283276 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

■ ドラマ 永久の彼方へ

■ ドラマ 永久の彼方へ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2018年02月22日
XML
.
ザウバー
  「ゆうすけの指示には無いが・・・悪いな、出くわしちまったからな。」

 スナーグをきつく睨み、ぐっと拳を握るザウバー。

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「いいだろう。」

 半身姿勢からザウバーを正面に見るように立ち位置を変えた。

ザウバー
  「なんか訳のわからん動き方しやがるから、
                 手加減せずに入っちまうかもしれねーぜ!
    いくぜっ 」
                   V ズバっ☆ V
           V ズバっ☆ V

 突如スナーグの脇に現れ、強烈な蹴りをブチ込むザウバー!
 『 おぉぉぉりゃゃゃっ!
             ズゴっ★

 まんま見事にクリーンヒット!
 だが、顔色一つ変えずに、

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「手加減は無用、もっと気合を入れろ。」

 蹴り込んだ姿勢のまま、

ザウバー
  「んだとっ !!  くっ、こ、こいつ・・・」

 冷や汗が額を流れおちるザウバー、続けて、
 『 うりゃゃゃっ おりゃっ! ふんっふんっ
       ズゴっ★ ズカっ★ ズコっ★ズコっ★
 拳、蹴りを繰り出すっ!
 ザウバーの額の汗が滴り落ちるも、スナーグは微動だにしない。

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「では、この動きについてこれるかね?」

 突然、
         スルスルスルζζζ スルスルスルζζζ

ザウバー
  「なめやがってぇぇっ!」
              V ズバっ☆ V
           V ズバっ☆ V
 『 うぉりゃゃゃっ!

 素早く移動し、横蹴りを繰り出すザウバー!

           スルスルスルζζζ スルスルスルζζζ
全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「それでは当てられんぞ。」

ザウバー
  「こぉんのやろぉぉぉ! 食らえぇぇぇぇっ!
       ワイド・メガ・ファイヤーーっ! 」



 スナーグの移動範囲を包むように、ワイド・メガ・ファイヤーをぶっ放したっ!
 しかし、
              ζζζスルスルスルζζζ||
 放射される炎の中から現れ、
                  ぐームカッボコっ★

 『ごほっ・・・』

 ザウバーの顔が青ざめた・・・。
 アッパーのような軌道の拳がザウバーの溝落ちにメリ込んでおり、膝から崩れるザ
 ウバー。

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「残念だが、お主ではわしの相手にならん。
   よく聞け。
   このわしと同等の力を持った者が、今ここ(地球)に向かっておる、このわしを
   追って。」

 『 ・・・・ 』

 まだ言葉が出せないようだ。

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「恐らく、この惑星(星)の者が束になって掛かっても叶わぬ相手だ。
   お主、ちょっとわしと一緒に来い。」

 そういうと     V ズバっ☆ V
 スナーグとうずくまったザウバーの姿がその場から消えた。

     V ズバっ☆ V

 そして現れたのは、

[竹林総元帥]チュウラン
  「うっ、何ヤツっ!」  ( 慌てて顔を向けた )

 チーランとスウランはキジュロ討伐に向かっていて、チュウランしか居ない総元帥
 の間だった。

全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグ
  「わしは全拳武道団 [本部] 武道団長 スナーグだ。」

 後ろにはうずくまったままのザウバーも。

[竹林総元帥]チュウラン
  「ザ、ザウバー! 何が・・・」
ザウバー
  「ほぅ・・・、女将か。
          久しぶりに見る顔だ・・・。 くっ・・・」 ( お腹を押さえながら )

[竹林総元帥]チュウラン
  「な、何故ここに移動出来る! 貴様、何者だっ!」


_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄_/ ̄



リツコ
  「移動して現れた !? 」
[竹林総元帥]チュウラン
  「わらわとは面識が無い。 にも関わらず、総元帥の間に瞬間移動出来る者・・・。
   つまり少なからず一度はそこに己の身を置いた者となる。」

ゆうすけ
  ( そういう事だ・・・。 スナーグ・・・ )

[竹林総元帥]チュウラン
  「スナーグ殿は、その皇帝カルキの先代の皇帝であったと。」

リツコ
  「元皇帝!」

[竹林総元帥]チュウラン
  「ところがある時、カルキの企てた謀反によってその座を奪われ、ここ大竹林寺の総元帥
   に。その後 別の場所に
長い年月の間幽閉されていた。
   その幽閉場所から脱出し、再びこの地球に姿を隠されたのだ。」

リツコ
  「そ、それに敬語・・・、チュウランさんは敬語を使っている。」
[神霊巫女]利江
  「どういう事・・・?」

[竹林総元帥]チュウラン
  「そして、スナーグ殿はわらわ直結の血族。」
[近衛軍長]チーラン
  「そう、親父(オヤジ) 黄龍道の父親であり、我ら三姉妹の祖父、、、、だ。」

ゆうすけ
  「なんだって!」
リツコ
  「えぇっ!」
[神霊巫女]利江
  「チュウランさん達の、おじい様・・・。」

[近衛軍長 補佐]スウラン
  「そして[剣]の事を石碑に記し残してくれたのも、スナーグ殿の指示あるよ。」

陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「まぁ。。」

陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと)
  「なんだ?」
陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと)
  「未来見にはなかった・・・」

陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「 ・・・・ 」
陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき)
  「す、凄い・・・」
陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「何言ってっかわからねぇ・・・」

イルミナルディー[秘密結社]ミカール
  「左様。
   この地で当時皇帝の座を追われ、半ば左遷的な配属でスナーグ様は大竹林寺の
   [総元帥]に着任されていた。 
   [剣]を無くされ、このわしが探す任務を受けたのが今の王子エルニーニャ様
   からであった。 太陽系のこの地球(ほし)で探す過程で元皇帝様と再会し、探
   す立場から 守る 立場に心を切り替えた。

   ゆうすけ、お前の読み通りにな。

   だがわしは、詳細までは知らされていなかった・・・。 多くを知らんでよいとの
   仰せ、ただひたすら与えられた任務をこなしていた。

   だが、元皇帝様の謀反からなる座の明け渡したそのお姿が難儀で難儀で・・・。
   [総元帥]に着任しその後、幽閉されたのだ。

   そこでわしは、その[剣]の力を用いてまずこの地球(ほし)を我が物にし、
   元皇帝様の身の置き所をと。 そして力を蓄えた後に、皇帝の座を奪い返すお
   力添えをする心づもりでおったのだ。

   見事ゆうすけとこういち達に打ちのめされた訳だが・・・。」

ゆうすけ
  「スナーグのあの次元を超えた戦いぶり。大竹林寺の次元を超えた地上界との行き
   来を思わせていた節があったからな。 もしや・・・とは思っていたが・・・。
   まさか、おじいさんとは。。」







                              -つづく-


第4-613話 [[ 悪鬼鉄壁の鎧 ]] vs 地球最強連合 へ
 (へっくしょん!)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





 ● 第一章 1 話 へ
 ● 第二章 TOP へ
 ● 第三章 TOP へ
 ● 第四章 TOP へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年05月26日 16時33分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[第四章 4-561 ~ 632 話] カテゴリの最新記事


PR

カレンダー

フリーページ

カテゴリ

日記/記事の投稿

コメント新着

謎のドラマ作者@ Re:第242話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ Re:第4-490話 番号+1 番号振りがダブリました・・・ (^^|||
★ 謎のドラマ作者 ★@ 和恵よ。 和恵姉さん 「こういち! なんか言った?…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月

お気に入りブログ

もうひとつのBMW E4… non☆☆★さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X