カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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ついに、剣先までが白昼に姿を見せた! それを天に突き上げるシュナイケル! すると剣先から赤黒い炎が天を覆うように噴出したっ! 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「こ、これが [[ 蛮族震撼の剣 ]] ・・・ 恐ろしく凄まじい力だ・・・。」 その凄まじさと光景に、多くの者が言葉を失っていた。 炎に包まれていたシュナイケル、見るとそれが自らの体に吸い込むように飲まれて いき、そして体を覆うオーラとして定着したのだった。 『 ふっふっふ。。 』 シュナイケル 「あっはははははははは 見よ、この姿、この力! ついに、ついに手にいれたぞぉぉ!」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「シュナイケル、ついにやったな。」 [神霊巫女]利江 「 ・・・・ 」 ( 唖然として声にもならない ) 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「こ、これが[剣]の 力 アルか・・・」 ゾルダ 「う、うぅ ・・・・ 」 ( その様を驚きで見つめている ) クラウス総帥 「な、なんだこりゃ・・・」 ( 黄龍道との戦いを知らないので、初めて見る感覚 ) ザウバー 「くそっ」 ゆうすけ 「見ろ、やつの顔。 何かに支配されているかのように、いつものシュナイケル から変貌してしまっている。」 [神霊巫女]利江 「こ、こわい・・・」 ゆうすけの言うとおり、シュナイケルの顔付きは、常人を逸した云わばあぶない人 のように感じる程の凶変ぶりだ。 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「シュ、シュナイケル・・・」 その変わり様は、弟のヒュルツさえ驚きを隠せない程。 シュナイケル 「うはははははは。 いいぞ、いいぞぉ! ん? 誰だ! おれは、・・・・ 違うっ」 ゆうすけ 「なんだ・・・?」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「一人で会話してるアル・・・。」 ゆうすけ 「 [[ 蛮族震撼の剣 ]] ・・・ 野心ある者 ・・・。 [剣]が語り掛けているってのか?」 シュナイケル 「 うるさいっ! 」 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「 ・・・・ 」 シュナイケル 「おれは、・・・・ 違うっ 貴様じゃない、おれの力だ! 」 独りで叫び、突然 [[ 蛮族震撼の剣 ]] を横に一振り! 炎にぶぉぉぉぉぉぉ 柄から[剣]を伝い、剣先から強大な赤黒い炎が吹き出したっ! 遥か彼方に届かん ばかりの距離!威力! そして一瞬の到達!それも広範囲にっ! そのまま大地に平行に襲い掛かったっ! ゾルダ 「くそっ!」 クラウス総帥 「うっ!」 V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「うぬっ」 高くジャンプしながら、指をクルクルと回し雲を呼び、体を乗せて上空へ回避! 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「避けるアルっ!」 V ズバっ☆ V 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「ちっ」 サッ彡 多くが回避するそんな中、 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「ったく・・・」 独り身構える和恵、そして 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「私の風の名において、受けてみせようっ!」 ぼっ [気]を集中させ、みなぎる 巨大な炎のオーラ に身を包み、 両腕からはこれまた巨大な炎の盾を出現させた。 そして険しい形相で己の前にかざして両足で踏ん張った! みるみると大地を、大空を走る赤黒の炎が近づくっ! そして! 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「 うぉぉぉーーーー! 」 激突する炎っ! 「 うわぁぁぁーーーー! 」 西艶 凌紀(さいえん りょうき)が進攻を止めるかに思えたが、その強大な威力の 前に弾き飛ばされてしまった! 『 うおぉぉーー 』==彡彡 パシっ☆ その時、こういちが西艶 凌紀(さいえん りょうき)を片手で掴み、もう一方の手 で、赤黒い炎を受け止めていた。両足で大地を引きずりながら。 なんと赤黒の炎 の行き足が弱まる! ザザザッッ彡ッ彡ッ彡彡 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「大丈夫?」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「こ、こういち君。 すまない、助かった。」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「無理しないで。 こんな力仕事は[南]のおいらだ。」 西艶 凌紀(さいえん りょうき)を掴んでいた手を離し、地面に降ろしたこういち、 その手を赤黒の炎を押さえているもぅ一方の手の横に添えて、 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「 こんな危ねーの、振り回してんじゃねぇ! ぶぉっ ┗┗┗\\\ドッゴーーン/// ┛┛┛ 再び[気]を入れ直したこういち、赤黒の炎の行き足を完全に止めたっ! 更にっ! 南流 空撃波っ! ズ ボーーーーーーーン>>>> 炎を片足で支える姿から この[気]における、最大級の空撃波を放ったっ! ξ 空撃波が天空にまっしぐら! その勢いに引き込まれるように、赤黒い炎が渦を巻き ながら天空へと吸い込まれていった! 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「な、なんという防ぎ方だ!」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「あ、あのやろう!」 ザウバー 「す、すげ・・・」 シュナイケル 「 違うっ! おれの力だぁ! 」 顔を片手で押さえ、一人で叫び、言い合いをしている。 顔を左右に振りながら。 そこへ、 サッ彡 剣を持つ手を片手で抑えながら、手套を振りかざしたこういちっ! 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「 こういうのを 持つんじゃねぇ!」 -つづく- (やつらの、お偉いさんだとよ) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月24日 15時15分27秒
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