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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年01月16日
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陳東家 東流伝​者​ セルフィー・東(あずま)
  「そっか、お前も二色か。」
陳西家 西流者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「そうですね、東西・・・お互いに。」


 それを遠くで見ていたゆうすけ、

ゆうすけ
  「彼らも臨戦態勢に・・・。  !! やはりっ!」
リツコ
  「どうしたの? 急に・・・」
ゆうすけ
  「そうか、やはり黄龍道の言っていた通りだ。」
[神霊巫女]利江
  「黄龍道の言葉・・・?」
ゆうすけ
  「そう、見てよあの二人。」

 ゆうすけが指差す先に目線を移す三人。

リツコ
  「西艶殿とセルフィーが・・・オーラを・・・」
[神霊巫女]利江
  「凄い、二色に変化している・・・。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「なんか綺麗アル・・・。」

ゆうすけ
  「黄龍道が言ってたのさ。  ( 第356話 陳南家 南流の血 -4

    『陳東家 は稲妻を扱える者の集まり。陳西家 は火炎、水を扱えるものが揃っ
     ておった。 陳北家 はサイキックを得てとし、そして 陳南家 は力自慢と
     スピードに長けている者の集団であった・・・。

     その陳家の各得手を、更なる分派の東西南北の流派が、それぞれに術を改良
     して流派を名乗っていたのだ。中でも冠とする陳○家方位の○流派、きさま
     らは 陳南家 南流のようだがな、それはその中の強者の流派が名乗れるもの
     となっていた。』

   とね。」
リツコ
  「え、えぇ・・・、そう言われれば・・・」
[神霊巫女]利江
  「うん、そんな事を口にしてました。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「で、やはり・・・とは・・・?」
ゆうすけ
  「西艶さんのあの二色はもう分かるよね。」
リツコ
  「水と炎を扱うから。」
ゆうすけ
  「そう。 じゃ、あのセルフィーは?」

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「薄い水色が風? 空気アルかね? 黄色・・・?」

[神霊巫女]利江
  「あっ、」
リツコ
  「雷っ!」
ゆうすけ
  「そうさ、
   実はおれもずっと[東]は雷だと思い続けていたんだ。黄龍道が言ってたまんま
   を信じて。だが、セルフィーが現れた時には、風を用い、雷技はここまで隠して
   いやがった。 だからすぐにセルフィーを[東]に結び付けられなかった訳で。

   でもほぼこれで裏が取れた。 本当に揃っているんだよ、

   利江ちゃんが口にして告知してた、
    『四つの冠する者よ、古(いにしえ)よりの掟に従い立ち上がれ。』
   西艶さんが聞いた、
    『探せ。 四つの冠の者と共に創世の覇者を導け』

   四つの冠、つまり、陳家 伝承者の 東 ・ 西 ・ 南 ・ 北 が!」

[神霊巫女]利江
  「凄いっ!」
リツコ
  「確かにっ!
         ん~、でも一つ聞いていいかしら・・・。」
ゆうすけ
  「何?」
リツコ
  「古(いにしえ)よりの掟に従い って何? それと、
   共に創世の覇者を導け ってどうする訳?」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「そうアルね・・・」

ゆうすけ
  「二つじゃん・・・。
            わり~、おれもそこまではまだ・・・。
   掟って誰が知っているのか。 導けとは何かの儀式か何かか・・・
   まだわからないよ。西艶(さいえん)さんが聞いたシュナイケルからの伝言だと、
   呼び集めるだけの体裁を繕った継ぎ足した話かもしれないし。
   まんまは信じれないかも。 利江ちゃんからのは確たる筋からだけどね。

   ただ、 [[ 覇者創世の剣 ]] は他2っと同様に、[剣]自身が何かを判断する
   って事は確かさ。」


  ~
    ~

  『んぐっ』

 地面を転がり、這いつくばった姿勢で足を踏ん張り留まった『ラニ』。

ラニーニャ
  「な、なんだこいつら・・・。 以前の時とは別物に・・・」
陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「何を驚いているの。
   様子見なんかの時と比べるんじゃないの。 望む気合の度合いが違うから、参考
   にならないわよ。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「甘ちゃんなやろうだ!」
ラニーニャ
  「やろうとは何だっ! 娘と言え娘と!」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「余裕こいてやがんな。」
ラニーニャ
  「無礼極まりないねっ!  食らいなっ!

 『ラニ』は指で指し、Ryuichi に向けて閃光と共に発射した!
                              サッ彡


ピシューーーーーー========>


 だが、予測していた Ryuichi は軽く交わしそのまま突進!

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「飛び道具出しゃ黙ると思ってる所も甘ちゃんなんだよっ! お譲ちゃんっ!」

     ズコっ★

ラニーニャ
  「くっ、 フンっ!」

 拳を叩き込んでいた Ryuichi を左手で払う『ラニ』、が、右から和恵が顔面に蹴り!
 必死でそれをも右手で払おうとしたが、
             ズコっ★
 なんとフェイク後の脇腹への拳を食らってしまう『ラニ』!
 そのまま肘と裏拳の連射で顔面を打ち砕く和恵っ!
                 ズカっ★ ボコっ★
 たまらず至近距離からの ピンビーム を和恵に発射!


ピシューーーーーー========>


 が、
                === キンっΣ //

 手の平で跳ね返し、
 『 ハィっ! 』 
         ズコっ★ =====>   『ぐほっ』

 横蹴りを食らい、 くの字 で飛ばされた『ラニ』! さらに、
 『 うりゃっ
          <===== ガスっ★  『げふっ』

 その先には Ryuichi 、またまた強烈に蹴り返された『ラニ』!

    ガスンっ★ \V/

 和恵のひじ打ちで地面に突き刺さった!


  ~
    ~

こういち
  「まぁね。 さて、今度のはどうかな。」  彡サッ

 再びこういちが仕掛けたっ!
 『エル』に突進するこういち。 それを前蹴りで対処する『エル』、サッ彡
 軽く避けてジャンプっ、脇腹に向けて体を横にしてのそのまま横蹴りのこういちっ!

      ズボっ 『くっ』
   『フン!』 バンっ   スタ彡

 蹴りが見事に突き刺さり、『エル』の顔が苦痛の表情に! 腰を回して左ひじからの
 腕でこういちを弾き飛ばしたっ!  地面を引きずりながら片膝で着地したこういち。

こういち
  「やっぱ、力はあるんだ。」

ゆうすけ
  「今度は速度を落として、強い一撃で確認、そして相手の打撃力を感覚で知る。
   ってとこかな。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「確認?」

エルニーニャ
  「効かぬなぁ。」







                              -つづく-


第4-580話 エル・ラニ vs 陳南家 -04 へ
 (ごめんねー、そうなっちゃうのよ)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年10月19日 16時08分02秒
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