カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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南流 空撃波っ! ズ ボーーーーーーーン>>>> またもこういちが空撃波で迎撃! 炎の塊が激しく飛び散る! エルニーニャ 「このぉっ! くたばれっ!」 見かねた『エル』、両手を胸の前で重ねて空を駆ける タロ とこういち 目掛け、片手を勢いよく伸ばしたっ! ズッ ボッッ >> 彗星のように気流の尾をしたがえた巨大な[気]が、一直線に突き進む! <ξξシュルリンξξ 透明なバリアがタロをも包み込んで跳ね除けた中で 片手を巨大な[気]に向けていた こういち、勢いでタロの軌道が後方に追いやられる。 エルニーニャ 「くそっ」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「す、凄い!」 タロの上で髪の毛をなびかせながら、 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「ヤツの攻撃はおいらが守る。 心配すんな。 それに朱雀は標的をこっちに移した。 タロ、あいつの火力、火炎の到達速度はもう分かったよね。 さて やってしまおうか。 朱雀に集中。 あいつの火力と力比べだ。 タロ、負けるなよ。」 タロ 『 GAO 』 返答するタロ、大きく旋回した後、朱雀に向かって一直線! すると朱雀、ホバリングしながら翼を前後に羽ばたき始める。そして 体を炎で包み、 羽ばたきでその包んだ炎を前に送り出す。口からも巨大な炎を吐き出し、先程大地を 噴火させた程の巨大な炎の合わせ技で襲い掛かったっ! こういちはタロの首で立ち上がり、 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「あいつも本気だ。 タロ、こっちの狙いは本体だっ! いくぞっ 」 ぶぉっ ┗┗┗\\\ドッゴーーン/// ┛┛┛ [気]を入れ直したこういち、空中でも衝撃の波が駆け抜ける。 向かい来る巨大な炎の行き足をも尻ごみさせる程! そして、 南流 空撃波っ! ズ ボーーーーーーーン>>>> そして最大級の空撃波で迎撃! 反動でタロはホバリング状態に! 朱雀の炎と空撃波の気流で、突き抜ける渦に炎が飲み込まれるように巻き込んでいる! そのまま突き進む空撃波! 続いてタロが大きく口を開け、 巨波の冷気がそれを後押しする! 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「いっけー! タロちゃんとこういちのツープラトン攻撃アル!」 突き抜ける空撃波が巻き込んだ炎を押し戻し、巨大な逆流の炎が朱雀を吹き抜けた! そして、 タロの冷気が容赦なく朱雀を襲い続ける。 次第に炎の力が弱まり始め、朱雀のホバリングの力も弱くなる・・・。 そしてついに落 下を始めたころ、 タロの冷気が勝り氷に包まれた 。その巨大な体が大地に向かって 真っ逆さまに墜落していく。 そこへ、 南流 衝撃波っ! ズっ ボーーーーーーーン>>>> 見たこともない程の 南流 衝撃波 だ! ホバリングするタロの体が反動で後方に 90m 程押し戻された! の姿が、ものの見事に粉砕っ! 空中で跡形も無く消え去った! X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「なにっ! す、朱雀が!」 ゆうすけ 「やったぁ~♪」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「すごーい♪」 ザウバー 「なんてやつらだ・・・。」 ゾルダ 「以前の龍や白虎の対峙した時とは比べものにならない・・・。鮮やかだぜ。」 ザウバー 「あいつの力が増し、僅かな様子見で見切れたんだろうぜ・・・。 くそっ、化け物め・・・」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「なぜだ、なぜこうもあっさりと朱雀を始末出来る・・・。」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「ち、ちくしょーーーっ!」 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「この地球を守る。今必要な事は。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「四獣神が手も足も出ない程・・・。 白虎は何をやっておる・・・。」 あっけにとられているカルキ、それを横目に、 彡バサン、彡バサン、彡バサン スタっ彡 降り立ったこういちとタロに駆け寄る利江。 [神霊巫女]利江 「こういち君ーん、タロちゃーん♪」 タロが しゃがむように姿勢を低くした。 [神霊巫女]利江 「タロちゃん、お疲れ様。 その姿、勇ましいわよ。」 ( タロに手を添えて ) タロ 『 Cuuuu 』 [神霊巫女]利江 「こういち君。」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「利江ちゃん、危ないから下がってて。まだ終わってない。 本当の戦いはこれからだ。」 きつい目付きでカルキの立つ方向に、ところがなんとその後方横を直視しているこう いち・・・。 [神霊巫女]利江 「う、うん・・・。」 利江は今後の展開を予測し、再びこういちを抱きしめたのであった。 そして! (∽ ~キュ~~ン~∽ ) 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「・・・・ 助かる ありがとう。」 [神霊巫女]利江 「いってらっしゃい・・・・。」 利江の顔を見つめた後、こういちが歩き出した。 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「今かよ、お前が現れるのは。」 誰かに向かって話しかけている。 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「今? 何を言っている・・・ ・・・ ん !? 」 -つづく- ( おっとやべー!) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月30日 12時12分36秒
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