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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年01月30日
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          サッ彡

 剣を持つ手を片手でぱー抑えながら、手套を振りかざしたこういちっ!

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「 こういうのを  持つんじゃねぇ!
                     ムカッバシッッ!

ゆうすけ
  「ん・・・ !?

 シュナイケルの[剣]を持つ腕を叩いたっ!
 すると、たまらず[剣]を持つ手が緩み、[剣]が遠くに放り出された!
                 ひゅんひゅんひゅん@@  //ズボッ↓
 剣は放出していた炎を収め、回転しながら大地に突き刺さる。

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「シュナイケル! シュナイケル! 目を覚ませ!」

 シュナイケルは、気を失ってしまう。

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「た、対処・・・、しちまったのか・・・?」  ( 唖然としている )
イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「こういちが・・・。」  ( 自分の目を疑っている )
陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「こういち。」
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「青マント、介抱してやってくれ。」

 と、シュナイケルを掴んで、ヒュルツに向かって放り投げた。
                              ドサ彡
陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「あ、ぃゃ、もぅヒュルツを名乗っている( が・・・。 )」
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「わり、おいらの相手が現れたらしい。」

 その時、

 [盾]を持つ左手、[盾]の裏側から炎が見え、そこを起点に次第に体を覆う氷が解
 けていく『エル』。 体を包む氷が完全に溶けるころ、ゆっくりと体を起こし始めた。

エルニーニャ
  「く、くそぉ、こんな事が・・・。」

 と動きだした『エル』。
 なんとその『エル』に対し、背を向けて何かを見つめているこういち。


陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「おぃ、もぅ見学はそのくらいでいいだろう。」

 どこへやらに話しかけているこういち。 和恵も同じ場所を見つめていた。

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「何をやってんだ、あいつら・・・。 んっ !!
    ( 同じく一点に顔を向けた )

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「どこ向いてしゃべってるアル?」
[神霊巫女]利江
  「姉さん、こういち君・・・。きっと、別の何かを感じているんだわ・・・。」
リツコ
  「いる、何かが・・・。」

 その場の全員が、『エル』を無視しこういちが語りかけ和恵が見ている方向に目線を
 向け始めた。
 すると、


 『ふっふっふ』


 微かに聞こえてきた何者かの声。

 『小僧、わしの存在がよく分かったな。』

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「そんな憎悪の[気]を発してれば、姿が見える見えないは関係ないさ。」

????
  『中々の戦いぶりだ。』 ( 徐々に姿が見え始めた )

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「あ、あいつ!」
クラウス総帥
  「団長スナーグか・・・。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「あのやろう・・・、今頃のこのこと現れやがって・・・」

????
  「スナーグだと? 知っておるのか !?  貴様らが。」
ゆうすけ
  「知ってるか・・・だと?」
????
  「なるほど、まぁいい。
   小僧、 [[ 蛮族震撼の剣 ]] を呼び覚まし者を、まさかあそこまで簡単に手玉
   に取るとはな。 そんな者がおるとは想像すらしていなかった。大したものだ。」
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「別に。
   シュナイケルは戦いに集中していなかった。 隙だらけ。」

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「別人 !? 」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「あいつだと思ったが、違うか・・・。」


エルニーニャ
  「くそう・・・。 ん・・・? 感じる気配が無くなった・・・。
    ( この時、急に振り向いた『エル』! )
   け、剣が!」
    ( 大地に突き刺さった[剣]を見た! さらに、 ) !!

   今度は遥か遠くから聞こえた声の主の方向に顔を振り向いた!

エルニーニャ
  「あ、あなたは!
               皇帝っ!

ゆうすけ
  「皇帝だと!」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「なんだと!」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「なに・・・」
陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「皇帝だぁ~??」
陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「こ、皇帝・・・」
ゾルダ
  「なんだ?」
クラウス総帥
  「はぁ~?」
ザウバー
  「やつらの、お偉いさんだとよ。」

陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「あらま。」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「次から次へと・・・」

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「カ、カルキ様・・・」  ( 片膝で頭を垂れる姿勢で )
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「 ・・・・ 」

皇帝カルキ/????(改め)
  「エルか、久しい。
   だが、☆★王位三宝武装具★☆
   [[ 悪鬼完防の盾 ]] [[ 悪鬼鉄壁の鎧 ]] を装着してもその様か。
    まだまだ修行が足りんようだな。 皇帝の座までの道のりは遠い。」
エルニーニャ
  「く・・・」

皇帝カルキ
  「武装具はまだお前のモノではない。 力を操りきれんで当然だ。」

 二人の会話中、和恵がしきりに異なる二か所も気にしている。

陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「あのさぁ、あんたの他にも連れがいるでしょ。」

皇帝カルキ
  「ほぅ、気が付いていたのか。 その女も大したものだ。
    ( ゃゃ後方に顔を傾け、 )
   護衛は無用と申したであろう。」 

                   V ズバっ☆ V

???-1
  「申し訳けございません。 これも任務ですので。   おい。」

       V ズバっ☆ V
                        V ズバっ☆ V
 ???-1 が カルキ の脇に現れ、続いてもう二人がその後方に現れた。

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「何者だ、お前ら!」

 ???-1 が カルキ の顔を伺った。

皇帝カルキ
  「構わぬ。」







                              -つづく-


第4-593話 大宇宙の支配者 へ
 (勝手に吠えてんじゃねーーーっ!)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2024年01月17日 18時04分46秒
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