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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年01月29日
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 ついに、剣先までが白昼に姿を見せた!
 それを天に突き上げるシュナイケル!

 すると剣先から赤黒い炎が天を覆うように噴出したっ!




どっっどぉぉぉぉぉぉん




陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「こ、これが [[ 蛮族震撼の剣 ]] ・・・ 恐ろしく凄まじい力だ・・・。」

 その凄まじさと光景に、多くの者が言葉を失っていた。

 炎に包まれていたシュナイケル、見るとそれが自らの体に吸い込むように飲まれて
 いき、そして体を覆うオーラとして定着したのだった。

 『 ふっふっふ。。 』
シュナイケル

  「あっはははははははは
   見よ、この姿、この力! ついに、ついに手にいれたぞぉぉ!」

陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「シュナイケル、ついにやったな。」

[神霊巫女]利江
  「 ・・・・ 」 ( 唖然として声にもならない )
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「こ、これが[剣]の 力 アルか・・・」

ゾルダ
  「う、うぅ ・・・・ 」 ( その様を驚きで見つめている )
クラウス総帥
  「な、なんだこりゃ・・・」 ( 黄龍道との戦いを知らないので、初めて見る感覚 )

ザウバー
  「くそっ」

ゆうすけ
  「見ろ、やつの顔。 何かに支配されているかのように、いつものシュナイケル
   から変貌してしまっている。」
[神霊巫女]利江
  「こ、こわい・・・」

 ゆうすけの言うとおり、シュナイケルの顔付きは、常人を逸した云わばあぶない人
 のように感じる程の凶変ぶりだ。

陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「シュ、シュナイケル・・・」

 その変わり様は、弟のヒュルツさえ驚きを隠せない程。
シュナイケル

  「うはははははは。 いいぞ、いいぞぉ!

                ん? 誰だ! おれは、・・・・
                                違うっ」

ゆうすけ
  「なんだ・・・?」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「一人で会話してるアル・・・。」
ゆうすけ
  「 [[ 蛮族震撼の剣 ]] ・・・ 野心ある者 ・・・。
                    [剣]が語り掛けているってのか?」
シュナイケル

  「 うるさいっ!
陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「 ・・・・ 」
シュナイケル

  「おれは、・・・・ 違うっ 貴様じゃない、おれの力だ!

 独りで叫び、突然  [[ 蛮族震撼の剣 ]] を横に一振り!
炎にぶぉぉぉぉぉぉ


 柄から[剣]を伝い、剣先から強大な赤黒い炎が吹き出したっ! 遥か彼方に届かん
 ばかりの距離!威力! そして一瞬の到達!それも広範囲にっ!
 そのまま大地に平行に襲い掛かったっ!

ゾルダ
  「くそっ!」
クラウス総帥
  「うっ!」
     V ズバっ☆ V    V ズバっ☆ V
           V ズバっ☆ V

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「うぬっ」
 高くジャンプしながら、指をクルクルと回し雲を呼び、体を乗せて上空へ回避!

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「避けるアルっ!」
             V ズバっ☆ V 

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「ちっ」
             サッ彡

 多くが回避するそんな中、

陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「ったく・・・」

 独り身構える和恵、そして

陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「私の風の名において、受けてみせようっ!」

                       炎​ぼっ​炎

 [気]を集中させ、みなぎる 巨大な炎のオーラ に身を包み、
 両腕からはこれまた巨大な炎の盾を出現させた。
 そして険しい形相で己の前にかざして両足で踏ん張った!

 みるみると大地を、大空を走る赤黒の炎が近づくっ! そして!

陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「 うぉぉぉーーーー!

 激突する炎っ!



ごぉぉぉぉぉぉぉぉ!


  「 うわぁぁぁーーーー!

 西艶 凌紀(さいえん りょうき)が進攻を止めるかに思えたが、その強大な威力の
 前に弾き飛ばされてしまった!

         『 うおぉぉーー==彡彡  パシっ☆ぱー

 その時、こういちが西艶 凌紀(さいえん りょうき)を片手で掴み、もう一方の手
 で、赤黒い炎を受け止めていた。両足で大地を引きずりながら。 なんと赤黒の炎
 の行き足が弱まる!
                 ザザザッッ彡ッ彡ッ彡彡

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「大丈夫?」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「こ、こういち君。 すまない、助かった。」
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「無理しないで。 こんな力仕事は[南]のおいらだ。」

 西艶 凌紀(さいえん りょうき)を掴んでいた手を離し、地面に降ろしたこういち、
 その手を赤黒の炎を押さえているもぅ一方の手の横に添えて、

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「 こんな危ねーの、振り回してんじゃねぇ!





ぶぉっ


┗┗┗\\\ドッゴーーン/// ┛┛┛



 再び[気]を入れ直したこういち、赤黒の炎の行き足を完全に止めたっ! 更にっ!

     南流 空撃波っ!
   ズ ボーーーーーーーン>>>>

 炎を片足で支える姿から この[気]における、最大級の空撃波を放ったっ!
                                   ξ
ξξごぉぉぉぉぉぉぉぉ!ξξ


 空撃波が天空にまっしぐら! その勢いに引き込まれるように、赤黒い炎が渦を巻き
 ながら天空へと吸い込まれていった!

陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「な、なんという防ぎ方だ!」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「あ、あのやろう!」
ザウバー
  「す、すげ・・・」

シュナイケル

  「 違うっ! おれの力だぁ!

 顔を片手で押さえ、一人で叫び、言い合いをしている。 顔を左右に振りながら。
 そこへ、
          サッ彡

 剣を持つ手を片手で抑えながら、手套を振りかざしたこういちっ!

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「 こういうのを  持つんじゃねぇ!







                              -つづく-


第4-591話 目覚めた [[ 蛮族震撼の剣 ]] -04 へ
 (やつらの、お偉いさんだとよ)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年05月24日 15時15分27秒
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