カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
.
エルニーニャ 「さぁね。 大体あの箱は、らしき雰囲気は発してなかった。 ブースターは別の 所だ。」 [青マント男] 「うっ・・・。」 ゆうすけ 「スナーグが突然大事な局面に現れていた。 普通には不自然な事。 だが、未来が見える能力を持ち、スナーグを誘導出来た[青マント男]なら、そ れが可能なのさ。お前との打ち合わせ通りに 偶然を装ってそこに連れてくるこ とがな。」 セルフィー 「あいつら、ずっとグルだったのか・・・。」 [青マント男] 「うぬぅぅぅ・・・そこまで・・・。」 ゆうすけ 「その甲斐あって、クラウスには居場所が特定出来たって寸法さ。そこで騒げばミ カールの目にも止まり、現れるのは未来を読んで確定できた。 だから役者をそこに揃えて教える事が出来たって筋書きだ。 そしてもう一つ。 西艶(さいえん)さんの所にも現れて伝えていたよね。 『 この地に向かえ。 陳南家に関わることに出会えるであろう。 探せ。 四つの冠の者と共に創世の覇者を導け。 ならぬ。 黒青の炎を燃やさせてはならぬ。 』 とか言っちゃって。 福ノ島に向かえ、陳南家に関わることに出会える、なんて未来予知が出来る人じ ゃなきゃ無理。」 シュナイケル 「ふっ、一つ聞くぜ。なぜそいつらに教える必要があるのかなぁ。」 ゆうすけ 「[剣]探しの片棒を担がせるためだ。 そしてどさくさに紛れて[剣]を横取りするためさっ! 今、こうして。 ただ念のため、万が一【全能の神々】の手に渡ってしまった時のために 守る手 段をも伝えていたんだ。 『四つの冠の者と共に創世の覇者を導け。』 4っの[風]を集めるためにね。 これは石碑にも刻んで無かった事。 きっと[風]のご先祖様は耳にしていたん で、お前らが言い伝えられて知っていたということさ。 違うか?」 シュナイケル 「凄いね~、え~っとなんとか君。 やばい位に正解☆★ ずっと見られていたかのような気さえする程だね。 まさかこんな形で素性を明かすとは思ってもみなかったが・・・。 そう、我らはずっとこの時を待っていた。 俗称[青マント男]・・・、 私の実弟だよ。」 [青マント男] 「オレの名は 陳北家 北流 ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)。」 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「さすが、、、、だな。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「ゆうすけ すごいアル。仲間まで当たりよ。」 ゆうすけ 「実弟 !? それに second name が『ザン』、戦士だと !?」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)/[青マント男]改め 「同じ血を引いていても、能力が全て同じとは限らない。 そして兄と このオレ(北流伝承者 扱い)で 二人が伝承者だ!」 目付きと口調が変わり、 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「我が名は 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)、 この地を、[[ 蛮族震撼の剣 ]] にて我らが支配するために仕組んだ事。 貴様らには 死.ん.で.もらおう。」 ( ガッチリと剣を掴んだ ) 『ぬぉぉぉぉぉぉぉっ!』 と、懸命に気張るも[剣]はビクともしない。 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「ヒュルツ、手伝えっ!」 青マント男ことヒュルツ、片手を[剣]にかざして、力を込めた! 『ぬぉぉぉぉぉぉぉっ!』 『うぉぉぉぉぉぉぉっ!』 エルニーニャ 「無駄だ。 その[剣]は[剣]が認めた者しか能力を発する事が出来ない。」 ラニーニャ 「あたいにだって抜けないんだ。」 エルニーニャ 「つまり、私だけが引き抜ける。 お前は[剣]に認められていない。 あきらめろ。」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「うるさいっ! このおれが使うんだぁぁ 」 『 ぬ ぉぉぉぉぉぉぉっ! 』 『 う ぉぉぉぉぉぉぉっ! 』 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「あの者が 以前私の前に現れた男だったのか・・・。 フードを被った姿で顔は伺い 知れなかったのだが・・・。 会ったこの私でもないのにそれをも見抜くか・・・。」 クラウス総帥 「ブルーはあいつの舎弟だったのか。 うちの組織があいつらに利用されたって訳 か。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「ゆうすけの事前説明の通りになってるアル・・・。 凄い・・・。 だが、ブースターが見つかった事、その隠し持った者、そしてその箱の中身は知 らされていなかった・・・。 もしそれを我らが知っていたら、あの予知能力で見抜 かれていたかもしれなかったんだ・・・。 ゆうすけは それも回避してる。 やっぱ、やっぱ凄い! あっ、感心している場合じゃないアル。 タロちゃんを連れてこなきゃ。」 V ズバっ☆ V ゆうすけ ( 予知は まだ完全じゃなさそうだ。 更なる先を見通せていない・・・。 ) 「あきらめろ、シュナイケル。」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「くそぉ・・・ はぁ、はぁ、はぁ・・・」 そこへ、 V ズバっ☆ V ゾルダ 「Ryuichiを連れてきたぜ。 おぉおぉ、大勢お揃いのようだな。」 ( シュナイケルの横に現れ、おでこに手を当てて見回すゾルダ ) Ryuichi 「なにやってんだ、お前。 ( シュナイケルを睨む ) ゆうすけに見透かされて 力が入らねーんじゃねーのか?」 ( 腕組みをした姿勢で ) 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「な、なんだこ、こいつら・・・ この出来事をあらかじめ知ってたような口調・・・」 ゾルダ 「んじゃ このオレがサクっと抜いてみるかよ。 交代だぜ。」 へたり込んでいるシュナイケルを横目に、[剣]を体の前にし、両足を広げて腰を落 とした。両手で柄を掴み、 ゾルダ 「いくぜ、 ぐ ぉぉぉぉぉぉぉっ! 」 顔を真っ赤にして気張るゾルダ。 足元が zzズシンzz と沈むも、 ゾルダ 「ダメだこりゃ・・・、ビクともしねーや・・・。」 Ryuichi 「ふん、オレ様がやってやる。」 ゾルダを手のひらで弾き出し、柄を握る Ryuichi。 そして、 Ryuichi 「 そ ぉぉぉぉぉぉぉりゃっ! 」 両足が zzズズン、ズズンzz と沈んでいくも やはりビクともしない。 Ryuichi 「なんだと・・・。このオレ様を持ってしてもか・・・。 くそ、ゆうすけのやつ・・・。」 エルニーニャ 「力自慢比べかい? つまらない余興だな。」 ラニーニャ 「遊んでんなら、さっさとパワーブースターの在り処を教えなっ!」 Ryuichi 「ちっ・・・」 -つづく- (そんな感じなのかなぁ・・・ ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月19日 14時28分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[第四章 4-561 ~ 632 話] カテゴリの最新記事
|
|