カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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ゆうすけ 「スナーグのあの次元を超えた戦いぶり。大竹林寺の次元を超えた地上界との行き 来を思わせていた節があったからな。 もしや・・・とは思っていたが・・・。 まさか、おじいさんとは。。」 イルミナルディー[秘密結社]ミカール 「チュウラン殿はあの黄龍道の娘。 黄龍道は謀反を起こしたカルキ側に付いてお った。 だからわしは、チュウラン殿もカルキ側、黄龍道の意思を継いでいたと 思い込んでしまったのだ。 しかし、エル様の『探せ』とのご命令に従わなかった。 その時にわしが立場を明確にしておれば・・・ チュウラン殿、大変失礼を致しました。 攻め入った事、深くお詫び申し上げます。」 片膝姿勢で、深々と頭をチュウランに下げた。 [竹林総元帥]チュウラン 「スナーグ殿を思っての行動、もう忘れた。 捨て置け。」 ゆうすけ 「福ノ島で対面した時は、お互いに驚いたんじゃねぇか? そんなそぶりを見せずに、いい芝居してたな。 ミカール、防いで悪かったな。 その先の奥深い所を知らねーから。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「身なりを変えていた上 まさかここにいるとは思いもせぬ故、ミカールは気づきもせん。 ゆうすけ、よくぞ[剣]の秘密をあばき出した。 大したものだ。」 ゆうすけ 「この地球(ほし)の存続が掛かっていたからね。 そりゃ真剣に取り組むだろ。 それでもあの石碑が無かったら・・・、たどり着けていなかったさ・・・。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「こそばゆい話は終わったか? 脱獄者を匿(かくま)い、手助けした貴様らの罪は重い。」 ゆうすけ 「知らなかったら匿っていたことにはならないぜ。」 [近衛軍長]チーラン 「貴様が言えた言葉か!」 [近衛軍長 補佐]スウラン 「自分の私欲のため、おじい様の座を奪うために人質を取り、根も葉もない作り話 しで罪をなすりつけ、反抗できぬように罪人に祭り上げたくせに!」 [竹林総元帥]チュウラン 「カルキ、貴様の犯した罪の方が重罪と知れっ!」 エルニーニャ ( え・・・!? なんだって・・・? ) X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「貴様ら、このわしに何様のつもりだ! たかが罪人とその孫たちの遠吠えと恨み節、耳に入らぬわ。 貴様ら、反乱者としてまとめて始末してくれるっ!」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「わしが相手しよう、カルキ。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「ふん、今の兄じゃにはこのわしを倒す力を発揮できぬわ!」 リツコ 「兄じゃ?」 ゾルダ 「あ、兄貴だってよ・・・。」 クラウス総帥 「どこかの誰かさん達と同じ立場のようだ。」 ザウバー 「オレ達なら争った事は無い。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「兄弟だって・・・。」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「へっくしょん!」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「兄弟・・・」 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「あらま。」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「血縁者の 皇帝の座 争いだったとは・・・。」 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「始末悪いな おぃ・・・」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「スナーグ、さがってろ。 おいらがやる。」 こういちは向きを変え、カルキを睨み付けていた。 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「こういち、お前でも無理だ。」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「どうかな。 まず手始めに、あの着ぐるみを剥いでやるさ。 話ならその後だ。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「あの ☆★王位三宝武装具★☆ は誰も手を付けられぬ。」 ゆうすけ 「スナーグ、まぁ見てなって。 こういち曰く、無理と思うヤツには無理。 おれ達の本当の力、見せてやるよ。 ザウバー、ゾルダ、クラウス、陽江(ようこう)、まもなく出番だ。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「やれるものか。」 ゆうすけ 「『エル』のお蔭でね、 おれとこういちは、あの鎧と盾の弱点を、既に見抜いていると言ったら?」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「なんだと!」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「あぁ。 さておっさん、待たせたな。 まずは、その身に着けていると攻撃が出来ない邪魔なやつ、取り除いてやるよ。」 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「着てると攻撃が出来ない?」 リツコ 「言われてみれば・・・『エル』も今のカルキも身に着けてから、攻撃を一度も・・・。」 エルニーニャ 「くっ・・・」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「うぬ・・・。」 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「攻撃出来ないだと!」 ゾルダ 「そうなのか?」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「ほざけっ! 貴様ら如きではこの ☆★王位三宝武装具★☆ の相手にならんわ!」 一歩、一歩と前に歩み出すカルキ。 こういちが構えた! ゆうすけ 「チーラン、スウラン、利江ちゃんの所に。( うなづく二人 ) そして 西艶(さいえん)さん、出番♪ まずやつを濡らして欲しい。」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「あ、あぁ、わかった。 では。」 両手を広げる西艶 凌紀(さいえん りょうき)、その遊水術が再び始まった。 空から降雨というよりはまとまった海水が、カルキに降り注いだ! ざっぶぅぅぅぅん ゆうすけ 「スナーグ、使い手からすればそう言い切れるのか? おれとこういちの目には今までの出来事から外部からも守るが、中からも守られ てしまい外に飛び道具を発射出来ない。 それに行動も遅くなってるように映っ ている。 それでもあの[剣]を手にしていればそれで十分という防御特化の武具 なのさ。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「何をやっておる・・・。」 鎧と盾は、攻撃と判断しておらず降り注ぐ海水に無反応。 続いてこういちが、 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「タロっ」 タロ 『 GAO 』 素早く立ち上がり返答するタロ、そしてこういちが指差すカルキを睨み、 一瞬にして凍りつくカルキ! ゆうすけ 「 そして次っ 火を扱える人、出番だよ! ありったけの火力をぶつけてっ! 」 ザウバー 「きたぜ、いくぞっ!」 V ズバっ☆ V ゾルダ 「待ってたぜっ!」 V ズバっ☆ V クラウス総帥 「よし!」 V ズバっ☆ V 峨眉拳 棲 陽江(す ようこう) 「はいアル~!」 V ズバっ☆ V リツコ 「私も行くわ!」 V ズバっ☆ V 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「なれば私も。」 陳北家 北流伝承者(扱い) ヒュルツ・ザン・北都(ほくと) 「やつらに火力は劣るが。」 陳北家 北流伝承者 シュナイケル・シザー・北都(ほくと) 「いくか。」 VVV ズバっ☆ VVV -つづく- (名前を付けておらぬ・・・) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年09月11日 11時21分58秒
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