カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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和恵姉さん 「さて、準備運動は終わり。 真剣モード、スイッチ入れるわよ!」 目を細めて形相が変わる和恵。 そしてっ! 『 はぁぁぁぁぁ 』 ぶぉっ ┗┗┗\\\ドッゴーーン/// ┛┛┛ 突如[気]を発した和恵、すると辺りが一変したっ! 別次元の[気]を高めた和恵、爆風の如く物凄い空気の流れが起き、地面を水爆でも 破裂したかのような土ホコリの波紋が幾重にも巻き起こったっ! 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「は、始まった・・・。」 その光景を腕を前にかざして盾を作り、音を立てて砂や石、木片などが ドスドス と 当たる中、防ぎながらつぶやいた。 クラウス総帥 「な、なんだこりゃ!」 両腕を顔の前にかざして、砂や石類から防ぎながら驚きを口にしたクラウス。 ザウバー 「こ、これがあの姉貴の力さ・・・」 ゾルダ 「まったくハンパねぇーぜ・・・」 こちらも顔を横に向けながら同様に防いでいる姿勢だ。 Ryuichi、は顔や体に打ち付ける砂や石にも動じていない。 ラニーニャ 「本腰入れたか !! 」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「あぁ、肩慣らしは・・・ こっちも 終わりだっ! 」 突如目付きが変わった Ryuichiっ! こちらもっ、 『 はぁぁぁぁぁ 』 ぶぉっ ┗┗┗\\\ドッゴーーン/// ┛┛┛ 再び辺りが一変っ! 更なる爆風が巻き起こる! 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「始まったアル・・・。」 ゆうすけ 「あぁ、生身のこっちはこれだけでも辛いぜ・・・。」 ( 体が浮いて後ろ向きで宙を飛んでる姿。 ) 土砂や爆風がゆうすけの横を抜き去っていく。 爆風で飛ばされぬように片手でゆうすけのズボンのベルトを掴んでいたリツコ。 リツコ 「二人で守るわ。」 [神霊巫女]利江 「こういち君・・・・。」 リツコと陽江(ようこう)は、体を挺して二人を守った。 もちろんこの一匹もだ。 タロ 「Cuu ・・・」 ( リツコの後ろで、細かい砂利、砂を ピシピシ 顔、体に受けても全く動じず、険しい 表情で戦場を睨みつけるタロ ) シュナイケル 「は、始まったか・・・。」 少し離れた場所に居た二人。 ヒュルツも同様に二人で透明な壁を作って防いでいた。 二人の眼下では、 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「さぁて、いくわよっ!」 サッ彡 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「言われるまでもねぇ!」 サッ彡 ~ ~ ~ エルニーニャ 「 これでどうだぁぁっ! 」 サッ彡 =>>ズボっ★ =>>=> なんと『エル』の一撃を綺麗に交わしたこういち、拳はこういちの頭をかすめており、 横に交わした姿勢っ! そして こういちの 強烈極まりない スゴ重い一撃が『エル』の脇腹部分にメリ込んでいたっ! と、次の瞬間! 『エル』の反対の脇腹側から体を突き抜けた衝撃の余波が、横の空気を震わせ 地面が猛烈に振動し、大地に広がっていく! ドッコォォォォン エルニーニャ 「ぐふっ・・・・ ( 眼球をおっ広げ、体を『く』の字の姿勢で止まっていた ) こ、この力・・・・ ぐほっ」 脇腹を押さえ、膝から折れて地面に這いつくばる『エル』。 こういちは距離を置いて対峙した。 彡スタ。 エルニーニャ 「なんだ、この力は・・・。」 こういち 「お前が戦いに慣れていないんだよ。」 エルニーニャ 「戦いの慣れ・・・ だと?」 こういち 「お偉いさんは、自らが手を下す事が無いか減るんだろう。 威力、スピードは凄 いけど、戦いっぷりが甘ちゃんだ。」 エルニーニャ 「な、なるほど、貴様の余裕はそこにあったか。」 こういち 「別に。 余裕に見えていたのなら、そこじゃない。」 エルニーニャ 「油断だ。そう油断したんだ。 こ、この私が、こんなところで苦戦するはずがない!」 こういち 「本気でこいって言っただろ。」 エルニーニャ 「本気でだと! き、貴様ぁぁぁ! オレを、オレを 心底怒らせたなぁぁっ! 」 その時、『ラニ』が『エル』をチラ見した! ラニーニャ 「ヤバいっ、にいちゃんが・・・、にいちゃんが切れたっ!」 エルニーニャ 「 うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 」 こういちが構えたっ! 『 うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 』 天に向かって強烈な唸り声を発した『エル』、体から発する熱気が増し、体の輪郭が ゆがんで見える程にっ! 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「何っ、この[気]はっ!」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「くっ・・・」 『 うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 』 次第に『エル』の体が筋肉モリモリになり始め、更に体付きが2回り程大きくなって いくっ! 『 うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 』 ボッ ついには、以前黄龍道にもあったような体付きと体型になり、体の周りから炎のオー ラが吹き出していたのだった。 ZZzz ズシーーン zzZZ ゆうすけ 「くそ、こいつもかよ・・・」 エルニーニャ 「ふっふっふ、 貴様ら、オレにここまでさせたのだ。 後悔するなよ。」 -つづく- (よかったじゃねーか) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月10日 14時28分10秒
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