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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年02月05日
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ゆうすけ
  「なんて規模の渦だ!」
[神霊巫女]利江
  「す、すごい!」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「こ、これが西艶(さいえん)殿の力・・・」


X クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
  「ここまで使うか・・・。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「 よそ見してんじゃねぇー!

       ムカッズっ ゴーーン★ =>>=>=>>

 強烈な蹴りに続いて、衝撃の余波が地面を振動し、大地に広がっていく!

        ムカッドッコォォォォン

 オシリスの体がふっ飛び、西艶 凌紀(さいえん りょうき)が作り出した水激の渦
 巻きに飲まれていったっ!

ξξゴォォォォォξ


 『ぐぉぉぉ』

 激流の渦に巻かれ、ハンマー投げの重りのように体が渦の中心付近でグルグルと回される!
 だが、

 『 ハァッ!
            \スパーーン/

 一喝を入れたオシリス、すると渦巻く激流が跡形も無くチリチリに吹き飛んだっ!

陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「なにっ!」

 驚いたのは西艶 凌紀(さいえん りょうき)だけではなかった!

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「くっ・・・」

X クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
  「この地球(ほし)には水が豊富にある。 水の惑星とも呼ばれる事も。
   他の惑星ではめったにお目に掛かれん。 久しぶりに使えたよ、この私も。」

 そうつぶやくと、西艶 凌紀(さいえん りょうき)に向かって人差し指を差したっ!


         ピシューーーーーー========>
                   === ☆ピシッさくら ========>     

 『ぐわっ』

 一瞬で西艶 凌紀(さいえん りょうき)の背中を貫いた水撃ビーム!
 吹き飛んだ渦の水が空中に散乱、それがオシリスの誘導で鉄筋程の太さに密集し、
 光速の如く一瞬で突き抜けたのだった。
                       バタン彡

[神霊巫女]利江
  「西艶(さいえん)さん!」
ゆうすけ
  「ヤツも水使い・・・か・・・。」

 力なくうつ伏せで倒れた西艶 凌紀(さいえん りょうき)。


イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「全く・・・、無茶しおって・・・」

 西艶 凌紀(さいえん りょうき)の体は、その場から突如姿が消えた。


X クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
  「水使い、それは後から追加された能力にすぎぬ。
   なれば本来の我が能力を思い知るが良い。
   我が名は [冥界の番人] オシリス、貴様らの相手は こいつらだっ!」

 片手を天に向けてかざしたオシリス、すると白く尖った被り物が頭に装着されかざし
 た先の上空に黒い小さい点が現れそれが次第に渦を巻きながら大きくなっていった。

[神霊巫女]利江
  「なんなんのあれ・・・。」
ゆうすけ
  「 [冥界の番人] だと!
   死と復活を司る・・・オシリス、青い顔、白く尖った被り物をと神話には出てくるが。」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「今度は何をおっ始じめやがった・・・」

 そしてオシリスの白く尖った被り物がまばゆく輝いたっ!
 すると空中に浮かぶ黒い渦の中から次ぎ次ぎと湧いてくる黒い塊。羽ばたきながら
 空に拡散を始めた!
          バサバサバサ

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「何アルか・・・。」
クラウス総帥
  「なんだ?」
ゾルダ
  「空にあふれ出しやがってる・・・」
ザウバー
  「新手か。」

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「あ、あれは!」

陳北家 東流 ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  ( 冥界のコウモリの様な飛来生物、聞いたことがある・・・。するとあれは・・・ )
   「あの飛来生物に触るなーーっ!
              触れたとたんに絶命するぞっ!
ゆうすけ
  「くっ」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「触ると・・・」
陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「なんだそりゃ・・・」

ザウバー
  「なら触れずに締めりゃいいだけだ!」
クラウス総帥
  「わぁった!」
ゾルダ
  「よっしゃ!」
 ザウバー クラウス ゾルダの3人は胸に手を当て、
  『フン』
    『フン』
      『フン』
 すると飛来する生物は突然地面に叩きつけられた!
 そこへ、

 『いっくアル、 』

     ワイド・メガ・ファイヤーっ!

    

            ズボーーーーーーンっ!


 叩きつけられ飛び立てない生物に猛烈な火筒が襲いかかった!

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「おれが一まとめに束ねてやる!」

 左右の腕を前に振った!

       ξξ グォォォォ ξξ
             ξξ グォォォォ ξξ

リツコ
  「それは私が! いくわよっ!

     ワイド・メガ・ファイヤーっ!

    

            ズボーーーーーーンっ!


