カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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リツコ 「タロちゃんが!」 みなの視線を浴びつつ徐々に肥大化したタロ。発光するオーラが収まると、体の変化 の状態を探るかのように ブルブルと首を振り、少し間をおいてから 天に向かって辺り に轟かんばかりに吠えたっ! タロ 『 GAOOOOOっ! 』 その姿は、まさに 四獣神の そのものだ! ゾルダ 「なんだよおい、ありゃ・・・」 ザウバー 「あぁ・・・、以前オレ達が押さえつけようとした デカくて白い虎じゃないか・・・」 クラウス総帥 「どうなってんだぁ~?」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「お、おぃ・・・」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「今度は白虎だと・・・」 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「はぁ~?」 [神霊巫女]利江 「タロちゃん。。」 タロ 『 GAOO 』 利江の声に反応し、利江を見つめたタロ。 そしてこういちを見つめると、こういち は『カモン』と腕を振っていた。 するとタロ、 なんと! 背中から 白く輝く塊がこぶの様に現れ始めた。 折りたたまれた状態から、徐々に 左右に解放し広げていく。。 そして白い輝きが、伸びた先の方まで届くと、 タロ 『 GAOOOOOっ! 』 再び吠えたタロ、 新たに得たその背中の白く輝く[翼]をこれ見よがしに大きく広げた。 バサっ 『 GAOOOOOっ! 』 [神霊巫女]利江 「勇ましい。。」 ゆうすけもリツコも、あっけにとられて その後は声も出ない。 その姿に 和恵と Ryuichi も動きを止め見つめていた。 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「なっ、今度は白虎だと・・・」 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「あれはタロね。」 みんなの驚きを余所に、タロは空を見上げ 新たなアイテム、白く輝く[翼]を強く 羽ばたき始めた。 彡バサン、彡バサン、彡バサン 徐々に体が浮き上がり、そして、 彡バサ彡バサ ビシューーー 勢いよく大空へと舞い上がっていった。 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「ほぉ~、白虎も蘇ったか。」 大勢の視線を集めつつ、気持ちよさそうに大空の風を切り旋回するタロ。 黒い噴煙を切り裂き 急降下でこういちに向かって滑空した。 それを見たこういち、 『 ハッ 』 高くジャンプし、それをタロが背中でキャッチ。 跨るこういちを乗せタロは再び 大空に舞い上がった。 ゆうすけ 「な、なんかすげぇ~。。」 リツコ 「とても勇ましく見えるわ。。」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「なんだと! 白虎とこういちが共闘???」 タロの背中で、こういちが地上を指差した。 すると、 西艶 凌紀(さいえん りょうき)の降らせた雨も伴い、一瞬で辺り一面が銀世界に! 噴火していた火口も、流れ出していたマグマも、あっという間に動きを停め静寂させ てしまった! 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「な、なんとっ!」 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「すげっ、マグマをも一瞬で凍らせやがった・・・。 白虎・・・、あの子虎が・・・。 なる程、そういう事か。 一杯食ったって事か・・・。 やつらが居た時に凍らせられる訳だぜ。」 急に笑顔が戻るセルフィー。 V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V V ズバっ☆ V ザウバー 「場所変えねぇとよ。」 ゾルダ 「オレ達も氷積めだぜ。」 クラウス総帥 「何がなんだか・・・」 ザウバー 「あとでゆっくりと説明してやる。」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「やつらの連れてた子虎が・・・白虎、三獣神の白虎だったとは・・・」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「それも彼らに懐いている・・・。」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「なんてやつらだ・・・」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「近くに居て、分からなかったのか?」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「そんなもん分かるかよ。ただの白い子虎だったからな、普段は・・・。」 [神霊巫女]利江 「延焼を止めた! タロちゃんが・・・ あの姿に。。」 ゆうすけ 「こういちは、タロが日々成長しているのを感じていた。 たぶん、もうタロの意思であの姿になれる事を察知していたんだろう・・・。」 空を駆ける タロ、そこへっ! 『Hyooooーー』 朱雀の火炎がタロを襲う! 南流 空撃波っ! ズ ボーーーーーーーン>>>> こういちが空撃波で迎撃! いっきに粉砕される炎の塊! 吹き飛んで舞い落ちる火の粉の中をくぐり去るタロ。 ======= ビシューーー⇒ 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「いいぞ、タロ。」 タロの首をポンポンと叩くこういち。 旋回するタロに再び! 『Hyooooーー』 再び朱雀の火炎が襲い来る! 南流 空撃波っ! ズ ボーーーーーーーン>>>> またもこういちが空撃波で迎撃! 炎の塊が激しく飛び散る! -つづく- (もう分かったよね) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月26日 15時51分32秒
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