くっ!
                          シュッ
 だが、スウランはまるでベーコンの缶詰の蓋をを開けるように、[南関東支部]将人(ま
 さと)の体をなぞるようにクルクルと回転しながら将人の後方に回避。  スタっ

全拳武道団 [南関東支部]将人(まさと)(スペック-1)
  「フンっ!」

 続けて左足をスウランに向けて真っ直ぐに後ろ蹴りっ!  『ハイハイっ』
 スウランは左肘で下から受け流し、そのまま右に転げて回避する。
 だがそこは武道団員達のすぐ目の前、後方から二人に左腕を、首を掴まれてしまった!

スウラン
  「うっ・・・」

 しかし、  『ハイっ』
 押さえ込む一人の足先を右足カカトで強く踏みつけ、首を絞めていた手がゆるんだ隙に、右
 肘をその男の顔面にヒット★ ズボっ
 返す右拳で左側で掴む男のこれまた顔面に打ち込むっ!  『ハイっ』 ズボっ

 そのままさらに左右、後方にいた武道団員達に、右、左の蹴りを見舞い、辺りの団員を蹴散ら
 したっ!
        ガスっ ズガズガっ ドスっ バシバシパシっ!
 だか・・・・

ゆうすけ
  「くそぉ~、離せぇぇぇっ!」

 スウランの目には、奥でゆうすけが数人に押さえ込まれている姿がっ!





                               -つづく-




第4-434話 探しモノ -08 へ
 (これじゃお金もらわないと)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2020年09月17日 16時12分13秒
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