■ ドラマ　永久の彼方へ

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陳南家 南流伝承者　南 こういち
　　「よかったじゃない、挽回のチャンスを貰えて。」

～

ゾルダ
　　「おぃおぃ、じょ、冗談じゃねーぜ･･･」
クラウス総帥
　　「なんつぅ戦いだこりゃ･･･」

ザウバー
　　「これが、これがこいつらの･･･本気の戦いだ･･･」

～

ゆうすけ
　　「くそ、こんなやつらが来るなんて、想定に入ってるわけねーだろ･･･」
リツコ
　　「私達でも手出しが出来ない･･･。」
峨眉拳　棲　陽江（す ようこう）
　　「ラベルが･･･違い過ぎる･･･。」

　利江の足元で、タロもその戦いににらみを利かせている。

リツコ
　　「･･･ それを言うなら、レベル ･･･ ね。」
峨眉拳　棲　陽江（す ようこう）
　　「あ、そうとも言うアル･･･。」

～

Ｘ クロス14神星 皇帝親衛隊 隊長 ホルス
　　「小僧、余裕こいてんじゃねーぞ。」
陳南家 南流伝承者　南 こういち
　　「余裕こいてんのはあのおじさんさ。」
　　　　（ 皇帝に向かって親指で斜め後方をツンツンと ）
Ｘ クロス14神星 皇帝親衛隊 隊長 ホルス
　　「き、貴様っ！　皇帝に向かって！」

　　　　　　　　　　＝＝＝＝スパっ彡

　突然こういちに接近！

　　『 無礼者がっ！　思い知れっ！』　　拳を振り上げ、こういちに一撃！
　　　　　　サッ彡　　　パシ☆ガシ☆ガシ☆
　それを手の平で受け、同時に飛んできた蹴りを膝を上げて受け、逆手の拳も肘で受け
　切ったこういち。　そのまま、
　　　　　　　　　　ズコっ★ズゴっ★　＝＝ズゴーーン★
　受け止めた手のひじでそのままホルスの顔面にエルボー！　肘で受けた手の拳でも
　う一発顔面に打ち込み！　受けて曲げた膝の足で一瞬でそのまま下からあごを蹴り
　ぬいたっ！

　『うおぉ』彡彡　宙を舞うホルス、　が、飛ばされながらの姿勢で、
　『　デスファイヤーっ！ 』
　戦闘機からの噴射のような、猛烈な火柱で 横100m 高さ50m のジェット噴射の火壁
　が、こういちを襲ったっ！

ズッボーーーーン
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≫ ＞＞＞



　飛ばされながらも口元が緩むホルス。
　だが次の瞬間っ！

　　　　　 ＝＝ボッ コォーーン★＝＝＝＞

　『うぉぉっ！』　驚く顔に変わるっ！

　なんと、デス・ファイヤーの中からこういちが現れた時には、既に強烈な拳を受けて
　いたっ！



　　　　　　⊂⊂⊂ドッコォォォォン⊃⊃⊃

　更にホルスの背中側から突き抜けた衝撃の余波が広がっていく！

　　　　　　　　　　　彡彡彡彡彡ザザザっ彡彡彡

　片手を地面に引きずりながら止まったホルス。

Ｘ クロス14神星 皇帝親衛隊 隊長 ホルス
　　「げほっ　き、貴様･･･」
陳南家 南流伝承者　南 こういち
　　「挽回も大変だね。」
Ｘ クロス14神星 皇帝親衛隊 隊長 ホルス
　　（ こ、こいつ･･･、想像を上回る能力･･･。なんなんだこいつらは･･･
　　 　なぜデスを食らっても突進出来る･･･ ）

　困惑するホルスを横目にカルキを睨むこういち。


ゾルダ
　　「す、すげーー！　　あいつ、怖さってのをしらねーのかよ。」
クラウス総帥
　　「こ、こういち･･･」　（ 目ん玉を真ん丸にして、冷や汗ダラダラ姿で ）
ザウバー
　　「ねぇな。　ヤツは戦う事を楽しんでやがる･･･。
　　　オレ達３人で挑んでも、あのホルスって隊長とオシリスってヤツに全く歯が
　　　立たねーだろうぜ。　殴られて気絶かあの火力で丸焦げだ･･･。」

～
　　～
　　　　～

エルニーニャ
　　「わ、私も参戦しますっ！」

　一歩踏み出した『エル』に、

Ｘ クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
　　「行かんでよい。」

　踏みとどまりながら、

エルニーニャ
　　「なぜです！」　　（ 怒りをあらわにしながら ）
Ｘ クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
　　「立場をわきまえよ。
　　　よいか、わしらは兵士ではないのだ。　戦況を見つめ、状況に応じてその後の
　　　判断や指揮をしなければならぬ。　戦いの場に身を置いては、全体の状況が把
　　　握できん。　エルよ、戦いにおいては視野を広く持つ事を心掛けよ。」
エルニーニャ
　　「くぅ･･･」　　（ きつく握り拳を作りながら ）

～
　　～
　　　　～

陳南家　殺流伝承者　Ryuichi
　　「じゃまするなっ！」
陳南家 南流伝承者(扱い)　南　和恵
　　「これは遊びじゃないのよ！」
陳南家　殺流伝承者　Ryuichi
　　「そんな事は言われるまでもねぇーっ！」

　ゆっくりと立ち上がりながら、

Ｘ クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
　　「こ、ここまでヤルのか･･･」

陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀（さいえん りょうき）
　　「私も本気で望ませて頂く。　地球を守る一戦士として。」

　　『 フンっ　』



ザザァーーーー。。。


　ここは海沿い、両手で横から大きく体の前を通過させ力を込めると 同時にその海
　面の水がぶわっと突然隆起し、滝の如く西艶 凌紀（さいえん りょうき）の身の回
　りへと吸い寄せられるように次々と移動する。




ザバザバザバ・・・ゴゴゴォ


　そして身体から少し距離を置いたところに長く高く厚い渦を巻きながら、防御する
　360度の巨大な［壁］ を作り始めたっ！




ゴォォォォォ


　西艶 凌紀（さいえん りょうき）の周りを勢い良く回り続ける水の壁っ！
　福ノ島で見せたそれとはケタ違いの水激の渦巻きだ！


Ｘ クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
　　「水使いか。」

　天まで届かんとする水激の渦巻きを見上げたオシリス。


ゆうすけ
　　「なんて規模の渦だ！」
［神霊巫女］利江
　　「す、すごい！」







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－つづく－


第4-597話　セルフィーの企みと知将　-01 へ
　（こういち、正解☆）


　　※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

　　　　また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。




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