カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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悪鬼破壊の剣_エルニーニャ 「この [[ 悪鬼破壊の剣 ]] の前に、お前らは、、、、 沈めぇぇっ! 」 そう叫び、剣を左から水平に一振りっ! 地平線まで届かんとする青黒い炎が、弧を描きながら大地を横切っていくっ! その時っ! 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「さっきのこういちのお蔭で、対処が見えたわ。 いくわよっ!」 南流 衝撃波っ! <<<<≡≡≡ ズ ボーーーーン≡≡≡ 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「ふざけてんじゃねぇぇ!、 消えやがれっ! 殺流 衝撃波っ! 」 二人の巨波が、 [[ 悪鬼破壊の剣 ]] の 青黒い炎 を下から突き上げるように発 射っ! 尾を引く 青黒い炎 を斜め天空に向ける交差する軌道、その気流に巻かれ るように、大渦となり突き抜けていった! その時っ、 なんとこういち、剣を振り抜く姿勢の『エル』の溝落ちに強烈な横蹴りをブチ込ん でいたっ! 『エル』は目をかっ開き、体を『く』の字にし宙に浮く! 背中側から体を突き抜けた衝撃の余波が、それも今までに見たことの無い程巨大さ で、大地を疾風の如く突き進んでいく! 『げほっ・・・』 口から血反吐を吐く『エル』。 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「もぉ加減しないよ。」 『エル』の手から力なく [[ 悪鬼破壊の剣 ]] がゆっくりとスリ抜けて、大地 に落ちていく・・・。 そして『エル』の体を取り巻く青黒い炎のオーラが消えていった・・・。 両ひざを大地に付き、続いて上半身も大地に倒れていった・・・。 カシャン ズン彡 バタン彡彡 [剣]は何事も無かったかのように極普通の姿となり、地面に横たわる。 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「その剣を手にした慢心と油断で、おめえも隙だらけだ。 握らせなければいいだけだろ。」 ゆうすけ 「あぁ、単純な事だ。それに・・・ 相手に[剣]を掴ませ、それでも力及ばないと悟らせる・・・。 『エル』の精神的ダメージは大きい。」 [神霊巫女]利江 「こ、こういち君。」 両手を胸元で握り、つぶらなまなざしでこういちを見つめていた。 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「ま、また・・・」 ゾルダ 「お、おぃ・・・」 クラウス総帥 「す、すげっ・・・」 ザウバー 「あいつ・・・」 リツコ 「えっ・・・」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「っ!」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「う、嘘だろ・・・」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「な、なんなんだあいつ・・・」 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「まっ、まさかっ! し、信じられん・・・」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「凄い、凄すぎる! 剣の炎の被害をあのお二人で食い止め、片やこういち君はあの『エル』を・・・。 なにより、剣の力と戦わず、それを振り回す本体への直の攻撃。 剣の威力に頼り切って隙のあるあの瞬間を狙って・・・。 な、なんという人達だろう・・・。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「馬鹿者がっ。 己自身を鍛えず、剣の力だけに頼るからそうなる。 いい薬だ。」 ( この局面を冷静に見届けていた ) その声を横目にこういち、大地に横たわる[剣]にゆっくりと歩み寄り、剣を見つ めながら片膝を付いた。 そして柄を握り、( カシャ )自分の顔の前へと運んだ・・・。 すると、 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「な、なにっ!」 その光景を、一歩踏み出しながら物凄い形相で驚いたカルキ! そしてこの男も。 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「そっ、そんなっ! な、なぜだっ!・・・ 持ち上げただとっ!」 『えっ。。』 ( 多くの者が同じ反応、そして ) 剣に刻まれたまた別の文字が、白黄色にゆっくりふわっふわっと点滅を繰り返し始めた。 すると突如[剣]が呼応し、まばゆいばかりに白く輝き始める! そして[剣]が白黄色い炎を吹き出し始めたっ! [神霊巫女]利江 「こういち君が手に、そして白い光と黄色い炎・・・。」 リツコ 「あの色・・・、 [[ 覇者創世の剣 ]] っ!」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「今度は黄色にアル・・・。」 ゆうすけ 「 [[ 覇者創世の剣 ]] (白黄色の光と炎)・・・ 覇者に選ばれし者が手に した時、憎悪、破壊、侵略よりその力で守る。」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「なにっ、 [[ 覇者創世の剣 ]] と!」 [神霊巫女]利江 「白い光、黄色の炎。 燃やし、輝かせよ。 我らに創世の覇者を導きたまえ・・・。 こういち君が。。」 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「あいつが持つと再び[剣]が! 覇者・・・、何故だ・・・」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「白黄色の光と炎に・・・」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「変わりやがった・・・」 ゾルダ 「おぃ・・・また色が変わったぞ・・・。」 クラウス総帥 「訳が分からん・・・」 ザウバー 「 ・・・・ 」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「あ、ありえんっ! この地球(ほし)の者が、な、なぜ・・・ なぜあの力を呼び起こせるっ!!」 想定外の出来事にえらい権幕で取り乱して怒鳴るカルキ!」 ゆうすけ 「なるほどね。。 皇帝さん、 その理由、教えてあげようか?」 その一言に、全員の視線がゆうすけに向けられた! X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「り、理由だと・・・? 小僧、それをなぜおまえが説明できるのだっ!」 -つづく- (あいつらしいぜ・・・。) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月21日 14時44分38秒
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