283485 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2014年02月18日
XML
.
ナンちゃん
  「うん、なんか元気みたい。。。 (^ ^v  おいら、[頑丈拳]の持ち主だから。。。」
[黒マント男]
  ( 調子こくな・・・。 )

ナンちゃん
  「ところで団長さん。
   変なのが現れた後だけど、おいら達、このまま一戦交えた方がいいのかな?」

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「ふん、遅刻で消化不良ってところか・・・?
   我々の用は済んだ。 小僧が望むならうちの誰かを相手させてもよい。」

ナンちゃん
  「おいら、団長さんがいいな。。。」
[赤マント男]
  「バカを言えっ! 団長が貴様ごときを相手にされるかっ!」
[緑マント男]
  「小僧、貴様はこの俺様で十分だっ!」
ナンちゃん
  「おいら、頑丈・・・だよ?」

[黒マント男]
  「おれ様が相手してやるぜ。」
  ( こういち、今はダメだ。まだこのおれすら団長の能力を良く知らねぇんだから・・・。 )

 一歩、二歩と前に出て止まる[黒マント男]。

 その目をジッと見つめたナンちゃん、

ナンちゃん
  「なんだよ、団長さんじゃないのか・・・つまらないの・・・。」
[黄色マント男]
  「こんな小僧、ぐしゃぐしゃにやっちまってくれ! ブラックっ!」
[黒マント男]
  「ふん、言われるまでもねぇ。 このおれ様が打ちのめしてやるよ。」

 ナンちゃんは隣のタロに、

ナンちゃん
  「タロ、チーラン達の所にいっておいで。」
タロ
  『Coooo。』
   ( ナンちゃんにお尻をトンと叩かれて、走り出した )

 その姿を見て、さらに数歩前に出た[黒マント男]、

[黒マント男]
  「ナンちゃん・・・とか言ったな。 覚悟しろ。」

ナンちゃん
  「おしっ、いつでもいいよ。。。」

 毎度ヘナちょこの構えを見せるナンちゃん[頑丈拳]。

[黒マント男]
  「まだ生き延びているその訳の解らぬ[頑丈拳]とやら、試させてもらおう。」
                           彡ザっ

 マントを翻(ひるがえ)して素早く駆け出し、ナンちゃんの元に到達すると、拳を連続
 で繰り出したっ!
  ズバズバっ★★     ===ズコーーン   『うわぁ~』
 それをまともに喰らったナンちゃん、三発目の拳に飛ばされ、山の斜面に叩き付けら
 れたっ!
                     ===ズボ彡彡

 [黒マント男]は、黙ってその穴の開いた斜面を注視する。

シュナイケル
  ( なんだ? あの黒いの・・・ )
[黄色マント男]
  「いいぞ、ブラック!」

チーラン
  ( あの速度、、、Ryuichi はここでも手を抜いている・・・。 )

 スウランと目を合わせた後、二人で斜面に開いた穴に目線を移した。
 その開いた穴から もそもそ と出て来るナンちゃんの姿が・・・。

ナンちゃん
  「いってぇ・・・、この人のは効くなぁ・・・ おぉ~いて・・・」
[黒マント男]
  「ほぉ~、この程度ではなんともないのか。 なら次はもっと痛い目にあってもら
   うとするか。」
            彡ザっ
 再び素早く移動し、ナンちゃんに近づくと、今度は強烈な回し蹴りをお見舞いしたっ!
 『とぉりゃーー!』
              ズコーーン★ =====   彡『うわぁ~』

 受け太刀することも受け流す事もなく、まんま喰らって蹴りの勢いのまま体を飛ばさ
 れるナンちゃん、だが、その飛ばされた所に先回りし、再び強烈な拳、手套、蹴りを
 素早く繰り出した[黒マント男]っ!
   彡シュパッ   ズコっ バシっ ズババババっ ズゴーーーン★
                  ~~『わぁ~』     バキっバキバキっ バキっ
 斜面に立つ木々をなぎ倒し、湖面横まで飛ばされたナンちゃん。

西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「しょ、少年っ!」

 見ていられなくなったと見え、今にも助けに入りそうな表情の西艶 凌紀。
 そして、[土軍長]、[水軍長]、そして空から舞い降りてきていた[空軍長]らが、
 助太刀の確認するためか、[近衛軍長]チーランに顔を向けた。それを見たチーラン
 は、小さく数回首を横に振るしぐさをした。

 そばにいたギョッキも、

チョウ・ギョッキ
  「だ、大丈夫なのか・・・? ひ、ひどいことになっているのに・・・」
テイ・チョンミン
  「なぜ・・・・あの少年がここに・・・、我ら、黙ってみてていいのか?」

[近衛軍長 補佐]スウラン
  「安ずるな、チーラン 判っている。」
[近衛軍長]チーラン
  「あの二人に任せておこう。」

テイ・チョンミン
  「二人に任せるって・・・相手は得たいの知れぬ凄いやつだぞ! 少年が、殺され
   てしまうっ!」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「チーラン 相手のあの男も・・・知っている。」
チョウ・ギョッキ
  「ま、まじっすか !? 」
[近衛軍長]チーラン
  「二人の力、こんなもんじゃない。 今はジャレて遊んでいるだけだ。」
テイ・チョンミン
  「あれで・・・遊んでる・・・?」


