カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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火軍兵 『うわっ』 ドサン彡 ズコ 『ぐっ・・・』 ドサン彡 ズコ 『うっ・・・』 ドサン彡 突如、次々と倒される火軍の前衛兵達。 [火軍長]欧陽 濡(おうよう じゅ) 「くそっ、掻い潜られてる・・・ 火力を上げろっ! 覚えたてのほやほやのっ!」 いっけーーーっ! スパイラル火炎砲っ! ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> それに火軍兵も続いた! ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> ∞∞ ズゴーーーーンっ ∞∞∞∞∞∞>> 西艶 凌紀(さいえん りょうき)から教わり、初の実戦。 火炎が渦を巻き、スピードをもって一直線に目標物を目がけていく。ゾイルの体を焦 がすのみならず、当たり所によっては突き抜けていた。 [火軍長]欧陽 濡(おうよう じゅ) 「こ、こいつはすげー!」 焦げ目をまといながら肩を打ち抜かれ、腕をもがれても尚も火軍兵に近づくゾイル。 その弱ったゾイル達を、火軍兵の後ろに待ち構えていた力軍兵が掴んで投げたり、突 き倒したりと火軍兵を接近戦から守っていた。 空から地上に降り立ったゾイル達。 火軍兵、水軍兵、クラウス達らが迎え撃つ場所に集結していたかに思えていたが・・・。 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「ふっふっふ。 今回は元帥の居処を襲撃するが目的。 表の部隊など どうでもいい。 精々そこに戦力を集中させるがよいわ。 セルフィー、後は任せる。」 そう言うと ふわっ と消えていったのであった。 シュっ 『くっ・・・』 パンチが空ぶったザウバー。 セルフィー 「好きにしろ。オレも楽しませてもらう。 悪いがお前ら3人の相手はその竜巻だ。貴様らではどうにも太刀打ちできまい。 では、陽動側の加勢に行ってくるかよ。」 セルフィーは指をクルっと回し出現させた雲に乗り、その場から移動してしまった。 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「逃げられた!」 ザウバー 「あいつはいい、それよりこいつをこのまま放置できんだろが。 くっ」 V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V ゾルダ 「3人なら。」 ズボーーーーーーンっ! 先程と同様に、竜巻の回転にぶつけるような端側に向けて放射したっ! ~ ~ ~ ( ふわっ ) ミカールが現れたのは、尖がった山々のふもと。洞窟の入り口が望める位置だ。 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「ふっふっふ。 以前トンコウより聞いた話では、入り口は二つだけ。 ここと空軍用のバルコニ ーだ。 あちらの戦場は陽動、引き寄せるだけ引き寄せる。長引けばよしだ。 そして本隊はここより突入させる。」 ミカールが片手を高々と天に向けてかざすと、近くの足場の広範囲が急に ズッシリ と 沈みこんだ。 ミカールは上空にも目くばせした。 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「さてと、メインイベントの開始だ。 皆の者、掛かれっ! 」 ~ ~ ~ セルフィーは火軍兵達の戦場に舞い降りた。 セルフィー 「ふっ、口ほどにもない。 透明な連中、姿は見えてるし、がれきのように倒されているじゃねーか。 こい つらを褒めるべきか、ゾイル共が大したことがないかだが、そんな事はどうでも いい。 援護・・・というより、貴様ら、このオレ様が相手だっ!」 『随分とハリきっておられますね。』 驚いて後ろを振り向くセルフィー。 セルフィー 「き、貴様っ」 後ろには、腕組みをして立つ西艶 凌紀(さいえん りょうき)の姿が。 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「彼らを褒めるべきでしょう。ゾイルとかの戦闘力はその後変わり映えしていませ んから。援護なら私がさせません。相手ならこの私でいかがでしょうか。」 セルフィー 「貴様を相手している暇はないっ!」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「残念ですが、あなたの相手はこの私です。 あなた達は、ここを陽動と位置付けて攻め込んでお出でのようですが。」 セルフィー 「くっ、 よ、陽動とだと・・・」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「左様です。 ここに兵を置いていたのは我々大竹林寺の軍。 そこに降り立ち戦い出したのは あなた方です。 つまり戦場はこちらでご用意し、その土俵に乗ったのはあなた方。 すなわち、絵に描いた作戦に乗ってきたのはあなた方であるという事。」 セルフィー 「それがこちらの陽動とどう結びつく!」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「見て分かりませんか? ここにはあなた方の目指す人物はおりません。目指すなら別の場所。 ならあなた方はそこへ向かいます。 さながら別働隊というか本隊というべきか。」 セルフィー 「くっ・・・。」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「その別働隊が隠密に動けるように、また目的を確実に遂行させるなら、どこかで 派手に花火を上げてそこへ我々の兵を集中させ陽動とする。 極々普通に取る手段です。」 セルフィー 「あ、あの小僧か・・・。」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「そうです。 ですが私も同じ考えを持ちましたので、指示が無くても足はこちら へ向けたでしょうが。」 セルフィー 「やっぱ正攻法じゃ丸でダメだな。 逆の逆で裏を取れればとも思ったが・・・。 ミカールの頭じゃ太刀打ちできねーって事だ。」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「今回、我々は深読みしていません。 裏の裏は表に戻りますね。 お互いに表を 策に。 ならば正面から激突となって当然です。 ゆうすけ君の策は、配置した[駒]の置き所を考えただけのようですよ。」 セルフィー 「[駒]の置き所・・・?」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「はい、[駒]の置き所。 こちらの主力メンバーが最初に迎え撃ちました。 どこから打ち放っていたと思いますか?」 セルフィー 「何っ! ま、まさかっ !! 」 -つづく- (ごめんねぇ。) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月10日 14時03分37秒
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