カテゴリ:第四章 4-561 ~ 632 話
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X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「またか・・・。 スラッシュ・デス・カットさえ許さぬとは・・・。」 上下の密集した土砂は粉々に吹き飛び、跡形もなくなっていた。 だが、こういちを取り巻くバリヤだけが姿を残し、こういちの[気]で空中で浮遊 していた。 ゆっくりと地面に降り立つこういち。 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「学習しねぇやつだ。 あんた達の飛び道具は、おいらには通用しない!」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「こ、小僧・・・。」 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「小僧じゃない。」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「旧式単体風持ちがぁ!」 スルスルスルζζζ スルスルスルζζζζζζ 再びカルキが出た! 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「次は手抜き無しで行くよ。」 スルスルスルζζζ スルスルスルζζζζζζ X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「何が手抜き無しだぁ! 食らえぇぇっ!」 シュッ シュシュっ ビュっ シュバっ シュッ ビュっ シュシュっ ビュっ シュっ シュシュっ 何人もの手が繰り出したように見える攻撃! それを、 シュッ パシっ ズゴッ★ ==ズガっ★ カルキの右拳を右手の平で止め、左ひじのエルボーを脇腹に! その回転力のまま、一瞬で右ひじを真後ろのカルキのどてっ腹に深くえぐるようにぶ ち込む! 『ごほっ』 尚も拳を打ち続けるカルキに、しゃがむ様に避け、片手を地面に付けてからの顎へ の足蹴り! シュバっ タンッ ==ズボっ★ 更に、 シュッ シュシュっ パシッ☆ ==ズガっ★ シュバっ ガシッ☆ ==ズボっ★ カルキの繰り出す拳をいくつか避けた後、次に繰り出された拳を受け流さずに左手で 掴み、右の拳をカルキの顔面に叩き込んだこういちっ! さらに繰り出された蹴りも右手で掴んで離さずに、左手で太もも裏側に一撃! 顔面側から、そして太ももを突き抜けた衝撃の余波が、後ろの空気を震わせ地面とそ して攻撃が現れる異空間の窓と内部が猛烈に振動し、余波が大地を次々と広がり進ん でいく! X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「ぬぉっ!」 ζζζスルスルスルζζζ スルスルスルζζζ||| 動きが止まったカルキ。 だが、 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「こしゃくなぁぁっ!」 左手を伸ばし手首を立て、体を横にして右手を後方に肘を曲げ上方にかざしたカルキ! 目の前のこういちに向かい、次の瞬間! ジェット噴射のような、猛烈な火柱をこういちに見舞ったっ! ≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≫ >>> 陳南家 南流伝承者 南 こういち 「さっき言ったの、まだ学習してないのか?」 猛烈な火柱の中、 こういちの周りには見えない防御壁が囲い、カルキのデスファイヤーを見事なまでに 跳ね除けていた! 更にっ! 火柱を跳ね除け押し除け、カルキに軌道が見えない強烈な横蹴りだっ! 彡=====>ズゴっ★ カルキの背中から、一瞬で衝撃の余波が大地を走り抜けたっ! そしてカルキが吹っ飛んだっ! 『うぉぉーーー』 ドスン彡 彡彡彡彡ザザザザ・・・ 大地を転げ、引きずりながら止まった・・・。 蹴り抜いた姿勢を戻し、キツい目で睨み付けているこういち。 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「く、くぅぅ・・・ わしが、わしがここまで蹴り込まれて飛ばされるなど、若かりし時代以来だ・・・。 小僧ぉぉ・・・、このわしを本気で怒らせたなぁぁ! 」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「うぬっ」 X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン 「 ぬうぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 」 こういちの目付きが一段とキツくなる。 『 ぬうぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 』 天に向かって強烈な唸り声を発したカルキ、体の回りからオーラを発し、体の輪郭 がゆがんでいく程にっ! 陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵 「ま、またっ!」 陳南家 殺流伝承者 Ryuichi 「くぅっ・・・」 陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま) 「なんだ、このムカくそ悪い空気感は・・・」 陳西家 西流伝承者 西艶 凌紀(さいえん りょうき) 「うぬぅぅ・・・」 ゾルダ 「なんか気持ち悪りぃなぁ・・・」 『 うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 』 次第にカルキの体が筋肉モリモリになるのと同時に体付きが2回り程大きくなって いくっ! 『 うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 』 ボッ X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「あぁなると、もうヤツを止める事が出来ぬ。」 [近衛軍長]チーラン 「けど、相手する こういちだ。」 ついには、黄龍道、『エル』にも見受けた体付きと体型。 それは黄金の身体、筋肉隆々の肉体。更に輝きを増し、身体の輪郭の二周り大きく身 にまとった炎オーラ。 体から吹き出し、外周は金色にメラメラと輝き放っていた。 その中から、瞳の無い二つの吊り上がった目だけがブラックホールの如く黒く、鋭く こういちを見据えていた。 [近衛軍長 補佐]スウラン 「おじい様、見てるあるよろし。」 X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン 「あいつの実力は、宇宙一と言ってもいいのだぞ。」 [竹林総元帥]チュウラン 「ならそれに勝てば、こういちが宇宙一だ!」 -つづく- (小僧じゃない) ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。 また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。 ● 第一章 1 話 へ ● 第二章 TOP へ ● 第三章 TOP へ ● 第四章 TOP へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月02日 15時58分02秒
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