カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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スルスルスルζζζ スルスルスルζζζζζζ カルキが動いたっ! こういちの周りを波がうねうねとうねるような動きで包囲したカルキ、そして、 突然現れる拳、蹴り! 四方八方から次々とこういちを襲ったっ! シュッ シュシュっ ビュっ シュバっ シュッ ビュっ シュシュっ ビュっ シュっ シュシュっ それを1っ1っ しっかりと見極め、丁寧に交わすこういち! サッ彡 ササッ☆ サッ彡 サッ☆ サッ彡 サっ サッ彡サッ彡っ サッ彡 サッ ササッ彡っ 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「守れぬ時。 それが起きなきゃ・・・いいだけだっ!」 ズガっ★ 『うっ!』 ゆうすけ 「起きなきゃ、それはただの『机上の空論だ』って言えよ。」 ζζζスルスルスルζζζ スルスルスルζζζ||| 打撃を食らい動きを止めたカルキ。 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「驚く事じゃない。 一度体験してるからね。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「こ、小僧・・・。」 ~ ~ ~ クラウス総帥 「ん・・・?」 スポーツ刈りヘアーが、まるでパンチパーマのようにクルクル巻き姿に。 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「立場を考えなさい! あのカルキは私達が倒す。 その後、帝国を引率するのはあなたでしょ! 私の後輩で友人のチュウランの親戚らしいから、このまま黙って見守るなら あなたにも、あの『ラニ』って妹さんにも手を出さないわ。 ゆうすけの話を聞いてくれるという条件付きでね。」 エルニーニャ 「今は戦いの場だ! 私だけ助かろうなどと、甘い考えは無い!」 『エル』の前まで進み、歩を止めた和恵。 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「もう一度言うわ。 あなたは戦士じゃないの! 頭を失った帝国の人々が、好き放題に動き出すのをしっかりとまとめなければ いけない立場なのよ、あなたは!」 エルニーニャ 「皇帝はやられんっ! 葬られるのは、お前達の方だっ!」 『エル』は手を伸ばし、指を和恵に向けて! ピシューーーーーー========> が、 <ξξシュルリンξξ キーーン 手のひらを前に伸ばしていた和恵、 突然現れたバリヤにビームが上空に弾かれたの であった。 『くっ・・・』 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「無駄よ。 見ての通りあなた達の武器は、私には通用しない。 私たちはこの地球(ほし)を守りたいだけ。 こちらからあなた達に攻め入る事はしないわ。 だから、こちらにも干渉しないで頂戴。」 『エル』は両ひざから崩れ地面に付き、片手で体を支えた姿勢で、 エルニーニャ 「しかし木星を退かさなければ、今度は我々の生活に支障が出るんだ! 民衆を守りたい、その気持ちは我らも同じ。 木星を退かすと太陽系の惑星間の引力のバランスが崩れ、太陽系は崩壊。 どの道お前らの歴史はそれで終わるんだ。」 V ズバっ☆ V 突然現れたリツコ、一緒に連れられてきたのが、 ゆうすけ 「エル、木星を潰せばそうなる。 だがこの太陽系を救い、そしてお前達の願いも叶える方法をおれは知っている。」 エルニーニャ 「なんだと!」 リツコ 「つまり、私達は若王子のあなた達と争う理由が無くなるの。」 ゆうすけ 「どちら側も救う方法だ。 一緒になんとかしないか。」 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「だけど、あのカルキは別よ。」 ゆうすけ 「道理として、どう見ても犯罪者だ。住む場所が違ってもな。 それが因縁となっての戦い。 あっちは止められない・・・。」 ラニーニャ 「にいちゃん・・・。」 エルニーニャ 「どちらも・・・救うかよ・・・。」 ~ ~ ~ 動きを止めたカルキ。 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「驚く事じゃない。 一度体験してるからね。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「こ、小僧・・・。 なればっ!」 カルキが両手を広げて天に向かって突き上げた! すると、 \\┗┗ドォ┗┗ドォ┗┗ドォォーーン┛┛┛┛// こういちの足元から 半径500m 位の地面が地響きと共に持ち上がり始め、こういちは 空中に投げ出された! 続いてカルキが頭上で勢いよく手をクロスさせると、浮き上がった厚さ10m程の地面 が突然、空中に飛ばされたこういちを目がけて集合して来たっ! ∋∋∋∋ドドズン∋ \|/ ∈ズン ドスン∈∈∈∈ 1っの大きな塊になった時、カルキはクロスしていた両手を手套に変え、左右に素早 くしゃがみながら一気に広げたっ! <<--シャキン-->> すると塊となっていた土の塊に一筋のきらめきがあり、続いてゆっくりと上下に真っ 二つに割れたっ! さらに、 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「喰らえっ!」 ズッボーーーーン ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≫ >>> ズッボーーーーン ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≫ >>> 上下それぞれにデス・ファイヤー、デス・プレッシャーをブチかました! <ξξシュルリンξξ 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「まったく、無駄と何回言えばいいのかしら。」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「やつらのフィニッシュブローみたいなもんで、最後に良くブッ放してんだろうよ。 ブチ込む癖が付いてんじゃねぇのか。」 エルニーニャ 「くそぉ・・・」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「またか・・・。 スラッシュ・デス・カットさえ許さぬとは・・・。」 上下の密集した土砂は粉々に吹き飛び、跡形もなくなっていた。 だが、こういちを取り巻くバリヤだけが姿を残し、こういちの[気]で空中で浮遊 していた。 -つづく- (なんか気持ち悪りぃなぁ・・・) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年10月29日 15時15分12秒
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