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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年01月10日
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エルニーニャ
  「さぁね。 大体あの箱は、らしき雰囲気は発してなかった。 ブースターは別の
   所だ。」

[青マント男]
  「うっ・・・。」
ゆうすけ
  「スナーグが突然大事な局面に現れていた。 普通には不自然な事。
   だが、未来が見える能力を持ち、スナーグを誘導出来た[青マント男]なら、そ
   れが可能なのさ。お前との打ち合わせ通りに 偶然を装ってそこに連れてくるこ
   とがな。」
セルフィー
  「あいつら、ずっとグルだったのか・・・。」
[青マント男]
  「うぬぅぅぅ・・・そこまで・・・。」
ゆうすけ
  「その甲斐あって、クラウスには居場所が特定出来たって寸法さ。そこで騒げばミ
   カールの目にも止まり、現れるのは未来を読んで確定できた。
   だから役者をそこに揃えて教える事が出来たって筋書きだ。

   そしてもう一つ。
   西艶(さいえん)さんの所にも現れて伝えていたよね。

   『 この地に向かえ。 陳南家に関わることに出会えるであろう。
     探せ。 四つの冠の者と共に創世の覇者を導け。
     ならぬ。 黒青の炎を燃やさせてはならぬ。 』

   とか言っちゃって。
   福ノ島に向かえ、陳南家に関わることに出会える、なんて未来予知が出来る人じ
   ゃなきゃ無理。」
シュナイケル
  「ふっ、一つ聞くぜ。なぜそいつらに教える必要があるのかなぁ。」
ゆうすけ
  「[剣]探しの片棒を担がせるためだ。
   そしてどさくさに紛れて[剣]を横取りするためさっ!
   今、こうして。

   ただ念のため、万が一【全能の神々】の手に渡ってしまった時のために 守る手
   段をも伝えていたんだ。
   『四つの冠の者と共に創世の覇者を導け。』 4っの[風]を集めるためにね。

   これは石碑にも刻んで無かった事。 きっと[風]のご先祖様は耳にしていたん
   で、お前らが言い伝えられて知っていたということさ。 違うか?」

シュナイケル
  「凄いね~、え~っとなんとか君。 やばい位に正解☆★
   ずっと見られていたかのような気さえする程だね。

   まさかこんな形で素性を明かすとは思ってもみなかったが・・・。
   そう、我らはずっとこの時を待っていた。
                   俗称[青マント男]・・・、 私の実弟だよ。」

[青マント男]
  「オレの名は 陳北家 北流 ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)。」

西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「さすが、、、、だな。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「ゆうすけ すごいアル。仲間まで当たりよ。」

ゆうすけ
  「実弟 !? 
   それに second name が『ザン』、戦士だと !?

陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)/[青マント男]改め
  「同じ血を引いていても、能力が全て同じとは限らない。
   そして兄と このオレ(北流伝承者 扱い)で 二人が伝承者だ!」

 目付きと口調が変わり、
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「我が名は 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)、
   この地を、[[ 蛮族震撼の剣 ]] にて我らが支配するために仕組んだ事。
   貴様らには 死.ん.で.もらおう。」 ( ガッチリと剣を掴んだ )

 『ぬぉぉぉぉぉぉぉっ!
 と、懸命に気張るも[剣]はビクともしない。

陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「ヒュルツ、手伝えっ!」

 青マント男ことヒュルツ、片手を[剣]にかざして、力を込めた!

 『ぬぉぉぉぉぉぉぉっ!
    『うぉぉぉぉぉぉぉっ!

エルニーニャ
  「無駄だ。 その[剣]は[剣]が認めた者しか能力を発する事が出来ない。」
ラニーニャ
  「あたいにだって抜けないんだ。」
エルニーニャ
  「つまり、私だけが引き抜ける。
   お前は[剣]に認められていない。 あきらめろ。」

陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「うるさいっ! このおれが使うんだぁぁ

 『 ぉぉぉぉぉぉぉっ!
    『 ぉぉぉぉぉぉぉっ!

西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「あの者が 以前私の前に現れた男だったのか・・・。 フードを被った姿で顔は伺い
   知れなかったのだが・・・。 会ったこの私でもないのにそれをも見抜くか・・・。」
クラウス総帥
  「ブルーはあいつの舎弟だったのか。 うちの組織があいつらに利用されたって訳
   か。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「ゆうすけの事前説明の通りになってるアル・・・。 凄い・・・。
   だが、ブースターが見つかった事、その隠し持った者、そしてその箱の中身は知
   らされていなかった・・・。 もしそれを我らが知っていたら、あの予知能力で見抜
   かれていたかもしれなかったんだ・・・。
   ゆうすけは それも回避してる。 やっぱ、やっぱ凄い!

   あっ、感心している場合じゃないアル。
             タロちゃんを連れてこなきゃ。」 V ズバっ☆ V

ゆうすけ
  ( 予知は まだ完全じゃなさそうだ。 更なる先を見通せていない・・・。 )
  「あきらめろ、シュナイケル。」
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「くそぉ・・・ はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 そこへ、
        V ズバっ☆ V
ゾルダ
  「Ryuichiを連れてきたぜ。 おぉおぉ、大勢お揃いのようだな。」
  ( シュナイケルの横に現れ、おでこに手を当てて見回すゾルダ )
Ryuichi
  「なにやってんだ、お前。 ( シュナイケルを睨む )
   ゆうすけに見透かされて 力が入らねーんじゃねーのか?」
  ( 腕組みをした姿勢で )

陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「な、なんだこ、こいつら・・・ この出来事をあらかじめ知ってたような口調・・・」
ゾルダ
  「んじゃ このオレがサクっと抜いてみるかよ。 交代だぜ。」

 へたり込んでいるシュナイケルを横目に、[剣]を体の前にし、両足を広げて腰を落
 とした。両手で柄を掴み、

ゾルダ
  「いくぜ、
         ぉぉぉぉぉぉぉっ!

 顔を真っ赤にして気張るゾルダ。 足元が zzズシンzz と沈むも、

ゾルダ
  「ダメだこりゃ・・・、ビクともしねーや・・・。」
Ryuichi
  「ふん、オレ様がやってやる。」

 ゾルダを手のひらで弾き出し、柄を握る Ryuichi。 そして、

Ryuichi
  「 ぉぉぉぉぉぉぉりゃっ!

 両足が zzズズン、ズズンzz と沈んでいくも

 やはりビクともしない。

Ryuichi
  「なんだと・・・。このオレ様を持ってしてもか・・・。
                    くそ、ゆうすけのやつ・・・。」
エルニーニャ
  「力自慢比べかい? つまらない余興だな。」
ラニーニャ
  「遊んでんなら、さっさとパワーブースターの在り処を教えなっ!」

Ryuichi
  「ちっ・・・」







                              -つづく-


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 (そんな感じなのかなぁ・・・ )



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年10月19日 14時28分40秒
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