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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年01月18日
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 その爆風は、『エル』のデス・ファイヤーすら跳ね除けていた!

エルニーニャ
  「なんだとっ!」

陳西家 西流者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「な、なんとっ!」
​陳東家 東​流​​伝​承者 セルフィー・東​(あずま)
  「なんだこりゃっ!」

 この二人すら爆風でその場から飛ばされてしまう!

 『うぉー』



                 V ズバっ☆ V

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「ふぅ、な、なんて[気]アルか・・・」
リツコ
  「し、信じられない!」

 更に遠距離に移動したこの4人と一匹。

ゆうすけ
  「なんてすげー[気]なんだ・・・。 明らかに、黄龍道を倒した時よりも、はるか
   に強大になっている・・・。」



 『くっ』
         VVV ズバっ☆ VVV
陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「なんだあれはっ!」
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「くっ、こ、こういちらしい・・・」
陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「こういちだとっ! う、うそだろ・・・ なんて化け物なんだ・・・」
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「こんな力をまだ隠し持っていたとは・・・。」



 『うぉー』

             V ズバっ☆ V  V ズバっ☆ V
                    V ズバっ☆ V

ゾルダ
  「ふっふざけろっ!」
クラウス総帥
  「な、なにがっ!」

 両腕を顔の前にかざしたまま移動したクラウス。

ザウバー
  「こ、こういちだ・・・、これ程までの・・・」

クラウス総帥
  「こういちだとっ! あ、あいつがこれを起こしたってのか!」
ザウバー
  「あぁ。それも攻撃なんかじゃねー。 ただ[気]を上げただけだ・・・。」



ラニーニャ
  「なんだとぉー!」

 爆風でやや飛ばされた『ラニ』、この二人も近くで防いでいた。

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「なんてヤツだっ!」
陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「こういち、そっちは任せたわよ・・・」

 だが、

[神霊巫女]利江
  「うそっ」

 利江が首にぶら下げていたペンダントを見た!
 見ると、ふわっ、ふわっと薄らと赤く数回帯びて止んだのだった。

ゆうすけ
  「どうした、利江ちゃん。」
[神霊巫女]利江
  「朱雀が、朱雀が・・・」
ゆうすけ
  「なんだって!」
リツコ
  「朱雀ですてっ!」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「どしたアルか?」
リツコ
  「利江ちゃんは、三獣神の出現を予知出来るの。 その中の一つ・・・。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「預言? 朱雀・・・?」
[神霊巫女]利江
  「えぇ、ちょっと強く反応しただけだけど・・・。 この感じだと、復活はもう間も
   なくよ。」
ゆうすけ
  「くそぉ、このメンバーの[気]で、復活を早めてしまったか!
                         まだ先であってほしいが・・・」



ヒュン ヒュン ヒュン


 こういちの[気]で弾け飛んで出来たクレーター、その巨大なくぼみの中心にこうい
 ち。[気]の浮力で浮遊していた。

エルニーニャ
  「こ、こヤツめ・・・。 まだこんな力を隠していたのか・・・。」

 『エル』は片腕で顔を覆い、片膝でしゃがんでいた姿で。

こういち
  「隠してた訳じゃない。 使う必要が無かっただけさ、お前と同じ。」
エルニーニャ
  「それで、それであの余裕ってことか・・・」 ( スッと立ち上がりながら )
こういち
  「そうじゃない。
   おまえを倒し、この地球の人たちを守る、

   おいら こういち、南こういち だからだっ! 」

エルニーニャ
  「倒すだと、この私を? そんな事、夢物語に過ぎないのだよ、ただの妄想だ。
   現実とやらを教え ・・・(て・・・) 」 
                サッ彡
          ムカッ=>>ズボっ★ =>>=>

 なんと、既に『エル』の溝落ちに一撃をぶち噛ました姿勢のこういちっ!
 『エル』の体が地面から浮き上がり、数歩後ろまでの距離を動かされる程の威力っ!
 さらに『エル』の背中側から体を突き抜けた衝撃の余波が、後ろの空気を震わせ地面
 が猛烈に振動し、余波が大地を次々と広がり進んでいく!





ムカッ⊂⊂⊂ドッコォォォォン⊃⊃⊃


 『 ごぼっ・・・ 』

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「これが現実さ。」
エルニーニャ
  「は、速い・・・ そ、それに・・・  くそぉーー!

 打ち込まれていたこういちの腕を掴み、動けぬようにしてからのもう一方の拳をぶち
 かます『エル』! が、
          パシっ ズドン★

 こういちは、もう一方の手でそれを掴み、自分が掴まれていた腕をそのまま少し引い
 て再び溝落ちに打ち込んだっ!再び『エル』の背中側から体を突き抜けた衝撃の余波
 が、大地を次々と広がり進んでいく!



ムカッ⊂⊂⊂ドッコォォォォン⊃⊃⊃


 『ぐぅごぉっ・・・』 口から血反吐を吐き出しながら後方に飛ばされる『エル』

ラニーニャ
  「にいちゃんっ! そんな・・・」

エルニーニャ
  「く、くそぉ・・・。
           そんなバカな・・・。 この姿なのに・・・
                 だ、だが、まだまだ だ。 こ、これを ・・・」

 そういうと『エル』が片腕を空に掲げ、

 『装着。』

 と同時に開いた手のひらを握って体に引き込んだ。 そして、

 体がまばゆい程に黄金に輝き始めた。 \|/ きらきらピカーきらきら







                              -つづく-


第4-582話 発動! 王位三宝武装具 -01 へ
 (ただのハッタリだ)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年01月21日 11時09分29秒
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