ゆうすけ
  「利江ちゃん、タロも!」
[神霊巫女]利江
  「分かったわ、タロちゃん!」

 タロの名を呼び空の飛来する生物を指さした利江、タロはきつく睨みつけ、

ΣΣ キーーーーーン ΣΣ

 飛来する生物が凍り付き 次々と落下を始めた! そこへ、

陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
     南流 空撃波っ!
           ズ ボーーーーーーーン>>>>

       ズバン スパン ズバン
     ズバン スパン ズバン
           ズバン スパン ズバン
         ズバン スパン ズバン
             ズバン スパン ズバン
                   ズバン スパン ズバン
                      ズバン スパン ズバン スパン


陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「貴様はこのオレ様だ!」

       ムカッドス

 凄重い拳が天を向くオシリスの溝落ちに深くめり込んでいた。
 と同時に オシリスの白く尖った被り物が 
                     サッ彡
 オシリスの後ろに立つこういちの手の中に。

 膝から落ちるオシリス。

X クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
  「こ、こいつら・・・うぐぐ、貴様 それを返せ・・・」

 あちらこちらで飛来した生物が亡骸になる中、

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「やっぱ無いと困るんだ。 じゃ♪」

 そういうと片手で ぐしゅぐしゅ っと握りつぶし ぽぃ~ っと投げ捨て、
                        スパン
 片手を向けて破壊したのだった。

ゆうすけ
  「こういち、正解☆」

 空中の黒い渦巻きが忽然と消えたのだった。

X クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
  「お、おのれぇ・・・」

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「あやつ、オシリスの能力を剥ぎ取りおったか・・・。」

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「ふぅ。。」
ゾルダ
  「あぶねーあぶねー。。」

 一様に安堵した。



  ~
    ~


 だがその時、セルフィーが着地した。 スタ彡
 そして、

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「貴様ら、戦いに夢中になり過ぎたようだな。」


陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「うぬっ、あ、あいつ!」  ( その声に振り向く )
[神霊巫女]利江
  「[剣]の横に!」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「そだ、あいつも狙ってたアル!」

クラウス総帥
  「おい見ろ、[剣]の横に。」
ゾルダ
  「あいつ・・・。」
ザウバー
  「そういやぁゆうすけが言ってたな。」

 こういちと和恵は横目で見るだけ。

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「あのやろーーーっ!」

 ホルスとオシリスは皇帝カルキを見た。
 カルキと『エル』はただ黙ってセルフィーを見つめているだけ。

 一方のセルフィーは誇らしげだ。

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「油断禁物だぜ、宇宙からの皇帝さんよ。」

 皇帝の反応が無い、ホルスとオシリスはそのまま黙ってセルフィーに目線を向けた。

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「そこに立って、何を誇っておるのだ。」
陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「見て分かんねーかな。 もう手も足も出ねーだろ、この状況を把握しろよ。」
X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「把握か。 当に把握はしておる。 好きにしろ。」

リツコ
  「何、あの余裕は・・・」
ゆうすけ
  「あいつらには感じるモノがあるっていうのか・・・。だが・・・」

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「ふん、好きにしろか。 まぁいい。 ジタバタしても もう始まらんってこと
   だ。 そこで見てろ。」

 [剣]に両手を添えるセルフィー、そして、

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「さぁ[剣]よ、
   全宇宙の支配者から守る [[ 覇者創世の剣 ]] と成りて、このオレに力を
   白い光を、黄色の炎を燃やし 輝かせよーー

 力強く叫ぶセルフィー!


X クロス14神星 皇帝親衛隊 隊長 ホルス
  「ん !! 」
X クロス14神星 皇帝親衛隊 オシリス
  「何っ!」
クラウス総帥
  「ん・・・?」
ゾルダ
  「剣の名前が・・・」

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「あ、あやつ!  その剣の名を!」

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「何っ! [[ 覇者創世の剣 ]] だとっ!

 驚くカルキ!

     ・・・・
       ・・・・
         ・・・・・

 だがしばらくの時が経過するも、叫ぶセルフィーには何も変化が起きない・・・。

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「ど、どうした・・・、ブースターは装着され正規の状態なのに、
                           何故、何故反応しない

   ​こぉのぉぉ! 白く、輝 け ぇ ぇーーーーっ

         ・・・・
       ・・・・
    ・・・・・

ゆうすけ
  「残念だなセルフィー。 お前さんでは反応してくれないようだ。」
陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「うぬぅ・・・ な、何故だ!」
ゆうすけ
  「知らないのか?
   その [[ 覇者創世の剣 ]] つーのは、そう簡単にはいかねーんだよ。」

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「なんだと!」







                              -つづく-


第4-598話 セルフィーの企みと知将 -02 へ
 (けっ、ちんけな役回りだぜっ!)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年10月22日 16時11分45秒
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