  ズッゴーーン★==========================================     >ズボっ!彡彡


 再び山の斜面に叩き付けられたナンちゃん、今度は開いた穴からすぐには出てこれない・・・。

西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「このままではっ!  私が助けようっ!」

 と、走り出そうとした時、

                VVV ズバっ☆ VVV
シュナイケル
  「おぃっ、もうそのくらいでいいんじゃねぇ~のかっ!」

 [黒マント男]の真前に現れて、静止するシュナイケル。

[黒マント男]
  「なんだ貴様。 邪魔するな・・・。」

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「 ・・・・ 」

シュナイケル
  「黙って見ていられる状況じゃないだろうに。 あの少年と、お前さんの実力は雲泥
   の差だろ。 そこまでやらなくとも・・・な。」

[黒マント男]
  「うるさい。 おれ様のお楽しみを邪魔するな! 
        ん~~? ( 目を細め、顔を傾けながら )
   それとも何か、貴様があの小僧の代わりを務めるっていうのであれば、考えてやっ
   てもいいが。」
シュナイケル
  「おぉおぉ、そう来るか・・・。 まっ、とっさに止めに入っちまったが、それでも
   ボクちゃんは構わないけどねぇ~。。。」

 [黒マント男]は、チラっとナンちゃんが埋もれる穴を見た。 動きがないのを確認す
 ると、

[黒マント男]
  「なら、お前が死ねっ!!」
              台風 サッ   ☆ボコっ!

 ムカッ彡~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~『うわっ』彡彡

 今までとまるで違う速度で、シュナイケルに近づき、強烈な拳をブチ当てた[黒マント
 男]っ! シュナイケルは、空中にその体を飛ばされてしまうっ!
                                だが、
 クルクルと空中で体制を整えると、正面に向き直って停止し、

シュナイケル
  「なぁ~んてね。。。
   良く見てみろよ。 ボクちゃんの回りに、シャボン玉みたいの見えないかな?
   打撃系の人にはこれで十分~♪  打たれ続けるテニスボールと同じでね、ソフト
   に受けてくれる優れものなのよ。。。
   わりぃ~ね。全然堪えてないのよねぇ~ (^_-)-☆ 」

   ( こ、こいつ素早い・・・、あの至近距離では瞬間移動が間に合わないほど・・・。
     打力吸収結界を張っておいて助かったぜ・・・。 )

[黒マント男]
  「くっ・・・、舐めやがって・・・。」

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「ブラックよ、もうよい。」

[赤マント男]&[緑マント男]
  『だ、団長・・・。』

[黒マント男]
  「チっ・・・。」
    ( 肩越しに後方をチラっと見て、振り返り歩を進めだした )

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「本来の用は済んだ。 引き上げる。」

 異様なマントを翻し、後方へと消えて行くスナーグ以下各色のマント男達・・・。

 それを見た西艶 凌紀、ナンちゃんの埋もれた穴に走っていった。
 安堵の表情に戻ったチーラン、

[近衛軍長]チーラン
  「タロ、久しぶりだな。。。 いい子にしてたか?」
    ( タロの顔を両手でなでながら )
タロ
  『Cooo。。。』
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「結構 デカくなった。」
タロ
  『Cooo~?』
[近衛軍長]チーラン
  「うん、デカくなったぞ。

   そしてお前ら・・・、
    ( ギョッキとチョンミンを見て )
                    なぜ一緒に行動している・・・?」

 きちんと頭を下げ、片ひざで礼を尽くした姿勢で、

チョウ・ギョッキ
  「我らは、元帥様のご好意で、あれ以来こちらにお世話になっております。」
テイ・チョンミン
  「今の元帥様は、我々のことをとても良くして下さってて。
   お助けするべく、この俊たちと行動を共に。」

[近衛軍長 補佐]スウラン
  「チュウラン 相手の気持ち 大切にする。 悪いこと嫌い。」
[近衛軍長]チーラン
  「そうであったか。 俊、お前達は一時いがみ合っていたのだが・・・」

[土軍長]杜 土俊(と どしゅん)
  「当時は頭(かしら)が共に異なり、その指示で相違する動きでかち合っておりま
   したから・・・。
        今は仲間として受け入れ、元帥様の下にて共に行動しております。」

チョウ・ギョッキ
  「あの・・・、[近衛軍長]様・・・。 そ、その節はご、御無礼を致しまして・・・。」
テイ・チョンミン
  「わ、私も・・・そのぉ・・・[近衛軍長 補佐]殿にも・・・。」
[近衛軍長]チーラン
  「捨ておけ。 もう忘れておる。」
[近衛軍長 補佐]スウラン
  「あれはあれ、これからはこれらからある。。。」

チョウ・ギョッキ & テイ・チョンミン
 『恐れいりますっ!』

[近衛軍長]チーラン
  「うむ。
   さて シャーク、このメンバーだとお主がリーダーとなるが、[近衛軍長]
   として指示する。
           みなを連れて大竹林寺に帰れ。」






                             -つづく-




第4-447話 福ノ島の怪 -11 へ
 ( 嘘こけ・・・ (¬.¬;)





  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年09月08日 16時28分32秒
コメント(0) | コメントを書く
[第四章 4-421 ~ 480 話 ] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

フリーページ

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

謎のドラマ作者@ Re:第242話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ Re:第4-490話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ 和恵よ。 和恵姉さん 「こういち! なんか言った?…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

もうひとつのBMW E4… non☆☆★さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X