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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年02月21日
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陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「今かよ、お前が現れるのは。」

 誰かに向かって話しかけている。

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「今?  何を言っている・・・  ・・・ ん !? 」

 カルキも斜め後ろに顔を傾けた。

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「おいっ、あんたに言ってんだ。」

ザウバー
  「 っ!!  おっとやべー!」
                  V ズバっ☆ V
        V ズバっ☆ V
ザウバー
  「こういち、ちょっと待ってくれ・・・。」

 慌ててこういちの前に移動したザウバーが、手を広げてこういちを征した。
 立ち止まったこういち。
            すると奥から、

 『よくわかったな、こういち。』

 聞き覚えのある声での返答が・・・。

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「そんな移動の仕方、もう一人はあんたしか知らないからね。」

 『なるほど、、、、な。』
           スルスルスルζζζ スルスルスルζζζ|||

 移動し姿を現したのは そう、この男だった。

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「思っていた以上の戦いぶりだ。」

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「あ、あいつ!」
クラウス総帥
  「団長か・・・。」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「あのやろう・・・、この状況で現れやがって・・・」

ゾルダ
  「あ、兄貴・・・、なにやってんだ?」

エルニーニャ
  「ス、スナーグがここに・・・?」


全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「ふん。
   ( 自分へのぼやきを聞き流し、遠くで控えるミカールに顔を向けた。そして、)

   まずはミカールよ、務め、ご苦労であった。」

ゆうすけ
  「なんだって!! 
陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「なんだとっ あいつら知り合いだったのか・・・」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「務め~? ご苦労~?」

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「[剣]は破壊された。 この地における 守る任 を解く。」
イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「はは。」  ( 片膝姿勢で、大きく頭を垂れる )

エルニーニャ
  「くそっ・・・」
クラウス総帥
  「どうなってんだ・・・」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「あの二人は繋がっていたのか・・・」

ゆうすけ
  「守る 任務 だと !? 」
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「 ・・・・ 」

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「ふっ」

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「カルキ、しばらくぶりだ。
   このわしを追って到着というところか。

   ( こういち達に向き直り )
   では、改めて自己紹介させてもらおう。 わしの名は、
   X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン という。」

陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「元、皇帝!」
陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「はぁ~?」
ゾルダ
  「なんだ?」
陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「訳わかんねぇぞ・・・」
ゆうすけ
  「元・・・皇帝・・・。」

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「貴様、やはりこの地に逃げおおせておったか。」
X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン/全拳武道団[本部]武道団長( 改め )
  「逃げてはいない。 次なる対応の準備をしていただけ。」
X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「次なる準備だぁ? 謀反を企てておったか。」
X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン
  「謀反ではない。 貴様の悪事を世に知ってもらう そのための準備だ。」

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「内輪話の最中に悪いな。
   お前、元大将か。
           で、今は何用でここに現れた?」

 その時、スナーグの後ろから、
           V ズバっ☆ V
[竹林総元帥]チュウラン
  「その先は、わらわから説明しよう。」
[神霊巫女]利江
  「 !! チュウランさん、それにチーランさんとスウランさんまで。」
ゆうすけ
  「なんだ・・・?」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「あいつらまで・・・」
峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「チーランにスウラン?」

ザウバー
  「女将、まずオレからだ。 ( 一歩前に出る )
   おれがここに到着する前に、ちょいとな。

   ミカールの総攻撃の後、みんなが移動した後によ・・・・」


_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄

ゆうすけ
  「あぁ。 みんなで移動だ!
   聞けミカール、
   総元帥チュウラン、それに利江ちゃんは本当に何も知らないよ。 ここには用は
   無いのさ。
   お前は『エル』達の目指すところへ行け。 お前の目指すモノはそこにある。

   ザウバーとゾルダは Ryuichi を連れてきて。
   陽江(ようこう)、我々を連れて移動した後、次に西艶(さいえん)さんとクラウ
   スを頼む。
   移動先はリツコさんだ。」

ゾルダ
  「あいよ。」
           V ズバっ☆ V

峨眉拳 棲 陽江(す ようこう)
  「わかったアル。」
           V ズバっ☆ V

ザウバー
  「おっさん、分かったら とっとと ここから移動しな。
   まだゆうすけの話には続きがあるぜ。 また後でな。

                           ん? ・・・・」
                              V ズバっ☆ V

 と、ゾルダ、棲 陽江(す ようこう)、更にミカールが移動した後、ザウバーも移
 動しようとした時、何かに気付き、移動先を変えたザウバー。

         V ズバっ☆ V

ザウバー
  「異様な[気]がまだあったんで来てみれば・・・ ほぅ、あんただったか。」
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「ふっ、気が付いたか。
   まぁ随分と楽しんでいるようだな。」

 そこに立っていたのは、Ryuichi とやり終えた全拳武道団 [本部] 武道団長
 スナーグ の姿だった。

ザウバー
  「あぁ。普段はここまで気合を入れる事が無いからな。楽しませてもらってる。」
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「ここは一段落したように見えるが?」
ザウバー
  「いちをな。
   だが、まだお前さんが居るとあっちゃ、野放しに出来る話でもなさそうだ。」
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「お前達が突然現れてから流れが変わってしまい、今暇してるところだ。
   一戦交えるかね?」
ザウバー
  「ゆうすけの指示には無いが・・・悪いな、出くわしちまったからな。」

 スナーグをきつく睨み、ぐっと拳を握るザウバー。







                              -つづく-


第4-612話 X クロス14神星 皇帝 -02 へ
 (そういう事だ・・・)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年05月26日 16時12分00秒
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