283329 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2018年02月17日
XML
.
クラウス総帥
  「どうなっていやがる・・・」
ザウバー
  「ありゃほとんど病気ってやつだ。治んねーだろうな。」

 ザウバーだけが片膝姿勢まで起き上がっていた。



  『Hyooooーー』





ゴォォォォォォ



 再び急降下し、火炎を放射する朱雀っ!

陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「今、陳西家が不在。俺たちでなんとか火の勢いを止めるぞ!」
陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「分かった。」

 両手を掲げてゆらゆらと左右に動かす二人、
 すると、どこからか砂の嵐で巻き起こったような土埃が猛然と吹き上がった!







 続いてもくもくとした巨大な壁が、炎上している地域に次々と覆いかぶさっていく!






 燃えたぎる炎、降り注ぐ土砂でまったく視界が利かない。
 土砂の量の多い近場は収まり始めたように見えるが、

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「いい発想だ、だがやつが次々と延焼個所を増やしてやがる! 火の勢いがハンパ
   ねぇ! あんなもんじゃ追い付かねーぞ・・・」

 そこへ、
        V ズバっ☆ V
リツコ
  「うそ、こっちも!」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「なればここも私が!」

ゆうすけ
  「西艶(さいえん)さん、待って!」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「どうして止める・・・?」
ゆうすけ
  「大量の水を被せては、我々の足場が水没します。」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「う、うぬ・・・。」
ゆうすけ
  「でも降雨であれば。」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「よ、よし。」

 西艶 凌紀(さいえん りょうき)が天に向け、両手をかざした。
 しばらくすると大量の水の塊が上空に現れ、そして、

 『フンっ』

 力強く拳を握ると、空中の水の塊が突然弾けた!
 その水滴がまさに降雨のように降り注いでいく。 突如発生する一面を白く覆う程
 の水蒸気。

リツコ
  「いい感じです。」

 土砂も水分を含み泥状となり、鎮火速度が増していく。
 だが、次々と炎をまき散らす朱雀、いたちごっこを見るようで埒が明かない。


  『Hyooooーー』





ゴォォォォォォ



陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「くそぉ、なんて火力していやがる・・・」


 さらにがホバリングして翼からの熱風を大地に当て始め、
 口から吐き出す火炎をその一点に集中する。

 すると、

 突然 大きな振動を伴い大地が怒り狂い始めた!
 そして一点が大きく隆起し始め、続いて火山の大噴火が起きたっ!





\\どっかぁーーん//




陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「ふ、ふざけんな!」
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「なんてやろーだ!」


\\どっかぁーーん//



 勢いよく火山灰が空に舞い上がり、見る見ると天空を黒く覆い始めた!
 そして大地では、ドロドロとしたマグマが地面を這いずり始める!

ゾルダ
  「くぅ、噴火しやがったぜ!」
クラウス総帥
  「や、やばいんじゃねーか・・・」
ザウバー
  「くそ・・・」


ゆうすけ
  「く・・・、こんなところを噴火させられるのかよ・・・」



 その時!

 『 いくぞっ  タローーー!  本気だせっ 』

 こういちが大声でタロの名を呼んだ!
 すると きつい顔つきのこういちを見たタロ、急に顔が険しくなり 前傾姿勢に!
 そしてっ


[神霊巫女]利江
  「えっ!」



 利江の首にぶら下がるペンダント状の[探神霊石]が
                      強烈なアクア・ブルーに輝いたっ!



[神霊巫女]マーシャ(南 志津)
  「うっ!」

 大竹林寺、マーシャの前の[探神霊石:源石球]も!










 なんと、タロの体がオーラに包まれ、みるみると巨大化していくではないかっ!

ゆうすけ
  「タ、タロ!」
リツコ
  「タロちゃんが!」

 みなの視線を浴びつつ徐々に肥大化したタロ。発光するオーラが収まると、体の変化
 の状態を探るかのように ブルブルと首を振り、少し間をおいてから 天に向かって辺り
 に轟かんばかりに吠えたっ!

三獣神_白虎タロ  『 GAOOOOOっ! 』


 その姿は、まさに 四獣神の 三獣神_白虎 そのものだ!







                              -つづく-


第4-609話 三獣神 白虎 こういちとタロ! へ
 (あとでゆっくりと説明してやる)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





 ● 第一章 1 話 へ
 ● 第二章 TOP へ
 ● 第三章 TOP へ
 ● 第四章 TOP へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年09月11日 11時11分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[第四章 4-561 ~ 632 話] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

フリーページ

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

謎のドラマ作者@ Re:第242話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ Re:第4-490話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ 和恵よ。 和恵姉さん 「こういち! なんか言った?…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

もうひとつのBMW E4… non☆☆★さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X